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転職コンサルタント~虎の巻~ のアーカイブ
アパレル業界の商品知識(1)―「レディス」について―
- 2011-09-08 (木)
- 転職コンサルタント~虎の巻~
アパレルは、「レディス」「メンズ」「ベビー・子供服」の3つのカテゴリに大きく分類することができます。
今回は、3つの中で最も売上規模の大きい「レディス」について詳しく見ていきましょう。
・レディス
アパレルの中でも最も売上が多く主力である「レディス」は、主に10代をターゲットにした若者向けの「ヤング」と、OL世代中心の「キャリア」、中高年世代を中心とした「ミセス」に細分化されます。それぞれの特長は次のとおりです。
(ヤング)・・百貨店よりも、ファッションビルや専門店街などへの出店が多いのが特徴。
とにかく流行の移り変わりが早く、シーズンが終ると在庫処分セールとして半額以下で売ることもしばしば。
ヤングファッションに関わるデザイナーやMDは、ファッションのみならず音楽など若者の流行をいちはやく掴むことが重要と言えます。
流行を読みヒットすれば、いきなり人気ブランドやショップに急成長できることもあります。
ヤングファッションは渋谷109を発信地とし、東京だけでなく各地に広がりつつあります。
(キャリア・ミセス)・・仕事をもつ女性、大人の女性を主なターゲットとしており、キャリア・ミセスのデザインは、ヤングと比較するとスーツやフォーマルの割合が多いです。
流行の移り変わりも緩やかと言えるでしょう。
キャリア・ミセスは、アパレルの中で売上に占める割合が最も高く、ワールドやオンワードといった総合アパレルが強みを持っています。
取り扱いは百貨店が中心であり、他にショッピングセンターや専門店街にも多数進出しています。
求人の割合は、女性が圧倒的に多いですが、マネージャーや営業職など職種によっては男性を優先して募集しているものもあります。
アパレル業界「商品企画」のお仕事に就くには!?
- 2011-09-05 (月)
- 転職コンサルタント~虎の巻~
アパレル業界に就職もしくは転職を考えている人の中には、「将来的には商品企画に携わっていきたい。」と考えているケースがよく見受けられます。
「商品企画のお仕事」とはどんな内容なのでしょうか?
ある有名ブランドを展開するアパレルメーカーの求人内容を参考に、詳しく見てみましょう。
<お仕事内容>
当社の商品企画部では、チームごとに分かれて商品企画や提案を行っていきます。
具体的には主に、
・売上の確認
・人気商品(ランキング)の確認
・市場動向や店舗状況の把握
・新規企画の提案
・商談(サンプルチェック)
・新商品の提案
などを行い、お取引様やお客様により良い商品を提供できるよう、できるだけ多くの企画案を進められるよう努めています。
<求める人物>
商品企画に携わる場合、常にアンテナを張っていること・誰よりもトレンドに敏感であることがとても大切な要素だと思います。
商品が出来上がるまでは、サンプルチェックなど地道な作業の積み重ねです。
一見、商品企画の華やかさに惹かれて志望される方はたくさんいますが、一つの作業にコツコツと取り組める辛抱強さを持っていたり、そうした努力を重ねて商品を完成することに喜びを感じられることが、何よりも商品企画の職種に求められるでしょう。
実際に商品企画部で働いている先輩の声は非常に参考になりますね。
商品企画で提案する内容は他にも、「来年、再来年は何が売れるか」「どれだけ売るか」「価格はいくらにするか」「商品ラインアップをどうするか」などさまざま。
業界経験の無い新卒の方が、いきなりこの職種に就ける可能性はかなり困難・・ですが、中には新人を育てようとしている企業もありますので、そうした企業や求人選びが大切と言えます。
アパレル転職事情 ―退職するときのマナーとポイント―
- 2011-09-02 (金)
- 転職コンサルタント~虎の巻~
転職を考えている方の志望理由は様々です。
どのような理由であるにせよ、勤めていた会社を退社して新しい企業に転職をするのであれば、円満退職を心がけることは社会人としての絶対的なマナーです。
腹の立つ同僚や上司に対する不満、仕事内容や企業風土に対する不満などが積み重なって転職に至った方もいるかもしれません。
ずっと自分の中に抑えていた感情をぶちまけるのは気持ちの良いことかもしれませんが、長い目で見るとやはり損をする可能性が高いでしょう。
退職をする時にこそ、「発つ鳥、後を濁さず」の精神で、揉め事は絶対に避けることが賢明です。
また、退職し会社が変わるからといって人間関係まで切ってしまうのはとても損です。
それまで構築した人的ネットワークは、いつ・どのような形で強力な味方になってくれるか分からないものです。
アパレル業界は広い業界のようで狭い世界であり、同業他社へ転職したあとで辞めた会社が急に取引先になるケースがしばしば散見されます。
また、アパレル業界で働く人々の中には、将来的に独立することを視野に入れている人が多く、実際に独立している割合は他業種に比べて高いと言えます。
もしも、「いつかアパレル業界でフリーになりたい。」と考えているのであれば、人とのつながり・人脈は大切にしていくべきでしょう。
退職には主に2種類あり、「自己都合による退職」と「会社都合による退職」があります。
自己都合とは、その言葉どおり自身の判断で会社を退職する場合を指します。
一方、会社都合には2パターンあり、「会社の業績不振や倒産による退職」と「勤務態度不良や勤務成績不良による解雇に当たる処遇」です。
特に、勤務態度不良などによる退職の場合は転職活動にも大きく影響してきますので、注意が必要です。
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