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3Dプリント技術を使ったオートクチュールコレクションを発表!「イリス・ヴァン・ヘルペン」

「イリス・ヴァン・ヘルペン(Iris Van Herpen)」は、オランダのデザイナーであるイリス・ヴァン・ヘルペンが立ち上げたファッションブランドです。

主に、職人による伝統的な手仕事や技術、更に日々開発される新しい技術や素材をつかい、未来的なデザインをファッションに取り入れています。

イリス・ヴァン・ヘルペンがデザインしたコレクションは、人々にインパクトを与え、様々な賞の受賞、またレディ・ガガをはじめ様々な有名人や著名人が彼女の作品で身を飾っています。

イリス・ヴァン・ヘルペンは、1984年生まれの29歳。

彼女はオランダのワーメルで生まれ、アーネム・ビジュアルアーツ・アカデミーでファッションデザインを専攻した後、アレキサンダーマックイーンの元でキャリアを始め、2007年にアムステルダム・ファッションウィークショーでデビューを飾りブランドを発表しました。

2011年には、パリ・オートクチュール・ウィークにてデビューを飾り、世界中のファッションメディアに取り上げられました。

2013年には、パリで発表された春夏オートクチュールコレクションにおいて「3Dプリンタ技術」を使用し、「VOLTAGE(電圧)」をテーマとした11着のコレクションを発表しています。

3Dプリント技術は使用する素材により、身体の作りや動きに合わせたデザインを可能にする技術で、今までに無い全く新しいデザインを作り上げています。

彼女はコラボレーションを行っており、先進的なデザインの靴を世界30ヶ国で販売する「ユナイテッドヌード(united nude)」とコラボし、「FANG」「CAPRIOLE」「ESCAPISM COUTURE」「CRYSTALLIZATION」「SYNESTHESIA」「THORN」「VOLTAGE HAUTE CHAUSSURE」などの靴を発表・販売しています。

ユナイテッドヌードの公式ページでは、これらコラボレーションした靴が販売されてものもあります。

実際に値段がついていた「CRYSTALLIZATION」は価格が850ユーロ(日本円で10万円強)と靴にしてはお高め。しかしレディ・ガガの衣装を手がけたりもする新進気鋭のデザイナーとのコラボ作品であれば当然の様な気もします。

東日本初出店に期待が集まる、老舗シューズブランド

エリザベス女王など、往年のセレブリティに愛され、現在も世界中で愛されている老舗ブランドが、「Roger Vivier(ロジェ・ヴィヴィエ)」です。

ロジェ・ヴィヴィエは、1937年にロジェ・ヴィヴィエが自身の名を冠して設立した老舗シューズブランドです。ロジェ・ヴィヴィエは1993年に死去しましたが、1930年から90年代にわたってさまざまなクチュリエに愛され続けた逸材。

上品でフェミニンなアイテムを世に送り続け、多くの女性たちを魅了してきました。

ロジェ・ヴィヴィエは、1907年、フランスに生まれました。

美術学校で彫刻を学んだ後、シューズメーカーにて経験をつみます。そして37年、ブランドが誕生しました。

その後、クリスチャンディオールの靴や、イヴ・サンローラン、バレンシアガ、エマニュエルウンガロ、クレージュ、バルマンなどの靴のデザインも手がけ、あらゆるデザイナーたちから称賛を受けてきました。ディオールとロジェ・ヴィヴィエは、コラボレーションで両者の名前をシューズで発表したこともあります。

また、60年代にはシャルルジョルダンとともに靴のデザインを行っていた時期もありました。

逝去後は、モデルで現在ブランドアンバサダーを務めるイネス・ド・ラ・フレンサンジュの尽力により、トッズやホーガンの経営者として知られるディエゴ・デラ・ヴァルによって引き継がれ傘下となりました。ブルーノ・フリゾーニがクリエイティブディレクターをつとめています。

2007年からは、手作業にこだわったオートクチュールコレクションも発表。

翌年、リステアというセレクトショップで取扱いがスタートしました。これを記念して、ロジェ・ヴィヴィエのスペシャルエキシビションを開催。靴以外にも、サングラスなどのアイテムが展示されました。

今年の春は、原宿のギャラリーにてロジェ・ヴィヴィエの期間限定ショップがオープン。9月には、松屋銀座リニューアルに際し、東日本初となる出店を予定し、注目を集めています。

フェミニンなバレエシューズが有名!セレブ愛用シューズブランド

セレブが愛用する高級バレエシューズでおなじみのシューズブランドが、「London Sole(ロンドンソール)」です。映画「プラダを着た悪魔」でも同ブランドのシューズが採用され、モデルのケイト・モスや女優のキルステン・ダンストなどが愛用しています。ヒールが低く、フェミニンなのが特徴です。

ロンドンソールのシューズには、イタリアの柔らかいカーフスキンや、スペインのキッドスキンを使い、フランスのクロコダイルやパイソンなど、オリジナルも含め300以上のマテリアルを使用しています。バレエシューズをはじめ、よく見ると微妙に異なる型がいくつもあり、それぞれに豊富なバリエーションが存在します。400以上の異なるデザインと、1万以上のバリエーションをもつといわれています

ロンドンソールが誕生したのは、1968年、イギリスチェルシー出身のジェーン・ウィンクワースがシューズメーカーGamba社のためにフラットなシューズをつくったのがきっかけでした。そこで、原型となるデザインが誕生したのです。

その後ジェーン・ウィンクワースは友人を集めてロンドンの自宅で創作活動を始めます。

そして1980年、ロンドンソールの基盤である「フレンチソール」が誕生しました。

フレンチソールは、デザインが素晴らしいことで高い評価を受け、多くの受注を受けるようになります。故ダイアナ妃もフレンチソールを愛用していたといわれています。

1989年、ロンドンのチェルシーにショップをオープンします。そしてフレンチソールのデザインをベースとしたロンドンソールが誕生したのです。

現在、フレンチソールは約1万円前後に対して、ロンドンソールは約2万3千円の価格で販売されています。ロンドンソールは、高級ラインと考えていいでしょう。

現在でも、ジェーン・ウィンクワースがフレンチソール・ロンドンソールともにヘッドデザイナーとして活躍しています。

ロンドンソールは、ロンドン、ニューヨーク、サンフランシスコに直営店を持ち、日本ではユナイテッドアローズ、渋谷西武百貨店で取扱いがあります。

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