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今更聞けないファッション用語集~スリーブ編①

夏になると、袖に遊びがあるトップスが増え、いろんなスリーブの名称を聞くようになると思います。

お客様から「○○スリーブのものを探しているんですが」と言われた時にすぐに対応できるよう、スリーブの名称はしっかりと覚えておきたいですね。

そこで、今更聞けないスリーブの名称を集めてみました。

■アメリカン・スリーブ

正式名称は、「アメリカン・アームホール」です。首の根元から袖ぐりの下まで斜めに大きくカットしたノースリーブの一種。後ろにも前と同じ形の身頃がついているのが特徴です。

■アームホール

袖ぐりのこと。身頃と袖をつなげる身頃側の部分や、その寸法のことをさします。運動域によって形態が異なっており、デザインや機能性の上で重要な部分にあたります。略称は、「AH」。

■ウィングスリーブ

肩からゆったりと流れるようなフォルムになっている袖口の、長い袖のことです。

鳥の翼のような形なので、「ウィング」と呼ばれています。袖口で大きく広がっているのが特徴。

■ウェッジスリーブ

「ウェッジ」とは「くさび」のことで、袖付けが腕の付け根より身頃側にくさび形に深くカットされた袖のことをいいます。袖付けのゆとりがあり、着脱がラクで動きやすいことが特徴です。

■エポーレットスリーブ

「エポーレット」とは、肩章のこと。袖に肩章のようなものが付いている袖のことをさし、一般的には袖山が肩部分まで続いており、ヨーク上に襟ぐりにまで伸びているのが特徴です。

■カフス

袖口に付けられた、バンド状の部分をさします。

■キモノスリーブ

身頃から続いて裁ち出された袖で、和服の袖の形によく似ていることから、キモノスリーブと呼ばれています。長袖のものも多いですが、半袖にもよくあるスリーブです。

■キャップスリーブ

その名の通り、肩にキャップを乗せたようなごく短い袖のことです。

袖下はほとんどなく、肩先が隠れる程度の長さであることが大半です。

■ケープスリーブ

ケープを羽織っているような、肩から腕にかけてゆったりとした袖のことです。ひじのあたりで袖口が広がっているものが多いです。

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