- 2013-07-29 (月) 13:11
- ブランド紹介
今更聞けないスリーブの名称、第4弾です。
■ドルマンスリーブ
「ドルマン」とは、もともとトルコ人が着用している外套のことで、袖ぐりがゆったりと深く、袖口で細くなっている袖のことです。
袖付けの縫い目のあるものと、無いもの、マチを入れたものなどがあります。
■ドロップドショルダースリーブ
袖付け線を本来の位置ではなく、肩よりも腕側に下げて付けたものをドロップドショルダースリーブといいます。
■ドロップドパフスリーブ
ドロップドショルダースリーブと同様に、肩よりも腕側に下げてパフスリーブを付けたものです。
■ノースリーブ
袖がないものの総称。「スリーブレス」ともいいますが、日本では一般的にノースリーブと呼ばれています。
■パゴダスリーブ
「パゴタ」とは、東洋諸国の仏塔のこと。その形に似ていることからこう呼ばれています。
形状は、袖の上部が細く、袖口に向かって裾広がりになっているもの。仏塔のように、2段、3段と重ねたものがあります。
■バタフライスリーブ
袖ぐりがゆったりと深く、袖口が急に細くなっているスリーブです。ドルマンスリーブとよく間違われますが、より幅の広いものがバタフライスリーブだと思っていいでしょう。蝶の羽の形に似ていることから名づけられました。
■バッグスリーブ
長袖で、ひじの下あたりが深くなっており、ゆったりとした形。手首にギャザーが寄せられ、細くすぼめられた形が特徴です。
■バットウィングスリーブ
「コウモリの翼」のようなスリーブのことですが、バタフライスリーブと同様のものをさします。
■パフスリーブ
「パフ」とは「ふくらんだ」という意味があります。
ギャザーやタックで袖山や袖口をふくらませた袖のことで、袖の長さは短いものがほとんどですが、長いものもあります。「バブルスリーブ」「バルーンスリーブ」「メロンスリーブ」などと呼ばれることもあります。
■ビショップスリーブ
腕の上部は身体にフィットしたもので、ひじから下を極端に広げた長袖のことです。
袖口にギャザーを寄せてバンドで留める形のものと、そのまま切り放しにしたタイプがあります。「ペザントスリーブ」と呼ばれることもあります。
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