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H&M
4つのブランドのデザイナーを兼任した「カール ラガーフェルド」
- 2013-10-02 (水)
- ブランド紹介
「カール ラガーフェルド」は、自分の名前を冠したブランドで「シャネル」や「フェンディ」のデザイナーを担当したことでも有名です。
彼が作るファッションの魅力は、ストリート・ファッションをエレガントに表現する独特の世界観にあります。斬新な服作りの手法を取り入れ、体を縛らない、着やすい服が特徴で「重ね着の魔術師」「トータル・ルックの名手」とも呼ばれています。
1933年9月10日にドイツで生まれたカール・ラガーフェルドは、幼少より絵の才能に恵まれ、ファッションデザイナーを志していました。裕福な家計に育った事もあり、1952年に両親よりパリに送り出され、洋裁学校に入学します。
1954年21歳のときに才能を発揮し「IWS(国際羊毛事務局)」主催コンクールのコート部門で優勝。
この後は、フランスのラグジュアリーブランドを立ち上げたピエール・バルマンやジャン・パトゥのオートクチュールメゾンでアシスタントとして経験を積むものの、オートクチュールに疑問を感じ、イタリアに渡り絵画や彫刻などの勉強を始めます。
パリに戻った後は創業者に功績を認められ、クロエでデザイナーに就任。その後もシャネルやフェンディといった一流ブランドのデザイナーに就任し、1984年ついに自身の名「カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)」をスタート。2年後の86年には、オートクチュールで最高の権威ある「デ・ドール賞(金の指貫賞)」を受賞。
これ以後は名門ファッションブランド「クロエ」「シャネル」「フェンディ」「カール ラガーフェルド」4つのデザイナーを兼任。ファッション界において影響力のある人物としても数えられています。
2004年には、ファストファッションで有名なスウェーデンのアパレルメーカー「H&M」と最初のコラボレーションを開始。以降、毎年H&Mではデザイナーコラボレーションが恒例です。
一番知られているエピソードとして「ディオール・オム」の細身のスーツを着たいがために、13ヶ月で42kgの減量を成功させたこと。これ以降、センスとポニーテールというトレードマークが、襟高細身のジャケットにシャツ、クロムハーツのアクセサリーを身につけるというものに変わりました。
H&Mグループから生まれたライン「COS(Collection of Style)」
- 2013-08-26 (月)
- ブランド紹介
「COS (Collection of Style)」は、スウェーデンに本拠地を構えるアパレルファッションメーカー「H&M(Hennes&Mauritz)」グループの高級ラインの一つです。
H&Mは、ファストファッション(最新の流行を取り入れつつも低価格に抑えたファッションを大量生産・販売する業態)の代表格的な企業のひとつで、2008年には日本にも進出してきており、東京・銀座中央通りを皮切りに、原宿・明治通り、横浜・ランドマークプラザ、大阪・ラズ心斎橋、大阪・戎橋、福岡博多、名古屋、静岡にも出店。
2013年秋には広島市にも出店の計画があるとしています。
H&Mグループの人気は、売り切れた商品は再生産を行わず、常に新しい商品を投入する形態を取っている他、有名デザイナーによるデザインや有名人とのコラボ商品の発売も行っているところにあります。
COSでは、低価格で大量生産のH&Mとは違い「ワンランク上」となる上質で、クラシック・モダン・高級感のある、富裕層に向けた商品展開を行っています。もちろんCOSでも、デザインの中に現在のトレンドを織り込み、更に素材や品質にもこだわりを持って生産されています。
価格帯はH&Mに比べればCOSは高めに設定されているものの、他のファッションブランドに比べれば200ユーロ前後(日本円で約24000円)と品質を考えると手ごろな価格設定になっています。
2007年に発表されたCOSは、パリに旗艦店を構え、現在欧州を中心に50店舗以上を展開し、2012年6月にはアジアで初となる香港に店舗を構えました。
日本での注目度も高く日本出店を待ち望んでいる人が多いのですが、2013年6月現在も出店の予定は未定の模様。
どうしても購入したい場合はインターネット通販を利用する事で購入可能です。日本未発売商品を取り扱っているファッション系ネットショップも数多くあるので、他のブランドに比べれば比較的手に入りやすい部類に入ります。
レディース服の他、メンズ、キッズ、ベビー服の取り扱いもあり、こだわりたい方におすすめです。
アパレル業界動向 ~話題の「ファストファッションブランド」~PART1
- 2011-03-07 (月)
- アパレルニュース
リーズナブルな価格で、最新のトレンドを取り入れた旬のスタイルをいち早く発信する「ファストファッションブランド」が注目を集めているこのごろ。
アパレル業界への就職や転職を考えているなら、「ファストファッションって何だっけ??」なんて反応をしているようではNGです!
もはや“常識キーワード”になった、“早い!安い!おしゃれ!”の三拍子が揃った「ファストファッションブランド」の多くは海外発信のもので日本上陸を果たし、日本のファッションシーンにおいて欠かせない存在となっています。
ファストファッション(fast fashion)とは、最新の流行を採り入れながら低価格に抑えた衣料品を、短いサイクルで世界的に大量生産し販売するファッションブランドや、その業態を指します。
成長が著しい、海外が発信元の大人気ブランドをいくつかご紹介しましょう。
・H&M
2008年9月に日本上陸を果たしたH&Mは、スウェーデン生まれのブランドで、1947年創立という長い歴史を誇ります。
「ファストファッション」という言葉を日本に広め、大ブームを起こした立役者と言えるでしょう。
正式名称は「ヘネス&モーリッツ」で、通称「エイチ&エム」。
レディース、メンズ、ティーン、キッズ等の幅広いアイテムを取り扱い、ベーシックラインからモードラインまで様々に揃っています。
毎年展開される有名デザイナーとのコラボレーションも話題。
現在では世界に1600店舗以上を展開している巨大SPAブランドです。
・Forever21
2009年4月に日本上陸したLA発のトレンドカジュアルブランドです。
最新のトレンドを取り入れたポップでキュートなスタイルをリーズナブルに提供することをモットーとしており、1984年にスタートしました。
LAらしいカラフルで華やかなデザインや、大胆なカッティング、ディテールのアイテムが、10~20代を中心に大きな支持を得ています。
アメリカ、カナダの北米地域をはじめ、中国や韓国、シンガポールなどのアジア各国、UAEやバーレーン、サウジアラビアなどの中東各国と、全世界で急拡大中です。
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