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テキスタイルメーカーからスタートした紳士服ブランド「エルメネジルド ゼニア」

「エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zguna)」は紳士服を中心に発表するファッションブランドで、テキスタイルの他イタリアを代表する世界的にも知名度の高いブランドなので、ご紹介させて頂きます。

同ブランドは19世紀の後半、アンジェロ・ゼニアが羊毛を使った製織(セイショク)を始めたのが始まりとなり、1892年に誕生した末息子エルメネジルド・ゼニアが1910年に服地工場を設立、自身の名前を冠した「エルメネジルド・ゼニア社」がスタートしました。

テキスタイルメーカーとしてスタートした同社は、1930年代に毛織物の生産をはじめ38年にはアメリカへの輸出もスタート。紳士服の服地として評価や知名度が高まり、わずか2年後には世界40ヶ国以上で販売されるようになりました。

1960年代に入ると、創業者エルメネジルド・ゼニアが「アンジェロ」「アルド」二人の息子に事業の引継ぎを行います。

1968年にイタリア・ノヴァラに工場を作り、コート・スーツ・ジャケットやパンツのコレクションの生産に取り掛かり事業は大きく成功。海外への事業拡大、スポーツウェアやアクセサリーの製品展開など経営多角化に取り組み、1972年にはパターンオーダーの事業も始めました。

1980年代には、ミラノとパリに初となる単独ブランドショップをオープンさせ紳士服ブランドとして本格的に稼動。テキスタイルメーカー・紳士服ブランドとしても大きく成長、1990年代の終わりにはアパレルからアクセサリーまでを総合展開するグローバル・ラグジュアリー・ブランドになりました。

2009年には日本初となる東京・新宿グローバルストアをオープン。2010年にはエルメネジルド・ゼニア初となるオンラインストアもオープンし、精力的に店舗拡大を続けています。

2013年現在は、世界80ヶ国以上の地域に555店舗を展開し、うち311店舗は直営店となっています。

日本でもエルメネジルド・ゼニアの服地を使ったオーダースーツやレディーススーツを作る代理店があります。

知っておきたいファッション用語「フォーマル」

「フォーマル」はフォーマルウェアの略で、カジュアルの対義語として使われ「公式、形式、正式、儀礼」などキッチリとした催しなどで身につける衣服、格式のある礼服の総称がフォーマルと言っても良いでしょう。

冠婚葬祭など公的な場所で着る服となり「モースト・フォーマル・ウェア(正礼装)」「セミ・フォーマル(準礼装)」「インフォーマル・ウェア(略礼装)」の3つに分かれています。日本では以前和装が普通でしたが、明治の時代に洋装を取り入れたことがきっかけとなり広く普及しました。前述した通りフォーマルには様々な種類があり、男性のフォーマルは以下が一例です。

「モーニング・コート」……公式行事などに着られるスーツで、上着が黒にたいして縦じまグレーのスラックスをあわせます。内閣などの集合写真撮影で着られるものです。

「ブラック・スーツ」……日本で一般的に着られる大衆礼服と呼ばれるフォーマルウェアで、冠婚葬祭に活躍します。

「ダーク・スーツ」……濃紺やグレーのベーシックなスーツ。日本ではビジネスシーンなどで着用されますが、冠婚葬祭にも使えます。

「燕尾服」……背中の裾が二股に割れた、別名テイルコート。オーケストラの指揮者をイメージするとわかりやすいでしょう。

「タキシード」……披露宴やパーティーで着られるコート。夜の正礼装(モースト・フォーマル・ウェア)として何処でも着られます。

対して、女性のフォーマルウェアは以下の通り。

「イブニングドレス」……ロング丈のドレスとなり披露宴などでよく着られる夜の正装。

「カクテルドレス」……袖ありのロングドレスや、ロングスカート。披露宴や二次会で着られる夜の略装。

「アフタヌーンドレス」……光沢の無い生地を使った袖付きワンピース、またはスーツを着用する昼の正装。昼の場合はスカートをロング丈にしない程度。

基本昼は生地が光らない素材のもの、夜は生地が光る光沢のあるものを選ぶのがポイントです。和服は格によって上下が明確ですが、洋装の場合に格はあまり関係ないようです。女性はネックレスやイヤリングなどを身につけることで雰囲気が変わります。紹介したのは一部ですが、自分の立場やシーンによって装いが変わるのがフォーマルの特徴です。

知っておきたいファッション用語「ロリータ」

「ロリータ(Lolita)」という言葉は、アメリカの作家でもあるウラジミール・ナボコフが書いた小説「美少女ロリータ」からきています。今回紹介する「ロリータファッション」は、上記小説の美少女が持つ言動や容姿、可愛らしさやあどけなさ、美しさをとりいれ日本独自に発達したファッションです。

「ヨーロッパ的な少女」をモチーフとしており、少女の要素にバロックやヴィクトリアンなどの時代背景を取り入れ、そこに日本独自の表現を追加。2000年代頃に首都圏に登場し、映画「下妻物語」で全国に存在が知られました。

ロリータファッションのコーディネートは、白・ピンクなどの淡く柔らかい色を基調とし、フリルやレースをあしらった中世のお姫様・お嬢様をイメージさせるデザインが基本となっています。装いとしては、ジャンパースカートに丸襟のブラウスを合わせ、スカート下にパニエ・ドロワーズを着用するのが定番コーデとなり「不思議の国のアリス」をイメージすると分りやすいでしょう。それに合わせヘアスタイルも前髪そろえて切りストレートヘアにするのが人気です。ほかにも縦巻きロールや三つ編みが定番ですが、好みやスタイルによって大きく分かれます。

またロリータには以下のようにグループ分けができます。

「甘ロリ」……全体的にお菓子の様な甘い雰囲気を持つロリータファッション。ほかにも服の基調色によって白・黒ロリとありますが甘ロリに分類される模様。

「クラロリ(クラシカルロリータ)」……昔の貴族の少女を思わせる上品でアンティークなコーディネートを行うロリータファッション。

「ゴスロリ」……暗い色、ダークカラーを基調とした西洋貴族の少女や悪魔、吸血鬼などを思わせるコーディネート。ただし黒ロリは「ゴシック」要素が入らないので甘ロリに分類されるみたいです。

大きく3つに系統を別けて紹介しましたが、現在はロリータファッション専門のブランドも登場しスタイルに幅が出て、個人のファッションの好みによっても違いがあるため一括りに分類するのは難しいのが現状です。年齢層に関しては高校生以上からファッションを始める人が多く、どの年齢層であっても「少女」にまとまるコーディネートが必須となっています。

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