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「レザーで知る」上野国立美術館表慶館でエルメス展がスタート
- 2015-02-16 (月)
- ブランド紹介
世界的な革製品ブランドとして有名なHERMES(エルメス)。
1837年に馬具を作る職人として誕生したブランドは、モナコ公妃グレース・ケリーがパパラッチを避けるために妊娠中のおなかを隠したバッグで一躍、認知度が高まりました。
これが今も女性から絶大な人気を誇る「ケリーバッグ」の由来です。
エルメスでは現在、レザー製品以外にもファッションを彩るアイテムがたくさん販売されています。
しかし、ブランドコンセプトには常にレザーがあります。
上野国立美術館表慶館では、エルメスとレザーの絆をコンセプトにしたエキシビション「レザー・フォーエバー」が開催されています。
この展示では、馬具工房として生まれたエルメスのレザーの歴史をたどるものです。
エキシビションはエルメスの持つ、「ノウハウ」、「時を重ねた風格」などエルメスのレザー製品を読み解く12の視点から成り立っています。
エルメスそのものともいえる、職人の知恵、技に触れることができるように、「ノウハウ」では職人によるバッグ製作のデモンストレーションも行われています。
このデモンストレーションのために、パリのアトリエから職人が来日しているため、目の前で職人がレザーに命を吹き込む瞬間を見ることが可能です。
「レザー・フォーエバー」は12月2日から23日まで、上野国立博物館表慶館で行われています。
HEAD PORTERの新ライン「LUNA」
- 2015-02-02 (月)
- ブランド紹介
1935年に吉田吉蔵によって創業された「吉田鞄製作所」の自社ブランド「PORTER(ヘッド・ポーター)」。
鞄職人によるしっかりとした作り、高い機能性、使いやすさから世界でも高い人気を誇っているカバンメーカーです。
創業以来、海外生産や大量生産を行わず、職人が品質を守って作り出しているカバンは生産数に限定がかかることも多く、中にはプレミア価格となっているものもあります。
ヘッド・ポーターはデザイナーに藤原ヒロシを迎え、吉田カバンの製作により、1998年にスタートしたブランドです。
2013年にブランド創立15周年を迎え、新しいライン「LUNA」が誕生しました。
吉田カバン、そしてヘッド・ポーターの特徴でもある機能的なディティールに、モードスタイルをキーワードとしたニューラインです。
この「LUNA」から今年2014年の12月、新デザインが発売されます。
今回のコレクションのキーワードは「ミリタリーモード」。
ミリタリーグリーンとベーシックなブラックを基調としたデザインで、カジュアルな印象を与えてしまいがちなファスナーにもストラップテープなどをあしらって、エレガントな仕上がりとなっています。
今回の新作はリュックサック、ショルダーバッグ、トートバッグ、ウエストポーチの4タイプ。
ボディにはウエット風の素材を使うことで、カバン本体は軽い仕上がりとなっています。
全国のヘッド・ポーターショップ、オンラインサイトにて取り扱い中です。
アパレルとは無関係のビジネスから始まったバッグブランド「LANCEL(ランセル)」
- 2013-11-27 (水)
- ブランド紹介
現在女性のバッグやアクセサリー関連製品など、全体的にエレガントな雰囲気をもった商品を取り扱っている「LANCEL(ランセル)ですが、ブランドの始まりはバックやアクセサリーとはちょっと結びつかない意外な商品からスタートしました。
LANCEL(ランセル)がスタートしたのは、1876年フランスのパリ。
女性であるアルバート・ランセルは「喫煙具」のビジネスを始めたのがきっかけでブランドをスタートさせたのです。喫煙具ビジネスは見事に成功し、初期は喫煙具のみをおいていましたが、事業拡大と共に様々な雑貨や女性用の装飾品を取り扱うまでに成長していきます。
女性用の装飾品などはもちろんですが、小物や飾り物に力を入れ始め、1900年代にはランセル初期のハンドバッグが作られたのです。1920年には店舗数も20店に増え、お店には喫煙具はじめ金銀器・磁器・水晶など様々なものがディスプレイされていきます。
そして1927年。ランセルの伝説となるアール・デコ調のバケットバッグが生まれます。このバッグは2006年に「Premier Firt(プルミエ・フラート)」と言う名前でよみがえり、ブランドの精神を表すアイコンにも例えられます。
29年にはメゾン・ランセルをオペラ通りに移転。今現在もランセルのフラグシップショップとしてこの場所にあり、ヨーロッパ以外にもアメリカ・アジアなどに1000を超える店舗が存在します。
1956年には、世界的にも有名になる「カンガルーパテントのスーツケース」を発表。外側にポケットや、ナイロンキャンバスで作られたケースは当時としては珍しい合成素材を使っており、革を中心にバッグを作っていたバッグ界において大きな革新をもたらしました。
それから約30年後の1987年に「Elsa(エルザ)」という名前を冠する円筒形バッグが登場し、数百万のセールスを記録するほど有名に。
1997年から2004年まで日本で出店するものの、7月末で日本市場から撤退。しかし2008年にはランセルジャパンを設立し、翌年2009年には日本初旗艦店を六本木ヒルズけやき坂にオープン、この年に「アンジェリーナ」と呼ばれるスタイリッシュなデザインの真バッグラインが発売となります。
ランセルは有名な画家とのコラボレーションを行うなど常に独創的なバッグの開発・発表を行っているのも特徴。また出店当初と同様に、バッグ以外にも靴・財布・ベルトなどラインナップも幅広いパリを代表するブランドと言えます。
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