- 2013-11-01 (金) 12:00
- ブランド紹介
「グランジ・ファッション」は、90年代のグランジ・ロックから派生したファッションです。
今でこそちゃんとしたファッションとして認知されてはいますが、当時はお金が無い人が行うファッションで、1980年代に登場したグランジ・ロックのミュージシャン「ニルヴァーナ」が着ていたことをキッカケに火が付き、90年代に入ってからはコレクションでデザイナーが相次いで取り上げ90年代初頭を代表するファッションとなりました。
グランジ・ファッションの大きな特徴はアメリカの普段着がベースとなっており、「ボロボロ」「よろよろ」「色落ち」した服を重ね着するのがポイント。
代表的な服は以下のとおり。
「ネルシャツ」
ネルシャツはフランネル・シャツの略称で、柔らかく軽い毛織物のシャツのことを言います。作られる地域によりイギリスでは「平織り・羽毛」、ドイツになると「綾織り・毛羽」が多くなります。
「カーディガン」
カーディガンは毛編みやニットで作られたトップスで、日本の高校生なども好んで着ています。
元は、英国陸軍軽騎兵旅団長のカーディガン伯爵が考案し、怪我したものが着やすく、保温で重ね着として着られていたセーターを前開き・ボタン止めにしたのが始まりとされ、伯爵の名前がそのまま付けられています。
「ジーンズ」
ジーンズは、1870年代のゴールドラッシュ真っ只中のアメリカで誕生した頑丈なワークパンツが元。製造はリーバイス社で、最初の頃に作られたジーンズは稀少性が高く、今現在は「ヴィンテージジーンズ」として高値で取引されています。
「スニーカー」
スニーカーは運動靴の一種で、英語の「スネーク(忍び寄る)」から派生した言葉です。靴底はゴムで補強され、足首や足の甲を守るよう柔らかい素材と紐で補強されたもので、アメリカではバスケットが流行りだした1970年代に一気に市場が広がりました。
上記の4つのアイテムを着古し、ボロボロ、ヨレヨレの状態にし、着崩し、重ね着すればグランジ・ファッションが完成します。 ニルヴァーナのカート・コバーンが同ファッションブームを巻き起こした事で有名です。
現在もミュージシャンに限らず、コレクション界にも影響を与え「現代風」とも呼べるグランジファッションを追及しています。
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