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アパレル店員から教わる!正しい洋服のたたみ方(4)
- 2017-06-28 (水)
- ブランド紹介
最初はたたみ作業がうまくできなくても問題はありません。最初からうまくできる人は少ないからです。
シンプルながらにもコツがいるたたみ作業は、なによりも慣れが肝心です。数をこなして、何度も繰り返し衣服をたたんでいくことにより、ようやくスピーディ、かつ綺麗に衣服を畳めるようになるのです。
また、ショップによっては畳み作業に使える専用の板がおいてある場合があります。
この板はテーブルなどの上に置いて使用するのが一般的なのですが、具体的な使用方法としては衣服の背中の部分に板を挟み込み、前回の記事「アパレル店員から教わる!正しい洋服のたたみ方(3)」で紹介しました3~5の行程を行い、最後に襟の部分から板を引き抜くことで綺麗に衣服をたたむことができるのです。
また、この板がショップにない場合は、厚紙や段ボールを折りたたみたい衣服のサイズに合わせてカットすることで簡単に代用品を作成することができるのでおすすめです。ショップで使用するだけでなく、自宅での練習用としても非常に役立つアイテムだといえるでしょう。
ただし、この板を使ったたたみ方は、あくまでもテーブルなどの上に「置いて」たたむ方法になります。アパレル店員は基本的にたった状態で衣服をスピーディに畳まなければならないため、必ず立ったまま衣服をたたむ練習も合わせて行うことをおすすめいたします。
アパレル店員から教わる!正しい洋服のたたみ方(3)
- 2017-06-26 (月)
- ブランド紹介
次に、本題である正しい衣服のたたみ方について紹介していきたいとおもいます。
先の記事でも紹介した通り、ファッションアパレル業界でのたたみ作業は、基本的に立ちながら行うことが多いです。
(1)まずは洋服を広げ、襟の部分がちょうどへそのあたりに来るように、前部分をおなかにあてて持ちます。
(2)次に左手を右側の袖の折りたたみたい部分の番上に添えましょう。
(3)今度は右手で右の袖を内側にたたんでいきます。また、長袖の場合は半分に折った袖をまた半分に折ると綺麗にたたむことができますよ。この要領で、反対側も同じようにたたんでください。
(4)次に裾を持ちあげて、襟としっかり合わせ二つ折りにします。
(5)あとは衣服の上側を持ち、自身の足や腰部分に軽くたたきつけ形を整えて完成です。
文字で書くと簡単そうにみえるかもしれませんが、実際にやってみると思うようにたためないかもしれません。
衣服をたたむ上で大切なのは左右対称にすることと、角に気を使うということですね。折り目部分をしっかりと意識することで綺麗に洋服をたたむことができますよ。
また、重ねてディスプレイする衣服の場合は、重ねたときに不自然な凹凸ができてしまわないように、極力均等に平たくすることを意識しながらたたみ作業を行いましょう。
アパレル店員から教わる!正しい洋服のたたみ方(2)
- 2017-06-23 (金)
- ブランド紹介
前回の記事の続きになります。
前回はたたみ作業の大切さについて紹介いたしました。しかし、どうしても「衣服をたたむのが苦手!」だという方もいらっしゃることでしょう。
基本的にショップ店員は一日に何度も洋服をたたむため、不慣れな方でも日に日にスピードアップしていきます。数ヵ月も経てば衣服をたたむのが苦手な方でもある程度はスピーディに衣類をたたむことができるようになっているはずです。
また、ショップ店員のたたみ作業はレジでのたたみ作業を除き基本的にテーブルを使わずに立ったままたたみ作業を行います。立ちながら綺麗に衣服をたたむにはちょっとしたコツが必要になるのです。たたみ方のコツについて紹介していきたいと思います。
まず、たたみ作業が必要になる衣服を紹介していきましょう。たたみ作業が必要になる衣服は、主にトップスが多いとされています。
なかでもTシャツや、カーディガン、カットソー、ニット、タンクトップなどはハンガーにかけてしまうとシワができやすくなったり、あるいは伸びてしまう可能性があるためたたみでのディスプレイが主となってきます。
一方でスカートやワンピース、コート、ジャケットなどはたたみでのディスプレイよりもハンガーでのディスプレイの方がよりよく見せることができるといえるでしょう。
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