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資格
ネイリストになるには?
- 2014-04-25 (金)
- ブランド紹介
ファッションに欠かせないものの一つとして、一般に浸透しているのが「ネイル」です。
爪の美容と健康とお手入れを行う「ネイルケア」、爪に付け爪をつけ装飾をする「ネイルアート」、これらを専門に行うのが「ネイリスト」と呼ばれる人たちです。
アート性を含む多用なネイルアートが人気を呼び、ネイルの施術を行うサロンやネイリストを目指す人たちも増えてきていますね。
世界的にはマニキュアリストやネイルテクニシャンと呼ばれていますが、「ネイリスト」は日本ネイリスト協会の公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター主催の試験に合格することで名乗る事ができる、日本独自の呼び名となっています。
爪に関する施術を行う為に必要となる国家・公的資格や認可などは無く、独学でお店を開く事も充分に可能。
ただし、自分のネイルに関する知識や技術が一定水準あることを証明することにも繋がるので、日本詠リスト検定試験センターの民間資格を取得してサロンに掲げた方が信頼性は増すでしょう。また、海外でも同様にネイルに関する資格が有るのでそちらを取得するのも良いでしょう。
今回は1997年より始まり2014年で17年目を迎えた、日本ネイリスト検定試験センター主催の技能検定試験についてカンタンにご紹介します。
この試験では、ネイリストのとして正しい技術と知識の向上と実践に役立つ事を評価認定する試験となっており、3級~1級の3クラスが用意されています。
・3級……ネイリストベーシックのマスター、ネイルケアやネイルアートに関する基本的な技術や知識を認定。
・2級……サロンワークで通用するネイルケアやリペア、チップ、ラップ、アートに関する技術や知識を認定。
・1級……トップレベルのネイリストとして必要とされる総合的な技術や知識を認定。
参加資格は、3級は義務教育を終了した人であれば誰でも受験可能、2級受験は3級取得者のみ、1級受験は2級取得者のみと段階的に受験する以外最高級1級を取得する手段はありません。
一定水準の知識と技術を認定してくれる資格の上、歴史もあるため知名度も高くサロンへの就職や独立にも役立ちます。
資格を取得した上で、ネイルアートにこだわるのか、サロンを持ちたい(稼ぎたい)のか、自分の方向性を定めてみると良いでしょう。
染色技能士になるには?
- 2014-04-23 (水)
- ブランド紹介
染物関連やクリーニング関連の仕事に就きたいと思っている方にオススメなのが「染色技能士」という資格です。
読んで字の如く、繊維の染色や染み抜きをはじめ、汚れた生地の色抜き修復、染色補正や復元といった専門的な技能を行うことができるもので、国家資格であるために資格を持たないものが染色技能士を名乗ることは固く禁じられています。
一般的に言われている染色技能士を行かせる仕事としては、友禅染の染工、クリーニングの染み抜きなどが挙げられています。
では、染色技能士になる方法を紹介していきましょう。
「染色技能士(せんしょくぎのうし)」は、各都道府県知事が実施する染色に関連する学科と実技の試験を合格した人が取得できる唯一の国家資格です。
染色技能士は糸浸染、なせん、スクリーンなせん、染色補正作業、織物、ニット浸染色に区分され、それぞれに2級と1級があり学科と実技の試験に合格することで1級は構成労働大臣名、2級は各都道府県知事の合格証が交付されます。
学科では染色加工一般(浸染、なせん、色あわせ、処理加工と仕上げ)、材料一般(染料、染色助剤)、繊維製品、試験及び測定、色彩、安全衛生、織物・ニット染色加工法、浸染作業の方法や種類・性質・染色助剤種類などなど専門的な知識を試験します。
実技では綿ニット、ポリエステル、羊毛、綿布の中から選択し、バッチ染色または連続染色どちらか1つの染色法を選んで行います。これは2級・1級ともに共通の課題。
実務経験を7年以上経験していれば受験することができますが、初心者の場合は着物や和裁に関連する専門学校や大学で本格的かつ伝統的な染色技術を身につけるのが資格取得一番の近道でしょう。
染色技能士の資格取得のサポートを行う学校を調べてみましたが、大原和服専門学校のきもの総合研究コースなどがあります。
4年生の学校となりますが、きものの知識から道具の扱い方、基礎動作・技術を学び、1~2年次に伝統染色技術を学び着物や帯の製作を、3~4年次には「染」か「織」を選考、実践でも役に立つ専門技術や表現方法を学ぶ事ができます。
また、在学時に「染色技能士2級」の取得を目指し、染色のプロを目指すことも可能。取得すれば就職はもちろん、独立することもできます。
ニット製品製造技能士になるには?
- 2014-04-21 (月)
- ブランド紹介
冬や肌寒い時に良く着るニットアイテム。
代表的なニットアイテムとして「セーター」「カーディガン」などを思い浮かべますが、実は違う素材を利用する事で伸縮性に富んだジャケット、ブラウス、ポロシャツ、Tシャツ、ランジェリー、肌着、レオタード、水着、パンスト、靴下、マフラーなど様々なものに使われています。
まずは、ニットがどういう物を指すのかを紹介していきましょう。
通常の服などの衣類は絞った糸をタテ・ヨコに直角に交差させて作っていきますが、ニットは柔らかく撚りあわせて作った糸をループの連鎖で編み上げていきます。
ニットの手法で衣類を作ることで、伸縮性やしなやかさ、通気性も良く人の体の動きにぴったり合った着心地のよい服が出来上がります。ファッションデザイナーの間でも早い時期から注目され、ニットの手法を使った人気服が多数生み出されてきました。
このニットの製造に携わりたいと思っている方にオススメなのが「ニット製品製造技能士」という国家資格です。
ニット製品製造技能士は「横編みニット製造作業」「丸編みニット製造作業」「靴下製造作業」「横編みニット縫製作業」「丸編みにっと・たて編みニット縫製作業」に区分され、それぞれに2級・1級が用意されています。
区分・級別に学科試験と実技試験が用意されていて、合格する事で初めて「ニット製品製造技能士」を名乗る事が可能となります。
就職先の多くはメンズ・レディース・キッズなどを製造するアパレルメーカーが主となり、ニットの製造を行う企業であれば引く手あまた。また、専門職の資格なので、取得すればメーカーや企業に所属せず独立しフリーで活動し、自分がデザインしたニット服やアイテムを発表していくことも可能です。
初心者がこの資格を目指す場合は、製図、型紙作り、裁断、縫製など一通り基本が学べる服飾系の専門学校に入学・卒業し、ニットメーカーへ就職して経験を積み受験するのが一般的な流れとなります。
既にニットメーカー等で働き経験を積んでいる方であれば、取得しておくとキャリアアップや転職などにも有利に働くでしょう。
ちなみに、ニットを扱うのに上記資格は決して必須ではありませんが、国家資格となるため取得していない場合は「ニット製品製造技能士」を名乗る事はできません。
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