転職コンサルタント~虎の巻~ のアーカイブ - “憧れのファッション・アパレル業界で働く♪”~シーエーセールススタッフ~

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アパレル業界マメ知識 ~流行ファッションはこうしてつくる!~

「流行ファッション」と聞くと、口コミなどで自然と広がった人気のファッションをイメージする方が多いと思います。確かに、自然発生的に生まれる流行ファッションもありますが、たいていの場合はファッション業界が一致団結し、意図的につくっているものです。

どのように“流行をつくり上げる”のかと言うと、ファッション業界では毎年、「今年はこの色を流行色にしよう」「今年はドット柄を流行らせよう」などと決めた上で、その年に販売する商品を企画・作成して市場に売り出します。このように、流行させる要素を細かく定義した上で、その定義に沿ったファッションアイテムをつくり上げ、世間にアピールすることでお客様へ商品を販売しやすくするというメリットを生みだしています。綿密な調査やプロの知識・経験を活かし協議することで、たいていの場合は業界の狙いどおりの流行ファッションをつくり上げることができますが、時には流行させようとしたものが売れない場合もあります。

流行をつくることに失敗してしまうと、大量に売れ残った在庫をショップや企業が抱えることになってしまいます。新しい流行をつくり続けることは非常に難しいことですので、過去に流行したものに多少の工夫を凝らし、何度も使い回して流行にしていることはよく見かける光景です。昔の流行ファッションが、最近になって復活するというのはこのような理由からなんですね。

数々のファッション雑誌やインターネット、TV番組、ケータイ情報など、様々なツールを介して誰もが簡単に最新のおすすめファッション情報を知ることが可能となりました。年齢や性別を問わず流行ファッションを「知りたい」「取り入れたい」という昨今の風潮を受け、プロのモデル以上に流行ファッションの発信力があると見込まれ重宝されているのが“読者モデル(通称、読モ)”などの一般人モデルです。読者モデルなどはプロのモデルにくらべ身近な存在であるため親しみやすく、多くの人にとって「自分でも真似できそうなお手本」として参考にされやすい傾向があります。

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アパレル業界マメ知識 ~営業職として転職するポイント~

アパレル業界における営業職の求人は、年間を通じてあまり大きく変動しません。

通年ベースで考えると、年度末の3月、新年度の4月、半期〆切の9月・10月あたりが微増するくらいでしょう。(ゆえに8月、12月は求人そのものが減ります。)たいていの企業では他の職種に比べ選考期間を短く行うところが多いですが、外資系企業の場合は選考回数が国内企業の倍以上であるケースがよく見られます。

営業職の選考では、主に書類選考と面接が行われます。履歴書や職務経歴書の内容や、  口頭面接において、いかに自分の実績や強みを表現できるかが採用の決め手となるでしょう。営業職は専門職とは異なり実技や課題提出がないため、過去の実績を具体的に表すには「得意先企業を〇件かかえていた」「売り込んだ商品はいくら」「売り上げ成績は年間いくら」というように数値を用いることでしか表現できません。

具体的な数字を用いず、たとえば「多くのお得意様に、様々な商品を売り込んで営業成績も良いほうでした。」などとアピールしたところで第三者にとっては客観的に判断できうる内容とは言えず、説得力に欠けてしまいます。明確な数字を用いて、分かりやすく自分をアピールする姿勢が大切だということを頭に入れておいてほしいです。

また、営業職に最も求められるスキルは「コミュニケーション能力があり、商品を売ることができること」ですので、転職試験において何よりも自分自身を売り込むことのできる表現力を意識しましょう。採用担当者に「この人は“アピールする方法”をよく分かっている。これなら当社の商品もうまく売り込んでいけるだろう。」と思わせるのです。

営業力のある人材は、扱う商品が異なっても実績を築けるものであり、その根底に必要とされるスキルは、数値に対するコミットメントの強さ、適応能力、コミュニケーション能力、課題の認識・解決・提案力などです。もしも前職が営業で、経験を5年以上積んでいるのであれば、マネジメント経験の有無が重要なスキルとなってきます。

ちなみに、採用担当者は求職者の経歴にブランクの時期があることを嫌う傾向が強いので、できる限り現職に就いたまま転職活動を頑張るようお勧めします。

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アパレル業界内での転職事情

終身雇用が当たり前でなくなった昨今では、転職の道を選ぶ人が増えてきました。

勤めていた会社を自主的に辞める人、倒産やリストラにより転職せざるを得ない人など、転職を決める理由は様々です。

アパレル業界においても、転職はもはや普通のこととして受け入れられる風潮になっており、アパレル企業を辞めた人の半数以上は再びアパレル関係の仕事に転職しています。

その第一の理由は、それまでの経験が生かせることが強みとなるからです。業界に慣れているゆえに仕事にも就きやすく、採用する企業の多くは、アパレル業界の出身者を優先して採用することが多いようです。

会社の決まりごとや事務処理の方法など、細かな規則については入社後に慣れなければなりませんが、アパレルに関する実務や業務で使う専門用語などはほぼ同じであり経験者はすんなりと入ることができるため、アパレル企業間の転職は活発化しています。例えばメンズのスーツメーカーからベビー服メーカーへ転職したり、ネクタイの専門会社へ転職するなど、同じアパレル業界内での違う職種への転職も増えています。

アパレル企業の中には財務体質が健全とは言えないところも多く、倒産する会社や倒産寸前の会社があります。そのような企業で働いている社員がライバル社に目をつけ、そちらへ転職するケースはよく見かけます。これは特に前職が営業職の場合に多く見られ、例えばメンズのアウターメーカーから他のメンズのアウターメーカーへ転職することもあります。同業出身の営業職は即戦力になりますし、それまで築き上げた得意先とのネットワークが丸ごと自社に入ってくるという理由から採用されやすいようです。

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