- 2011-08-24 (水) 18:01
- 転職コンサルタント~虎の巻~
アパレル業界の営業職を希望する人は、ここ最近増えてきているようです。アパレル営業に興味のある人々からは、「営業マンが自社の商品を売る得意先(売り先)って、どういうところなんですか?」という質問をよく受けます。
アパレル営業の得意先は主に、百貨店(伊勢丹や高島屋、三越など)、量販店(イトーヨーカ堂やジャスコ、西友など)、ロードサイド(洋服の青山、はるやまなど)、専門店(無印良品やライトオンなど)に大きく分けることができます。その他には、作業服などある専門分野に特化した服を扱う専門店、昔ながらの問屋などが挙げられます。それぞれの売り先によって商品価格、品質、営業スタイル、取引条件などはすべて異なり、営業サイドから見るとそれぞれにメリット・デメリットがあります。
<それぞれの“得意先(売り先)”の特長>
・百貨店・・・格式はピンキリですが、基本的に価格が高いものを中心に品揃えをしているため、ブランド力やファッション性の高い商品が求められます。百貨店側は「売り場を貸している」という認識を持っているケースが多く、アパレル会社が販売員を置く必要があることも多いです。営業の経験豊富な人によれば、「百貨店側から必要とされる存在になれれば良い商売ができる。」そうです。
・量販店・・・売上がそこそこのアパレル会社の多くが注力している売り先です。“単価は安いけれど量を売る”という薄利多売スタイルで、支払いサイクルも早く、会社のキャッシュを回すには必要不可欠な売り先です。シェアを獲得できると一気に売上を伸ばす可能性がある反面、采配を間違うと売上を急降下させてしまう可能性もあり、最悪なケースとして倒産してしまうことも少なくありません。
・専門店・ロードサイド店・・・衣料品を専門に扱っているお店であり、ビジネス紳士服を扱うアパレル会社ならぜひ取引を強化したい売り先です。一方、カジュアルの専門店も数多く出現しており、ファッション性の高い提案が求められるようになってきました。ユニクロのように自社で開発している企業もあり、今後増える傾向にある売り先と言われています。
・問屋・・・小さな洋服店に卸すことを目的とする昔ながらの問屋は、残念ながら衰退の一途をたどっています。中には、トレンドの読みに成功し一般のお客様にシフトすることで生き残っているところもあります。
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