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お仕事
販売員に求められる接客マナーの基本
- 2011-02-13 (日)
- アパレルニュース
接客の基本が出来ていないために、お客様に不快な思いをさせてしまっている販売員は少なくありません。
もしも、アパレル業界で販売員として活躍したいと思うのなら、「接客の基本マナー」をきちんとマスターしておきましょう。
「接客の基本テクニック」は、誰もがすぐに実践できるほど簡単なものであり、主に3つの「態度」と7つの「接客用語」がポイントとなります。
<3つの「態度」>
(1)表情
(2)声のトーン(調子)
(3)お辞儀
特に意識して身につけてほしいのは“(3)お辞儀”です。
最近は普段の生活でお辞儀をする場面が少なくなり、お辞儀が不得意な方が増えてきています。
お辞儀にはそれぞれの状況に適した“角度”があり、主に、3度(会釈)・15度・30度・45度のお辞儀をTPOに合わせて適切に・臨機応変に実行できるようになりましょう。
<7つの「接客用語」>
(1)いらっしゃいませ
(2)かしこまりました
(3)申し訳ございません
(4)恐れいります
(5)少々お待ちくださいませ
(6)大変お待たせいたしました
(7)ありがとうございます
これら3つの「態度」と7つの「接客用語」の組み合わせを間違えると、お客様は不愉快な思いをしてしまいます。
たとえば、7つの接客用語をすべて同じ表情と声のトーン、お辞儀で使っている店員を想像してみてください。
とても無愛想で気持ちが籠っていないと感じますよね。
適切な時に適切な「態度」と「言葉」でお客様に接し、気持ちよく過ごしてもらうことを心がけましょう。
その積み重ねが、お得意様の獲得へとつながっていくのです。
アパレル業界の基礎知識 ~ディスプレーの基本~
- 2011-02-10 (木)
- アパレルニュース
毎日、洋服に接している販売員でも、お客様を引き寄せる魅力的なディスプレーをつくることは難しいようで、
「ディスプレーは大の苦手!」という人がけっこう多いです。
しかし、ディスプレーは基本をしっかりマスターすれば、それほど難しいものではありません。
今回は、“ここさえおさえれば大丈夫!”という基本テクニックを簡単に以下にまとめてみました。
ディスプレーに必要な基本テクニックは、「空間コーディネイト」と「カラーコーディネイト」の2つがポイントです。
「空間コーディネイト」ではディスプレー全体をコントロールし、「カラーコーディネイト」では細かな部分まで含めて見え方や印象をつくりあげていきます。
この2つのポイントをおさえるだけで、ずいぶん印象的なディスプレーをつくることができます。
基本に慣れてきたら、徐々にフォーミング(ピンやテグスを使ってマネキンのボディに動きを出すテクニック)など細かいテクニックを磨いていきましょう。
大切なのは、ディスプレーの目的はあくまで「消費者の入店意欲を促進すること」であると常に念頭に置いてディスプレーづくりを行うことです。
ただ“見た目がキレイ、鮮やかで人目を引くディスプレー=良いディスプレー”ではありません。
最終的に消費者を店内へ誘導する魅力がなければ成功したディスプレーとは言えないのです。
高度なテクニックばかりに走るのではなく、基本パターンをおさえたうえで消費者の立場に立ってみたときに“思わず入店したくなるディスプレー”となることを意識して取り組みましょう。
ちなみに、空間コーディネイトには大きく6つのパターンがあります。
それぞれの特徴を理解し、自店のイメージにあった構成パターンを実践しましょう。
(1)三角構成
最も基本的な構成パターンです。
三角形構成とはピラミッドのように真中が突き出ている構図で消費者の注目を集めやすくなります。
ベーシックやコンサバティブな商品に適しています。
(2)リピート構成
同じディスプレーを繰り返す構成パターンです。
(例えば同じデザインだけど色違いのワンピースを連続ディスプレーするなど。
)リズム感があり、遠くからでもよく目立ちます。
色やデザインのバリエーションを訴求するのに適しています。
(3)対称構成
左右対称の構成パターンです。
荘厳で落ち着いた感じを演出し、クラッシックやフォーマルな商品に適しています。
(4)非対称構成
左右のバランスを崩した構成パターンです。
アクティブで斬新な感じがします。
カジュアルやアグレッシブな商品に適しています。
(5)集中構成
商品を一か所に集中させた構成パターンです。
視線が集中するので、商品そのものの特徴や質感などをアピールしたいときに適しています。
スポットライトを利用するとより効果的です。
(6)拡散構成
フレームからはみ出たような構成パターンで、スケール感を感じさせます。
スポーツアイテムやブランドの世界観を訴求するのに適しています。
アパレル業界に入りたい! 履歴書&面接のポイント
- 2011-02-06 (日)
- アパレルニュース
アパレル業界の志望動機には、どういったものが多いのでしょうか。
「服が好き」「ファッジョン全般に興味はある」「好きなブランドに憧れる」といった理由がやはり一番多いようです。
しかしながら、ただ服が好き、ブランドが好きというだけでは、常に就職希望者の多い業界の激しい競争下において、念願のアパレル企業へ見事に就職できる可能性はかなり低いでしょう。
就職活動に際し履歴書を作成するにあたって書くべきポイントはいくつかあります。
中でも最も重要なのが“自己PR”と“志望動機”です。
自己PRというのは、自分自身について、今まで行ってきたことや自分の得意なこと・不得意なことなどを見つめ直し、会社に入ったら自分がどのように役立つことができるかをアピールするためのものです。
自分自身の価値観や考え方、 ファッションに対するセンスなども上手にアピールできるようにしたいところです。
アパレル企業の面接では、ファッションセンスを見極めるために面接時に私服で来るよう指定することも多く、どんなに履歴書で繕っていても、あなたのセンスは一目ですぐにわかってしまうでしょう。
私服の指定がなくスーツを着ていく場合でも、いかにもリクルートスーツといったものは避けられているようで、そうした点はこの業界ならではの特徴といえるでしょう。
自己PR以上に重要なのが“志望動機”です。
志望動機では、これから自分が何をしていきたいのか、アパレル業界に関心を持った理由から今後どのように企業と社会に貢献していくつもりかなど「働く」ことへの本質的な考えが問われます。
アパレル業界では各ブランドによってイメージの相違が顕著です。
たとえどんなに優秀な人材でも、会社側の求める方向性やブランドイメージと合致していなければ、採用は難しくなるといえるでしょう。
志望動機は、そのような方向性やイメージが会社と合っているかどうかを見極めるためのものでもあり、なぜ幅広いアパレル業界でこのブランドがいいのか、この会社を希望するのかといった点や自分の貢献しうる部分などをしっかりアピールできなければ、採用への道は難しいかもしれません。
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