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一点物を作るならフルオーダー

今回は「オーダーメイド」の種類の一つ「フルオーダー」についてご紹介していきたいと思います。

フルオーダーは、一人の顧客に対して1から型紙・型取りなど体の寸法を行って、仮縫い・縫製を職人の手作業で行うので、顧客の体に完全にフィットした服(主にスーツ)を作る事ができる注文服のことを指します。

フルオーダーは別名で「ビスポーク」とも呼ばれ、1920年代に生まれたブリティッシュスタイルが現在まで受け継がれているといわれています。

オーダーメイドの種類には「フルオーダー」「イージーオーダー」「パターンオーダー」の3種類がありますが、中でも一番高額なのがフルオーダーで作成されたもの。そして本当のスーツといえるのもフルオーダーで作成されたものだけです。

高額になる理由は、顧客の体に合った型紙をつくるところから始まり、その後も全てハンドメイド(手縫い)で作成されるためなのですが、作り手の職人の知名度やブランドによっても価格に違いが出てきます。一番安いもので15万前後、高級品となると100万円など価格の幅も大きく開きます。

以前のフルオーダーは1人の職人が1つのスーツを全て作る丸縫いが主流でしたが、今ではハンドメイドといっても部位毎に職人を用意して手縫いをしてコストや負担を抑える場合や、1から型紙は起すものの手縫いとミシンを組み合わせたもの、完全にミシンのみで作る「マシンメイド」などがあります。

マシンメイドの場合はフルオーダーでも価格は下がり、7、8万円~と低価格で仕立を行えるというのもメリットの一つです。また、ハンドメイドでのスーツ仕立には1、2ヶ月ほどの納品期間がかかるのに対して、マシンメイドでの仕立は約1ヶ月程度となり納品期間は短くなります。

今の日本での主流は「ハンドメイド+マシンメイド」「マシンメイド」のどちらかで作られている様です。ただし、伝統を守るテーラーでは全てをハンドメイドで作り続けています。

良いとこ取りのイージーオーダー

自分に合ったスーツを作成する「オーダーメイド」。フルオーダースーツとも呼ばれ、素材からデザインまで職人による手作業で、自分好みの最高のスーツを作る事ができます。

しかし、数十万円単位の費用が掛かるほか、全て手作りで進めていくため、製作に携わる職人の腕にスーツの出来上がりが左右されるというデメリットも存在します。

そこで、現代に登場したのがフルオーダーよりも安価にスーツが作れてしまう「イージーオーダー」と呼ばれる方法。

「イージーオーダー」は、オーダーメイドと既製服の良いところだけを組み合わせた手法で、数百にも及ぶ型紙を使うことでフルオーダーの様な採寸の手間を省くことができるため、型紙を1から起す手間が無くなります。

また、用意されている型紙が500種類あれば日本人ほとんどの体型をカバーすることが出来てしまうようです。

この採寸作業を用意された型紙に任せることで、あとはフルオーダー同様にデザインからボタンまで自由に指定することが可能。手作業ではなく工場の生産ラインで製作されるためフルオーダーよりも更に安く(相場では5万~25万前後)作る事ができます。

スーツを作る際に選んだ素材の種類や使用する型紙の種類、イージーオーダーに対応できる生産工場などで金額が大きく変わってきます。

ただし、イージーオーダーは体にフィットしたスーツを作ることは出来るものの、フルオーダーのように「完全に」フィットしたものはできません。完全にフィットしてスーツを作る場合は、やはりフルオーダーでの依頼をするしかありません。

イージーオーダーに掛かる製作期間はフルオーダーと同様に、3~4週間ほどと約1ヶ月の期間が掛かり、直ぐにスーツが欲しい場合は1週間前後で出来上がるパターンオーダーがオススメとなります。

「フルオーダーは高くて出来ないが、自分にある程度フィットし、デザインや素材は自由に作りたい」という場合は「イージーオーダー」がオススメです。

ウェディングコーディネーターになるには?

今回は意外に知られていないファッションに関連する職業「ドレスコーディネーター」をご紹介します。

「ドレスコーディネーター」は、女性の晴れの日でもある結婚式に身につけるウェディングドレスや和装やアクセサリーに至るまで、新婦一人ひとりにピッタリとあうものを提案し、トータルコーディネートを行うプロです。

上記に書いたとおり、新郎新婦が身につける衣服のセレクトやアドバイスを中心に行うのが仕事となりますが、新郎新婦の好みや要望に応えるのはもちろんのこと、どんな結婚式にしたいのか、会場の雰囲気はどんなモノなのかまでを汲み取り提案していくセンスや、流行の物を織り交ぜつつ提案を行うスキルも必要となります。

その他にも、ファッションセンス、ドレスやアクセサリー、メイクに関する豊富な知識、全体的な調和を把握できるバランスなども必須とされ、ファッションやアパレルのコーディネートよりも一層深く広い総合的な知識が必要となります。

ドレスコーディネーターになるための資格などは有りませんが、ブライダル関連の専門学校や、美容関連の専門学校で専門知識を学んだ後にブライダル業界(ドレスショップ/結婚式場/ホテル/貸衣装屋)に就職するのが一番の近道でしょう。

また、ドレスコーディネーターを目指すに当たり「カラーコーディネーター」「ファッションコーディネーター」などの民間資格や「ブライダルプランナー」などを取得しておくとスキルの証明にもなります。

特に「ブライダルプランナー」は、欧米などでも活躍するプランナーが属する国際的なブライダルコンサルタント協会(ABC協会)が認定を行う資格となり、ブライダルに関する知識や能力を認定する「アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)」を取得できる唯一の検定試験となり、業務実績を持たない方やスキルアップしたい方にオススメの資格です。

これらの資格はあくまでも自分が持っているスキルを認定してくれるものですが、重要になるのは自身のセンスや経験と「お客様を輝かせ思い出に残る結婚式を挙げてもらいたい」という思いがでしょう。

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