テクニック - “憧れのファッション・アパレル業界で働く♪”~シーエーセールススタッフ~

ホーム > タグ > テクニック

テクニック

アパレル接客術 ~フィッティングルーム~

フィッティングルーム(試着室)での接客は非常に大切です。

お客様が試着に踏み切った=その商品に興味があるということになりますので、販売員として何もしないままボーっとしている訳には行きません。

「買っちゃおうかな・・」という気になっているお客様に対して、絶妙なタイミングで販売員からちょっとした声掛けがあると、購入へと結びつく可能性が高くなります。
試着されるお客様の中には、当然、販売員が声を掛けてくるだろうと思っていらっしゃる方もおり、販売員から試着した服についての情報を知りたいとも思っているケースも多いのです。お客様が気になっている商品について有効な情報を的確にお伝えすることで、購入していただける可能性はかなり高くなりますし、場合によっては他の商品を一緒に購入していただけるかもしれません。

<フィッティングルームでの接客方法に関するポイントとは??>
「試着をしたいのだけれど・・」と自ら言ってきてくださるお客様は、その商品の購入をほぼ決めている可能性が高く、サイズや色などを確認したいから試着される場合が多いです。一方、商品をじーっと見てその場から離れないお客様は、興味はあるけれど購入を躊躇している場合が多いので、このようなお客様にこそ商品を試着していただき、そのアピールポイントをお伝えすることが大切です。

また、悩んでいるお客様をフィッティングルームへお誘いする時も大切なポイントです。声掛けのタイミングは、お客様が商品を広げたり、同じ商品をある程度長く見ている時が良いでしょう。

お客様が試着をされたからといって、押し売りのような接客をしてしまう販売員を見かけますが、これは絶対にNGです。押し売りと感じられてしまうと、商品への興味が薄れるどころかお店にも来てもらえなくなるかもしれません。
押し売りにならない程度にフレンドリーに接するよう心がけましょう。

アパレル業界マメ知識 ~繊維の性質を知って、お客様の質問に応えよう!~

販売として売り場に出ている際、お客様から衣服に関する質問を受けることはよくありますよね。特に衣服の「繊維」に関わるお問い合わせは多く、例えば「この服、縮まない?」「色落ちしない?」「色移りしない?」などと尋ねられたことのある販売員さんはたくさんいらっしゃると思います。
そこで、今回はアパレル業界でメジャーな「繊維」の性質ついて、お客様のお問い合わせ内容などと一緒にご紹介します。

<お客様のお問い合わせ内容ベスト5&該当する繊維>
1「水洗いで縮む?」     ・・綿(コットン)、毛(ウール)、レーヨン、
2「シワになりやすい?」 ・・綿(コットン)、麻、レーヨン
3「毛玉になりやすい?」 ・・毛(ウール)、アクリル
4「色落ちしやすい?」     ・・麻
5「他のものの色、汚れがつきやすい?」⇒ポリエステル、アクリル

<注意しておきたい性質をもつ繊維>
○日焼けしやすい(白物)・・毛(ウール)、絹(シルク)、ナイロン
○アルカリに弱い    ・・毛(ウール)、絹(シルク)、アセテート
○塩素系漂白剤に弱い    ・・ポリウレタン
○水でシミになりやすい    ・・絹(シルク)
○静電気が起こりやすい    ・・アセテート、トリアセテート、ポリエステル

<セールスポイントになる性質をもつ繊維>
○強くて丈夫    ・・綿(コットン)、麻、ポリエステル、ナイロン
○吸水性がよい    ・・綿(コットン)、麻、毛(ウール)、絹(シルク)、レーヨン
○熱に強い    ・・綿(コットン)、ポリエステル
○保温性がよい    ・・毛(ウール)、絹(シルク)、アクリル
○軽い        ・・アセテート、トリアセテート、プロミックス、ポリエステル
○光沢がある    ・・絹(シルク)、キュプラ、アセテート
○シワになりにくい ・・毛(ウール)、ポリエステル、ナイロン
○しなやかさがある ・・絹(シルク)、レーヨン
○プリーツ性がよい ・・アセテート、トリアセテート、ポリエステル、ナイロン
○日光に強い      ・・キュプラ、ポリエステル、アクリル

アパレル販売員のコツ ~お客様に合わせて言葉をチョイス~

幅広い年代層が訪れる百貨店では、出店するアパレルブランドの幅も広く、ヤングブランドや キャリアブランド、ミセスブランドからシニアブランドまで様々です。
ブランドコンセプトの 年齢層ごとにフロアーの構成も分かれてはいますが、年代がかなり上のお客様がヤングやキャリアを購入されることはよくあることです。
特に週末や連休中は、遠方からいらっしゃる50代、60代の方がヤングやキャリアを購入されていたり、華奢なお客様ではミセスブランドだとサイズが大きすぎて合わないのでヤングやキャリアで買って行かれたりします。

そのような場合、販売員として接客する際に特に気をつけてほしいことは、「どなたでも、どの年代の方でも理解できる言葉を使う」ということです。
たとえば、年配で地方からいらっしゃったと思われるお客様に対して「このボトムはストレッチ加工されていますので、ラインがとても綺麗です。
」と説明してみたら、「???」とお客様が固まってしまった・・ということもしばしば。
横文字を羅列すればいいというわけではありませんし、私達にとって常識語と化している言葉が、すべてお客様に理解されると思ったら大間違いであり、そうした思い込みは非常に危険です。

お客様によっては、良い意味で「言葉を選ぶ」気配りが販売員には求められます。
販売員の言っていることがよく分からなければお客様の気分も良くありませんし、もしかしたら購入しようとしていた気持ちが一気に冷めてしまいかねません。
先ほどの例を分かりやすく言い換えれば「このパンツは伸縮素材ですので、形が綺麗です。
」といったところでしょうか。
日頃から、横文字の多いアパレル用語を分かりやすい日本語で説明できることも、販売員に求められる技術の一つです。

ホーム > タグ > テクニック

ページ
QRコード
シーエーセールススタッフQRコード

☆モバイルはこちら☆

.

ページのトップに戻る