- 2014-02-07 (金) 15:00
- ブランド紹介
「バリー(bally)」は、1851年にカール・フランツ・バリーが弟と共に創業した総合ブランドです。
バリーはスイスのシエネレベルトで創業し、元々ゴム製のリボンやサスペンダーといったものを中心に製造するメーカーでしたが、カール・フランツ・バリーは、出張で行ったパリジェンヌの婦人靴に触発され、自身で靴の開発を始めます。そして「Bally&Co」という会社を設立し、ファッションの世界に入りました。
会社を設立後に靴を生産するため、スチームをはじめ様々な機器を取り入れて生産ラインを整え規模を大きく広げていきます。
この間世代交代を繰り返し、1950年代には創業者の孫にあたるマックス・バリーによって、バリー最高峰とも言われるシューズ「スクリーブ」が誕生します。
このシューズは革新的と言われ、履き込めば履きこむほどに自分の足にフィットする、ゴムとコルクを混ぜ合わせたフットベット「コルクフィラー」を使用した快適なシューズとして高い評価を得ます。そして2010年の秋冬のシーズンにはオーダーメイドもスタートしています。
1960年代にはNASAより依頼を受け、宇宙靴のデザインを行い、実際にアポロ11号で使用された実績も残しています。
1970年代にはアメリカやイギリスの機器を揃え、製造ラインの効率化に成功。80年代初頭には、洗練された品質とデザインを誇るバリーは高級シューズメーカーとして地位を確立し、世界最古のラグジュアリーブランドとしても評価されました。
シューズメーカーとして知られていたバリーですが、1976年にはファッションのほかレザー関連のアクセサリーを作るブランドを設立。
2001年には本格的に総合ファッションブランドとして歩み始めます。この際ファッションコンセプトとしたのが都会的なイメージを持たせた「最上の最高の日常着」。現在もプレタポルテやその他のコレクションでも、このテーマを最前に置き、バリーの伝統も守りながら、メンズ・ウィメンズ共にデザインを生み出しています。
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