- 2014-04-21 (月) 14:15
- ブランド紹介
冬や肌寒い時に良く着るニットアイテム。
代表的なニットアイテムとして「セーター」「カーディガン」などを思い浮かべますが、実は違う素材を利用する事で伸縮性に富んだジャケット、ブラウス、ポロシャツ、Tシャツ、ランジェリー、肌着、レオタード、水着、パンスト、靴下、マフラーなど様々なものに使われています。
まずは、ニットがどういう物を指すのかを紹介していきましょう。
通常の服などの衣類は絞った糸をタテ・ヨコに直角に交差させて作っていきますが、ニットは柔らかく撚りあわせて作った糸をループの連鎖で編み上げていきます。
ニットの手法で衣類を作ることで、伸縮性やしなやかさ、通気性も良く人の体の動きにぴったり合った着心地のよい服が出来上がります。ファッションデザイナーの間でも早い時期から注目され、ニットの手法を使った人気服が多数生み出されてきました。
このニットの製造に携わりたいと思っている方にオススメなのが「ニット製品製造技能士」という国家資格です。
ニット製品製造技能士は「横編みニット製造作業」「丸編みニット製造作業」「靴下製造作業」「横編みニット縫製作業」「丸編みにっと・たて編みニット縫製作業」に区分され、それぞれに2級・1級が用意されています。
区分・級別に学科試験と実技試験が用意されていて、合格する事で初めて「ニット製品製造技能士」を名乗る事が可能となります。
就職先の多くはメンズ・レディース・キッズなどを製造するアパレルメーカーが主となり、ニットの製造を行う企業であれば引く手あまた。また、専門職の資格なので、取得すればメーカーや企業に所属せず独立しフリーで活動し、自分がデザインしたニット服やアイテムを発表していくことも可能です。
初心者がこの資格を目指す場合は、製図、型紙作り、裁断、縫製など一通り基本が学べる服飾系の専門学校に入学・卒業し、ニットメーカーへ就職して経験を積み受験するのが一般的な流れとなります。
既にニットメーカー等で働き経験を積んでいる方であれば、取得しておくとキャリアアップや転職などにも有利に働くでしょう。
ちなみに、ニットを扱うのに上記資格は決して必須ではありませんが、国家資格となるため取得していない場合は「ニット製品製造技能士」を名乗る事はできません。
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