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資格
衣料管理士になるには?
- 2014-03-31 (月)
- ブランド紹介
今回は「衣料管理士(テキスタイルアドバイザー)」になるための方法について紹介して行きたいと思います。
「衣料管理士」は法律に準じた資格ではなく、一般社団法人日本衣料管理協会が認定する資格となります。
テキスタイルアドバイザーは、
・2級テキスタイルアドバイザー……材料・加工・整理・企画・造形・流通・消費・環境に属する科目を履修し28単位以上を取得(短大・四年大学で修得可能)する事で受験資格が得られる。
・1級テキスタイルアドバイザー……2級の属する科目を履修し43~53単位を修得(四年大学のみ)することで受験資格が得られる。
このように、2級・1級の資格があり、短大・四年大学のみで学ぶ事ができ、通信教育や専門学校で受験資格を満たす事はできません。
日本衣料管理協会の審査や認定を受けた大学や短期大学に入学し、協会が指定する「材料・品質(被服繊維学・」「加工・整理」「企画・造形」「流通・消費・消費者問題」「衣環境」など5つの科目を履修する必要があり、衣料管理士資格認定試験に合格する事で取得する事ができるのです。
協会の認定試験に関しては比較的易しい部類に入り、合格率はほぼ100%となっています。
2級・1級ともにテキスタイルアドバイザーに変わりはありませんが、より専門性が高く実験や実習などをこなす1級の方が重宝されます。1級よりも取得単位が少なく専門的なカリキュラムを落としたのが2級テキスタイルアドバイザーとなり、専門性の部分からみると1級よりも見劣りは否めませんが広く生活環境を学ぶなら2級で問題ありません。
繊維関連の専門的な職業に付きたいのであれば1級テキスタイルアドバイザーの資格を目指すのがオススメです。どちらの資格に関しても学ぶ深度に違いはあるものの、学ぶ分野は一緒です。
協会が認定する学校は東京・兵庫・愛知・千葉・大阪・京都・新潟・福島・長野・熊本・福岡・宮城・神奈川など36校があります。
衣料管理士とは?
- 2014-03-28 (金)
- ブランド紹介
ファッション・アパレルに関連する資格「衣料管理士」をご紹介します。
「衣料管理士(TA=Textiles Advisor【テキスタイルアドバイザー】)は、ファッションやアパレルやインテリア用品の中で流通する繊維製品を、企画・設計や販売、品質保証といった企業の部門内で活躍する専門家です。
衣料管理士の活躍が期待される分野は大変幅広く、ファッション業界のみならず、カーテンやカーペットのインテリア関連、シートやマットといった自動車の内装関連など、繊維製品を扱う企業でも重宝されます。
上記の様に、様々な分野での活躍が期待されますが、分野を大まかに分けると以下の様になります(一般社団法人 日本衣料管理協会より転載 http://www.ta-shikaku.jp/)。
○企画設計……情報の収集や分析、企画の立案とデザインの決定、素材の選択など、アパレルに関する企画設計部門での活躍。
○販売……素材の特性に応じた取り扱い方法、洗濯やクリーニングの表示意味の説明など販売部門での活躍。
○品質保証……消費者から苦情が出ない商品作りや、消費者からの苦情の原因解明及び再発防止を考える品質保証部門での活躍。
○消費者対応……消費者への不満の処理や、消費者の声を商品企画へフィードバックする消費者対応部門での活躍。
などがありますが、企業内において部門は更に細分化されるので、更に活躍の場は広がります。
特に衣料管理士という資格は、専門学校の様に専門技術を修得するのではなく、協会が認めた大学で実際に4つの専門分野を学ぶ事になります。
よって、専門学校卒業者よりも知識量が多くなり「職種の限定がされない」就職活動も可能になります。
ちなみに、衣料管理士(TA)は法律に準拠した資格ではなく、認可するのは協会となるため、資格を持っていたとしても士業のように就職や転職に優位性があるわけではありませんが、強くアピールすることは可能。
職種に限定されず様々な職種に挑戦することができます。もちろん、経験を積むことで要職への登用はもちろん、活躍の場は広がるのは間違いありません。
カラーデザイン検定
- 2014-03-26 (水)
- ブランド紹介
色に関する資格は「カラーコーディネーター」が有名ですが、そのほかにも「カラーデザイン検定」というものが存在します。
「カラーデザイン検定」は、国際カラーデザイン協会が運営する検定で、世界標準のカラーシステム「PANTONER」を使い色に関する知識を学びます。
ただ色の知識を覚えるだけではなく、色のコンサルティングや商品開発、マーケティングなど、実際にビジネスに直結する検定として注目されており、商品開発の現場はもちろん、ウェブデザインの現場、もちろんファッションデザインの現場などあらゆる業界で大いに役立つ資格となっています。
カラーデザイン検定は、カラーコーディネーター同様に3級・2級・1級が用意されています。
・3級……パントンカラーシステムに関する基礎知識をはじめ、嗜好色と嫌悪色、インテリア・カラーコーディネート、ファッション、肌色、メイクと色、色の誘目性、記憶色など色彩の基礎を学びます。
・2級……色の対比、色の同化、色彩と文化、色と光の関係、色が見える仕組み、色の情報性、3級の出題範囲を加えたカラーコーディネート、パントンカラーシステムに関する知識。
・1級……3級・2級の知識に加え、カラーマーケティング、カラーデザインテクニック、広告のブランディング、商品パッケージの色、色を表す・伝達する方法、流行色と色彩情報、パントンカラーシステムに関する知識。
さらに1級の資格を取得後、講習会を受講することで「ジュニアカラーデザインマスター」と上の資格を取得でき、さらに一定条件を満たすことで「シニアカラーデザインマスター」になることができます。この上位資格は指導者になりたい場合に目指せばよいでしょう。
資格内容を見る限り、ビジネスの場で役立つための知識は1級に集約されている感じです。
視覚的な効果が徐々に認知されつつある現在、このような資格を持っている人は企業においても欲しい人材になるのは間違いありません。ファッションデザインにかかわりたい方は是非とも目指し、取得して欲しい資格です。
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