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しらなきゃ恥ずかしい?「ベルボトム」

今や知らない人は居ないであろう定番化したズボンのデザイン「ベルボトム」。

「ベルボトム(金管楽器のベルに似ていることから)」は別名「ブーツカット」とも呼ばれ、通常のストレートズボンと違い、腰から膝まではフィットするように作られているものの、膝部分から裾に向かって広がるデザインとなり、現在は裾の広がり方で「ブーツカット」、さらに裾が広いものを「ベルボトム」と区別しています。

エルビス・プレスリーが履いていたことからも、どれだけ人気だったのかは一目瞭然。また、ジーンズ以外のズボンにも広くデザインが使われて、スラックス・プリント系のベルボトムなども多数出ています。

1ベルボトム発祥はアメリカ海軍でしたが、流行させたのはヒッピーの人々。1960年~1970年代頃にアメリカのヒッピー文化と一緒に日本に流入し、男性や女性にこだわらず広く大流行しました。

ここで「ヒッピー」について少し紹介しておきましょう。

ヒッピーは、ベトナム戦争への反対運動から発展し、価値観を縛る伝統や制度を否定することを信条とした若者の間で生まれました。「自由や愛」を尊重する彼らの信条やスタイルは、全世界に広がっていきました。

日本では「フーテン」とも呼ばれた時期もあり「男はつらいよ」でも寅さんが自称していることで御馴染みですね。ヒッピー文化が始まった事には爆発的な盛り上がりを見せていたものの、70年代に入り急激に失速・収束してしまいました。

ではベルボトムのお話に戻ります。

日本にもベルボトムが入ってきた当時、呼び方も日本にも独自の呼び方があり「パンタロン(フランス語でパンツ)」「ラッパズボン」などと呼ばれてしました。50代の人であれば、コチラの方がイメージしやすいです。

近年に入り、膝下の足をより長く見せる「美脚効果」が注目され、女性もののスラックスやトレーニングパンツなどにもベルボトムデザインが取り入れられ、人気・定番として扱われています。

知っておきたいアパレル業界用語「グランジ・ファッション」

「グランジ・ファッション」は、90年代のグランジ・ロックから派生したファッションです。

今でこそちゃんとしたファッションとして認知されてはいますが、当時はお金が無い人が行うファッションで、1980年代に登場したグランジ・ロックのミュージシャン「ニルヴァーナ」が着ていたことをキッカケに火が付き、90年代に入ってからはコレクションでデザイナーが相次いで取り上げ90年代初頭を代表するファッションとなりました。

グランジ・ファッションの大きな特徴はアメリカの普段着がベースとなっており、「ボロボロ」「よろよろ」「色落ち」した服を重ね着するのがポイント。

代表的な服は以下のとおり。

「ネルシャツ」

ネルシャツはフランネル・シャツの略称で、柔らかく軽い毛織物のシャツのことを言います。作られる地域によりイギリスでは「平織り・羽毛」、ドイツになると「綾織り・毛羽」が多くなります。

「カーディガン」

カーディガンは毛編みやニットで作られたトップスで、日本の高校生なども好んで着ています。

元は、英国陸軍軽騎兵旅団長のカーディガン伯爵が考案し、怪我したものが着やすく、保温で重ね着として着られていたセーターを前開き・ボタン止めにしたのが始まりとされ、伯爵の名前がそのまま付けられています。

「ジーンズ」

ジーンズは、1870年代のゴールドラッシュ真っ只中のアメリカで誕生した頑丈なワークパンツが元。製造はリーバイス社で、最初の頃に作られたジーンズは稀少性が高く、今現在は「ヴィンテージジーンズ」として高値で取引されています。

「スニーカー」

スニーカーは運動靴の一種で、英語の「スネーク(忍び寄る)」から派生した言葉です。靴底はゴムで補強され、足首や足の甲を守るよう柔らかい素材と紐で補強されたもので、アメリカではバスケットが流行りだした1970年代に一気に市場が広がりました。

上記の4つのアイテムを着古し、ボロボロ、ヨレヨレの状態にし、着崩し、重ね着すればグランジ・ファッションが完成します。 ニルヴァーナのカート・コバーンが同ファッションブームを巻き起こした事で有名です。

現在もミュージシャンに限らず、コレクション界にも影響を与え「現代風」とも呼べるグランジファッションを追及しています。

知っておきたいアパレル業界用語「ヴィンテージ」

アパレル業界でよく使われる用語に「ヴィンテージ(ビンテージ)」があります。

「ヴィンテージ」と言われて思い浮かぶのは、ワイン・車・楽器・カメラ・時計といった稀少品が知られている影響で「古い」「年代物」と言ったイメージがあります。

ファッションにおいても「価値が高い」や「年代物」と言う意味には変わり有りませんが、ファッション以外のほかの商品と違い、明確な年代が「ヴィンテージ」と決まっているわけではなく個人の考え方や捉え方によって決まります。

一般的に誰かが袖を通した「古着」の中で、一点だけしか存在しないもの、有名なブランドが作ったもの、さらに状態が良いものがヴィンテージとして扱われます。

ただし、通常の服と違い「ジーンズ」に関しては、ヴィンテージの基準の様なものが独自に決められ、今から40年以上前に作られたものがヴィンテージと呼ばれます。

ヴィンテージジーンズで人気が高いのが「Levi’s(リーバイス)」の「501」シリーズのジーンズで、通常の見分け方として「パッチ」「タブ」に書かれる素材や表記内容から、ある程度の年代とモデルを推測するなどがあります。

紙パッチ・大文字・XX・ポケット赤タブ・ボタン裏の数字などなど、様々な目安からヴィンテージジーンズの要素の見極めが行われ、それに付随し全体的な色落ちや、ステッチの色、素材、カンヌキ処理などを見た上でヴィンテージかどうかが判断されます。

ヴィンテージが証明されたジーンズは安いもので2万円台、状態が良いものであれば20万前後で取引されています。

現在はヴィンテージを専門に扱うショップもありますが、今作ったものを意図的に古く加工する「ヴィンテージ加工」の商品もあり、こういったものは通常の新品を扱うショップでも購入可能です。

ヴィンテージの魅力としては、新品の衣服では出せない深みや雰囲気、その時代につくられた物を身にまとえる点があります。また、素材・ディティール、今では再現の難しい技法などを使った衣服はヴィンテージとしての価値も上がります。

専門ショップで購入する以外だと、一般の人が不要なモノを販売するフリーマーケットや蚤の市などがオススメ。掘り出し物を見つける為には常連になるまで通うのがポイントです。

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