転職コンサルタント~虎の巻~ のアーカイブ - “憧れのファッション・アパレル業界で働く♪”~シーエーセールススタッフ~

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イギリス王室御用達ブランド

クラシカルな高級感が魅力の「BURBERRLY(バーバリー)」は、イギリス王室御用達のブランドです。
バーバリーといえば、街を歩けばショップを見かけ、着ている人を見かけ、チェックを見ればバーバリーだと思う、というほどに多店舗展開をし、そのイメージがガッチリと定着している老舗ブランドです。

バーバリーの歴史は大変長く、創立者トーマス・バーバリーがロンドンのベーシングストーグにて1856年に小さな洋服店をオープンさせたのが始まりです。その歴史はなんと150年以上。トーマス・バーバリーは創立当時21歳という若さでした。
1970年には、品質や生地のこだわりにより、徐々に店舗を広げていくことに成功。1880年には、汚れを防ぐために農民が羽織っていた上着からヒントを得て「ギャバジン」という耐久性や防水性に優れた新素材を生み出しました。ギャバジンは特許も取得しています。

そしてご存知の方も多い、トレンチコートの前身となるイギリス人士官用のタイロッケンコートを1895年に製造。1914年に、トレンチでの戦闘に合わせてタイロッケンコートに修正を加えたトレンチコートを製造し、英国陸海軍に正式採用されました。現代でも大人気のコートの種類ですね。

バーバリーのイメージ柄であるチェック柄は、1967年にパリのショーで発表された傘の裏地以外で初めて使用。その後バッグなどのファッションアイテムにも次々と採用されていき、現在に至ります。
現在は、高級ラインである「バーバリーブロッサム」、バーバリーの定番ラインである「バーバリーロンドン」、女性向けの「バーバリーブルーレーベル」、男性向けの「バーバリーブラックレーベル」の5種類があります。バーバリーブルーレーベルとバーバリーブラックレーベルは、日本独自のブランドです。

また、洋服だけでなく、財布やバッグ、子供服、キーケース、文具など、数多くのアイテムも展開しているのが特徴でしょう。
バーバリーは、1日の間にどこかで1度は目にするような、そんな印象深く人気の高いブランドです。

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必ず立ち寄りたいセレクトショップ

セレクトショップの駆け出しとして、時代をリードしてきたファッションセレクトショップ・ブランドが、BEAMS(ビームス)です。ビームスは、1976年に創業し、輸入品、オリジナルの衣料品や雑貨などを取り扱っています。
現在では、国内に74店舗ものショップを展開しているビームスですが、創業当時はわずか6.5坪の1店舗のみの展開でした。

ビームス創業者は、1951年生まれの設楽洋氏。大学卒業後は電通に就職したのですが、就職した頃にちょうどオイルショックが訪れました。父が段ボールパケージの会社を経営していたことから事業を多角化することを余儀なくされ、それがきっかけとなり会社員をしながらも、ビームスを立ち上げることになったのです。
当時はアパレルショップなどほとんどなかった原宿に、1号店をオープンさせます。元々八百屋さんだった建物を、自分達でペンキを塗ったりしながら店づくりを行っていき、UCLAの男子学生の部屋をイメージした手作り感たっぷりのショップが完成しました。
当時はねずみ取りろうそく立てなどの雑貨も並べていたのですが、一番売れたのが洋服で、徐々に洋服の販売に力を入れていったといわれています。
当時はファッションセレクトショップというよりも、アメリカの雑貨を販売しているようなイメージが強く、現在も受け継がれている「ライフスタイルの提案」という形は、創業当時に築かれたものだといってもいいでしょう。

ビームスの強みは、時代の流れに合わせるさじ加減が可能だということです。
ビームスの根本さえぶれなければ、トレンドの波に埋もれることなく、いつでも売れる商品を提案していくことができるのです。常に新しいものを追い続け、多くのレーベルも発表し続けるビームスは、セレクトショップの強みを上手に活かし、何年たってもそのDNAを変えることなく、成長し続けています。これからも何軒か回った後に必ず立ち寄りたいショップという立ち位置で、その存在感をアピールし続けてくれそうです。

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学ぶべきマーケティング力<バーニーズニューヨーク>

バーニーズニューヨークは、90年という長い歴史を誇るアメリカ有数のファッションセレクト企業です。日本ではバーニーズジャパンとして、新宿、横浜、銀座、神戸、福岡に店舗を構えています。2009年には日本でもオンラインショップがオープンし、都市部に足を運ばなくても、全国の方がバーニーズニューヨークの商品を購入することが可能になりました。

バーニーズニューヨークは、1923年にマンハッタンの7番街17丁目にバーニー・プレスマンによって創業されました。創業するにあたり、妻の結婚指輪を質に入れたという逸話も残っています。
創業当時は、バーニーズニューヨークはクオリティの高い衣料品をディスカウント価格で販売するという店でした。その後バーニー・プレスマンが商品のディテールや販売においてのサービスにこだわりと持つことで店の雰囲気が築き上げられ、そのサービスのクオリティの高さは現在でも受け継がれています。

バーニー・プレスマンの神業的なマーケティング力が発揮されたのは、1960年代から。
バーニーにまつわる逸話は多々あるのですが、お店が大変繁盛したとして知られているのが、スーパーモデル級のスチュワーデスたちに店でカプチーノを売るサービスをさせた時だといわれています。男性客たちが彼女たちをひと目見ようとバーニーズニューヨークに集まり、カプチーノを飲み、バーニーの計算通りスーツを買っていきました。このカプチーノの売上は、子どものための事前事業に寄付されたそうです。
この頃から、店はディスカウントストアではなく、高級志向のスペシャリティストアへと転換し始めます。

1976年には、新人デザイナーを発掘し、育成することに力を入れ始め、米国で初めてジョルジオ・アルマーニを紹介します。アルマーニの導入によりバーニーズニューヨークは一躍世界最大のメンズストアとしての存在を確固たるものにしたのです。

その後、日本の伊勢丹と提携して多店舗展開を行い失敗も経験していますが、現在では米国に40店舗、日本にはアウトレット店を含んだ10店舗を展開しています。
バーニーズニューヨークは、創業者であるバーニーブレスマンの遊び心のあるマーケティングにより発展を遂げてきたと言っても過言ではありません。私たち日本人にとっても、学ぶべき点が多いにあるセレクト企業だといえるでしょう。

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