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ジョッキーブーツの最高峰ブランド「サルトル」
- 2014-12-12 (金)
- ブランド紹介
本日はフランスのシューズブランド「サルトル(SARTORE)」についてご紹介します。
「サルトル(SARTORE)」はポール・サルトルとその妻マルセル・サルトルにより1959年に設立されました。
南フランスのニース近く、ブレイユ=シュル=ロワイヤという小さな町でシューズ製作の工房としてスタートします。
最初の作品としてドライビングシューズを発表し、好評を博したことを皮切りにメンズのモカシンやレディースの乗馬ブーツ、ブーティーといったラインナップを手掛けたサルトル夫妻。
設立から1970年代にかけて様々なシューズを展開しました。
スタイリッシュなデザインは確かな技術で精巧に仕立てられ、伝統を重んじるクラフトマンシップがサルトルのシューズを特別なものにしています。
1978年には娘たちが仕事の手伝いをはじめ、この時期から一家のファミリーネームである「サルトル(SARTORE)」をブランド名として冠するようになったようです。
80年代に入るとウェスタンブーツのアレンジやエスニックテイストのシューズを取り入れ、サルトルのコレクションはさらに拡充していきます。
1997年、小さな町の工房を閉じて生産をすべてイタリアに移し、2000年代にユニセックスラインを立ち上げたことでさらに多くのファンを獲得しました。
サルトルブランドではジョッキーブーツやライディングブーツといったいわゆる乗馬ブーツがよく知られています。
製法には丁寧でぬくもりのある手仕事を大切にしており、行き過ぎた工業化に頼らない製品だからこそ、型崩れしにくく履きやすい一生物の逸品となるのです。
独特のクラシック感を守りながらも流行のモダンスタイルに良くマッチするサルトルのブーツには、ファッション業界や著名なセレブレティも一目を置いています。
高いヒールが特徴の靴ブランド「クリスチャン・ルブタン」
- 2014-10-22 (水)
- ブランド紹介
ファッションのコーディネートにおいて服と一緒に重要視されるのが、足元のファッション「靴」です。
今回はフランスの靴ブランド「クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)」をご紹介します。
「クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)」は、クリスチャン・ルブタンが1991年に自身の名前を冠したブティックをオープンさせたことがきっかけで設立させたブランドです。
クリスチャン・ルブタンは1964年にパリで生まれ母子家庭で3人の姉妹に囲まれ育ちます。女性に囲まれた中で育った影響からか、子供の頃から婦人ファッションへの興味があり、10代の頃から靴のデザインをしイラストを書き溜めていきました。
この書き溜めた靴のイラストがデザイナーとしてのセールスポイントとなり、エルメスやシャネル、クリスチャン・ディオールやイヴ・サンローランなど、名だたるブランドのデザイン学校に入学し、自身のスキルを磨いていきます。
そして1991年、自身のブティックをオープンさせ、彼の靴は一躍注目を集め人気を獲得していきます。
クリスチャン・ルブタンで扱う靴は主に高いヒールが特徴。そして、その中でも一番特色のある靴が「レッドーソール(深紅の靴底)」と呼ばれる、靴の裏面(地面の設置面)を真っ赤に塗るデザインです。
しかし、ブランドオープン間もない初期の頃は、フェミニンさを併せ持った靴が話題を呼びました。
レディ・ガガやニコール・リッチーやマドンナといった海外セレブの間でも彼の靴を愛用する人が多く、日本では浜崎あゆみが愛用していたことや、梨花がウエディング用にデザインされた靴を履いて結婚式を挙げたことでも注目をあつめています。
店舗はフランス・パリにある路面店の他、世界各国に90以上もの直営店を運営。日本では2013年の時点で東京の南青山・銀座をはじめ全国に7店舗、2014年現在では旗艦店・路面店で17店舗、ショップインショップ形式で9店舗がルブタンの商品をとりあつかっています。
アパレルとは無関係のビジネスから始まったバッグブランド「LANCEL(ランセル)」
- 2013-11-27 (水)
- ブランド紹介
現在女性のバッグやアクセサリー関連製品など、全体的にエレガントな雰囲気をもった商品を取り扱っている「LANCEL(ランセル)ですが、ブランドの始まりはバックやアクセサリーとはちょっと結びつかない意外な商品からスタートしました。
LANCEL(ランセル)がスタートしたのは、1876年フランスのパリ。
女性であるアルバート・ランセルは「喫煙具」のビジネスを始めたのがきっかけでブランドをスタートさせたのです。喫煙具ビジネスは見事に成功し、初期は喫煙具のみをおいていましたが、事業拡大と共に様々な雑貨や女性用の装飾品を取り扱うまでに成長していきます。
女性用の装飾品などはもちろんですが、小物や飾り物に力を入れ始め、1900年代にはランセル初期のハンドバッグが作られたのです。1920年には店舗数も20店に増え、お店には喫煙具はじめ金銀器・磁器・水晶など様々なものがディスプレイされていきます。
そして1927年。ランセルの伝説となるアール・デコ調のバケットバッグが生まれます。このバッグは2006年に「Premier Firt(プルミエ・フラート)」と言う名前でよみがえり、ブランドの精神を表すアイコンにも例えられます。
29年にはメゾン・ランセルをオペラ通りに移転。今現在もランセルのフラグシップショップとしてこの場所にあり、ヨーロッパ以外にもアメリカ・アジアなどに1000を超える店舗が存在します。
1956年には、世界的にも有名になる「カンガルーパテントのスーツケース」を発表。外側にポケットや、ナイロンキャンバスで作られたケースは当時としては珍しい合成素材を使っており、革を中心にバッグを作っていたバッグ界において大きな革新をもたらしました。
それから約30年後の1987年に「Elsa(エルザ)」という名前を冠する円筒形バッグが登場し、数百万のセールスを記録するほど有名に。
1997年から2004年まで日本で出店するものの、7月末で日本市場から撤退。しかし2008年にはランセルジャパンを設立し、翌年2009年には日本初旗艦店を六本木ヒルズけやき坂にオープン、この年に「アンジェリーナ」と呼ばれるスタイリッシュなデザインの真バッグラインが発売となります。
ランセルは有名な画家とのコラボレーションを行うなど常に独創的なバッグの開発・発表を行っているのも特徴。また出店当初と同様に、バッグ以外にも靴・財布・ベルトなどラインナップも幅広いパリを代表するブランドと言えます。
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