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ラグジュアリーブランド
アパレル業界の面接におけるヘアメイクについて③
- 2016-05-25 (水)
- ブランド紹介
前回の記事の続きになります。
インポートブランドやコレクションなど、ラグジュアリーブランドでは、男性は清潔感を第一に考え、キッチリとセットした落ち着いた印象のヘアスタイルで信頼感の持てるような雰囲気を作れると良いでしょう。
また、女性も同じく清潔感を大切にして、髪はお辞儀をした時に顔にかからないような、まとめ髪にするのが好印象だといえます。
メイクに関しては、眉毛をしっかりと書いて、派手すぎないリップを塗るなど、決して地味顔にならないように華やかな雰囲気を意識すると良いでしょう。
ただ、トゥーマッチなヘアスタイルや、明るい茶髪や派手すぎるカラーリング、濃すぎるメイクは絶対にNG。
例えば極端なツーブロックなど、普段はお洒落とされるヘアスタイルでも、ラグジュアリーブランドではNGとされてしまう場合があります。
また、清潔感の感じられない派手なメイク(赤いリップや、濃いチーク、アイメイクなど)派手なカラーリングもラグジュアリーブランドには不向きだといえるでしょう。
また、男性に特に気を付けてほしいポイントとして、寝癖が付いたままの髪やボサボサの髪で面接を行わないようにしましょう。髪はしっかりとまとめ、普段は確認しないような髪の後頭部のヘアスタイルにも気を配ることを忘れないようにしてください。
リボンメーカーから総合ブランドとして成長した「バリー(bally)」
- 2014-02-07 (金)
- ブランド紹介
「バリー(bally)」は、1851年にカール・フランツ・バリーが弟と共に創業した総合ブランドです。
バリーはスイスのシエネレベルトで創業し、元々ゴム製のリボンやサスペンダーといったものを中心に製造するメーカーでしたが、カール・フランツ・バリーは、出張で行ったパリジェンヌの婦人靴に触発され、自身で靴の開発を始めます。そして「Bally&Co」という会社を設立し、ファッションの世界に入りました。
会社を設立後に靴を生産するため、スチームをはじめ様々な機器を取り入れて生産ラインを整え規模を大きく広げていきます。
この間世代交代を繰り返し、1950年代には創業者の孫にあたるマックス・バリーによって、バリー最高峰とも言われるシューズ「スクリーブ」が誕生します。
このシューズは革新的と言われ、履き込めば履きこむほどに自分の足にフィットする、ゴムとコルクを混ぜ合わせたフットベット「コルクフィラー」を使用した快適なシューズとして高い評価を得ます。そして2010年の秋冬のシーズンにはオーダーメイドもスタートしています。
1960年代にはNASAより依頼を受け、宇宙靴のデザインを行い、実際にアポロ11号で使用された実績も残しています。
1970年代にはアメリカやイギリスの機器を揃え、製造ラインの効率化に成功。80年代初頭には、洗練された品質とデザインを誇るバリーは高級シューズメーカーとして地位を確立し、世界最古のラグジュアリーブランドとしても評価されました。
シューズメーカーとして知られていたバリーですが、1976年にはファッションのほかレザー関連のアクセサリーを作るブランドを設立。
2001年には本格的に総合ファッションブランドとして歩み始めます。この際ファッションコンセプトとしたのが都会的なイメージを持たせた「最上の最高の日常着」。現在もプレタポルテやその他のコレクションでも、このテーマを最前に置き、バリーの伝統も守りながら、メンズ・ウィメンズ共にデザインを生み出しています。
テキスタイルメーカーからスタートした紳士服ブランド「エルメネジルド ゼニア」
- 2014-01-31 (金)
- ブランド紹介
「エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zguna)」は紳士服を中心に発表するファッションブランドで、テキスタイルの他イタリアを代表する世界的にも知名度の高いブランドなので、ご紹介させて頂きます。
同ブランドは19世紀の後半、アンジェロ・ゼニアが羊毛を使った製織(セイショク)を始めたのが始まりとなり、1892年に誕生した末息子エルメネジルド・ゼニアが1910年に服地工場を設立、自身の名前を冠した「エルメネジルド・ゼニア社」がスタートしました。
テキスタイルメーカーとしてスタートした同社は、1930年代に毛織物の生産をはじめ38年にはアメリカへの輸出もスタート。紳士服の服地として評価や知名度が高まり、わずか2年後には世界40ヶ国以上で販売されるようになりました。
1960年代に入ると、創業者エルメネジルド・ゼニアが「アンジェロ」「アルド」二人の息子に事業の引継ぎを行います。
1968年にイタリア・ノヴァラに工場を作り、コート・スーツ・ジャケットやパンツのコレクションの生産に取り掛かり事業は大きく成功。海外への事業拡大、スポーツウェアやアクセサリーの製品展開など経営多角化に取り組み、1972年にはパターンオーダーの事業も始めました。
1980年代には、ミラノとパリに初となる単独ブランドショップをオープンさせ紳士服ブランドとして本格的に稼動。テキスタイルメーカー・紳士服ブランドとしても大きく成長、1990年代の終わりにはアパレルからアクセサリーまでを総合展開するグローバル・ラグジュアリー・ブランドになりました。
2009年には日本初となる東京・新宿グローバルストアをオープン。2010年にはエルメネジルド・ゼニア初となるオンラインストアもオープンし、精力的に店舗拡大を続けています。
2013年現在は、世界80ヶ国以上の地域に555店舗を展開し、うち311店舗は直営店となっています。
日本でもエルメネジルド・ゼニアの服地を使ったオーダースーツやレディーススーツを作る代理店があります。
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