転職コンサルタント~虎の巻~ のアーカイブ - “憧れのファッション・アパレル業界で働く♪”~シーエーセールススタッフ~

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アパレル接客術 ~フィッティングルーム~

フィッティングルーム(試着室)での接客は非常に大切です。

お客様が試着に踏み切った=その商品に興味があるということになりますので、販売員として何もしないままボーっとしている訳には行きません。

「買っちゃおうかな・・」という気になっているお客様に対して、絶妙なタイミングで販売員からちょっとした声掛けがあると、購入へと結びつく可能性が高くなります。
試着されるお客様の中には、当然、販売員が声を掛けてくるだろうと思っていらっしゃる方もおり、販売員から試着した服についての情報を知りたいとも思っているケースも多いのです。お客様が気になっている商品について有効な情報を的確にお伝えすることで、購入していただける可能性はかなり高くなりますし、場合によっては他の商品を一緒に購入していただけるかもしれません。

<フィッティングルームでの接客方法に関するポイントとは??>
「試着をしたいのだけれど・・」と自ら言ってきてくださるお客様は、その商品の購入をほぼ決めている可能性が高く、サイズや色などを確認したいから試着される場合が多いです。一方、商品をじーっと見てその場から離れないお客様は、興味はあるけれど購入を躊躇している場合が多いので、このようなお客様にこそ商品を試着していただき、そのアピールポイントをお伝えすることが大切です。

また、悩んでいるお客様をフィッティングルームへお誘いする時も大切なポイントです。声掛けのタイミングは、お客様が商品を広げたり、同じ商品をある程度長く見ている時が良いでしょう。

お客様が試着をされたからといって、押し売りのような接客をしてしまう販売員を見かけますが、これは絶対にNGです。押し売りと感じられてしまうと、商品への興味が薄れるどころかお店にも来てもらえなくなるかもしれません。
押し売りにならない程度にフレンドリーに接するよう心がけましょう。

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アパレル業界の動向を読む! 

最近のアパレル業界では、景気の低迷も相まってブランドの数がかなり淘汰されてきています。
そのような状況下で、生き残りを賭けた各社の動きはますます変化しています。
これまで生産を受託するだけだった商社系アパレル企業も、最近では企画などを行うようになりました。
一方で、メーカーの中には「企画は商社やOEMにアウトソーシングし、店舗に力を入れて“売る”ことに集中する」というケースも増えています。
もともと企画の機能をもたない業態の小売系企業では、店舗で経験を積んだ人材が「売れる」ものをチョイスし提供するといったバイヤーやセレクターのような機能を持っており、着実に業績を上げています。

<アパレル業界の求人事情>
業界全体としてデザイナーの数は少なくなっています。
求人動向を見てみると、多いものは商社系、小売SPA系、OEMの企画などです。
メーカーからの求人もありますが、それらのほとんどが「もし適した人材がいれば・・」という長期的な構えです。
百貨店ブランドの求人も少ない傾向にあります。
アパレル業界の求人事情は、2~3年前とはあきらかに状況が変わったと言えるでしょう。
転職を考えるにしても、まずはそれを念頭においておかなければなりません。

<企業とのミスマッチを避けるためには・・>
小売が強い昨今の状況下では、高いコスト意識とその管理能力が求められています。
さらに営業的な要素、コミュニケーション能力などに長けている人材は重宝されるでしょう。
例えば、OEM商社で企画を行うデザイナーは、ただデザインだけできれば良いのではなくコミュニケーション能力もとても大切な要素です。
自分のデザインを形と言葉で提案し、人を説得できることがポイントとなります。
他にも、布帛をやっていても縫製仕様書が書ける、具体的なモノづくりの方法を知っているなど“デザイン+付加価値”のある人ほど、企業に求められるのです。
また、モノづくり重視の某人気アパレルでは、コスト意識よりも良いデザイン画が描けるかどうかを重視していたり、小売系ならデザイン画に加えて仕様書が書けることが必要要件であるなど、同じ「デザイナー」でも企業によって仕事の範囲が違うため、求められるスキルをしっかり確認しておく必要があります。
それと同時に、自分は何ができるのかを再認識するための”キャリアの棚卸し”は必須です。
企業の意向と自分の経験・能力・希望とを把握できていないとミスマッチを起こしかねません。
志望者と企業、お互いの要求がぴったり合うことは少ないですが、ある程度すり寄せができていれば内定にもつながる可能性が高まります。

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アパレル業界の転職相談②

「これからのキャリアが不安・・・」「希望の職種に就くにはどんな経験が必要なの?」など、アパレル業界で転職を希望する方々のお悩みはさまざま。前回に引き続き、Q&A式でいくつかのお悩みごとにお答えします。

Q1.派遣社員という働き方はキャリアになりますか?
A.
企業やブランドにもよりますが、より確実な働き方をオススメします。
正社員(場合によっては契約社員を含む)でなければキャリアとみなされない場合は多く、企業の雇用形態によってはキャリアアップに上限を設けているケースもあります。
「転職を考える」「転職せずに一社で長く働く」のどちらを選択するにしても、キャリアアップのためには正社員、もしくは最低でも契約社員として働くことをご検討ください。

Q2.憧れのブランドが店長職を募集しています。店長経験はまだありませんが、応募できますか?
A.
未経験だからといって採用される可能性がゼロとまでは言いませんが、複数人から応募があれば、やはり経験者のほうが圧倒的に有利です。現職で店長を経験してからでも遅くはありませんし、経験の幅を広げることで後々のキャリアアップがスムーズにいく可能性もあります。憧れのブランドが募集していると知ると、つい焦ってしまう気持ちも分かりますが、現職での自分のキャリアと今後のキャリアマップをよく考えて行動することをオススメします。

Q3.面接では、どんなことを聞いておく(確認しておく)ことが大切ですか?
A.
福利厚生や給与、待遇などはとても気になることではありますが、これらのことばかり質問することは避けた方が良いでしょう。今後確認することができますし、採用担当者の中には「自分の待遇ばかり気にしている。」とマイナスに捉える方もいらっしゃいます。
応募者にとって面接は、その会社で経験やスキルを発揮できるかを見極める重要な機会です。「御社における普遍的なマインドはどのようなことですか?」などの質問に対し、返ってくる答えに共感できる点が多いほど、その企業で働くことになった際のミスマッチを避けられるでしょう。

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