- 2014-05-02 (金) 17:45
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ファッションデザインでも最近使われ始めていているのが、CADというパソコンで使うソフトです。
CAD(Computer Aided Designsystem)通称「キャド」と呼ばれ、主に土木・機械・建築・電気といった設計図面をパソコン上で作成するソフトで、それを専門に行う人のことを「CADオペレーター」といいます。
ファッション業界では、デザイナーがデザインしたり、パタンナーが作った図面を、詳細な型紙にするのにCADを利用しているほか、洋服の工場生産の際にもCADで作成したデーターが使われているなど、工業系だけでなくファッション業界でもCADオペレーターは必要とされ始めています。
「CADオペレーター」には独学でなることもできますが、ファッションデザイン関連の専門学校や大学に通ったり、コンピュータソフトウェア協会が主催する民間資格「CAD利用技術者試験」に受験し級を取得するのが良いでしょう。
CAD利用者技術試験は、CADを使った知識・技術を明確にし、一定水準に達しているかをクラスに分けて評価・認定するものです。
級は大きく「基礎」「2D(2級・1級)」「3D(2級・準1級・1級)」の3種類に分かれていますが、主に基礎・2Dの資格をファッション系の方は取得しているようです。
・基礎……CADの基本的な知識、製図の原理と表現方法、ネットワーク基礎知識、製図基礎、図形基礎など、CADを扱う上で必要となる基本的知識を評価認定します。
・2D……2級・1級にクラスが分かれており、汎用CADシステムを使って2次元図面のトレース業務や製図業務に特化し、操作能力や知識が一定水準以上あることを評価認定します。
これらの資格は受講者数も多く、製図などを行う業界に就職する場合は就職の際の強みにもなります。
ファッションデザイン系への就職を目指すかたは基礎・2D(2級・1級)の取得を目指してみてはいかがでしょうか。
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