- 2014-04-18 (金) 14:26
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ファッション・アパレル関連の職に就きたい、もしくは既に就いておりスキルアップを目指したい、そんな方にオススメの検定を紹介します。
今回紹介するのは「ファッション色彩能力検定」という、「色彩」に関する専門的な知識を検定し、評価・認定・証明するものです。
色に関する検定は東京商工会議所が運営する「カラーコーディネーター検定試験」が有名で認知度も高いですが、受験者はファッション関連に留まらず建築やインテリア関連と広いのが特徴。それに変わって「ファッション色彩能力検定」は知名度が若干落ちるものの、一般財団法人 日本ファッション教育振興協会が運営しているためファッション・アパレルに関わる方や、美容関連(メイク・ネイリストなど)に関わる方が中心に受験しているようです。
どちらの検定もレベル的には同等の模様。
ファッション色彩能力は3級・2級・1級の階級制となっており受験資格も無く、どの階級でも受験することができます。
・3級……色彩の働きや色彩の体系、色彩理論の基礎や技術、ファッションの産業と色彩に関する知識を、マークシート方式の試験で検定します。150問の問題の70%以上を取得することで合格となります。
・2級……産業における色彩、色彩理論、色彩体系、配色と色彩調和、ファッション産業における色彩計画などをマークシート方式の試験で検定を行います。200問の問題の70%以上を取得することで合格となります。
3級・2級は、同日の同じ時間より開始されるため、併願受験はできません。
・1級……3級・2級の基本的な色彩に関する理論の他、色彩の体系、色彩理論、色彩の技術、ファッション産業と色彩に関する知識を正確に把握しているかどうかを、マークシート・記述・実技のA/B/C科目で試験を行います。2014年より始まった級のため、合格ラインは明かされていません。
色彩に関する専門的な知識を持っており、実際の現場でも効果的に色彩を扱う技能を持っていることを証明する1級は、色彩に関わる職に就いている方は持っておきたい検定といえます。スキルアップにもなるのでぜひ目指してみてください。
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