アパレル業界

アパレル業界に入りたいひとでファッションが嫌いなひとはいないはず。
ファッションへの熱意は大切です。それは就職へのパワーとつながります。
ただ、ファッションが大好きなのはアパレル業界を目指すひとはみんな同じです。熱意で差をつけるというのはなかなか難しいですよね。
周囲と熱意で差をつけたいのなら、常に情報のアンテナを高くもつことを意識しましょう。
たまに自分が好きなブランドや系統ばかり調べる方がいますが、まずは業界全体の動向を知ることが大切です。
あなたは今世代別の人気ブランドをそれぞれ言えますか？あなたが好きなブランドは業界全体ではどういった立ち位置でしょうか。
今や、安くてデザインの良い海外ブランドも多く日本に進出していますので、世界規模での業界の「今」を知っておかなければなりません。
そういった知識の深さや興味のアンテナが高く伸びていることは、自ずと志望動機を深めることにもつながってきますし、面接などでも発言で差をつけることができます。
常に動きの激しい業界ですから、日々テレビや雑誌、インターネットなどでファッション関連のニュースに目を通す習慣をつけましょう。

グローバル化が大きな旋風となっているアパレル業界。
やはり語学力というのは大きな武器となります。
ただ、そういったグローバル化を目指している、もしくはしているブランドなどは、社内で語学を研修する制度などもあり、必ずしも企業に入る前から語学が堪能である必要はありません。
それよりも、むしろ大切なのは、基本的なコミュニケーション能力です。
何もそれはお客さまとの交流が主である販売職に限ったことではありません。
ファッションの流行を生み出し、その先頭を切って歩くアパレル業界において、大切なのは、いかにコミュニケーションを通し発信していくか、です。
デザインがしたい場合も、そのデザインがいかに革新的であるか、魅力がどこにあるのか、そういったことを具体的に自分の言葉で話せなければ、仕事は至るところで滞ってしまいます。
特にチームワークや人との交流を苦痛と感じないことは重要となってきます。
何事も熱意をもって仕事を出来ることや円滑なコミュニケーションを取れるというのは、特に活気のあるアパレル業界では必須の力となってきます。
そういった熱意やコミュニケーション能力があれば、語学は後からついてくるものでもあります。
面接などでもそういった点に気をつけアピールすることを心がけましょう。

アパレル業界での面接では、資格よりも実務経験を重視されることが多くあります。
特に多くの応募者が殺到する中で、より他の応募者と差をつけたいなら、今までのあなたがやってきた仕事を具体的に伝えることを心がけましょう。
具体的というと、やはり「数値」が鍵になってきます。
あなたはご自身がしてきた実績を数値化してアピールすることはできるでしょうか？
アパレル業界で働いているとしたら、ご自身の扱う商材の型数や価格帯などは必ず把握しておかなければなりません。
その上で、ショップ勤務の場合でしたら、ご自身が担当しているショップの売上だけでなく、そのブランド全体の売上や予算なども知っておくべきです。
その中でご自身がどれだけの売上や利益に貢献したのかをアピール出来るようにしましょう。
今はアパレル業界で働いていない方も、いずれ働くようになればそういった数値を仕事に反映していかなければなりませんから、今の自分の仕事がどうしたらその業界で役に立つのかを念頭に実績をアピールしてみましょう。
数値はあなたの能力がどれほどかを明確に伝えられる力を持っています。
ぜひ具体的な実績で、ご自身の強みをアピールしましょう。