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カーゴパンツとは?
- 2014-07-28 (月)
- ブランド紹介
今でこそ当たり前にファッションとして受け入れられている「カーゴパンツ」ですが、元々の利用用途はご存知でしょうか?
カーゴパンツは元々、貨物船をはじめとした荷(カーゴ)の引き上げ下げに従事していた人間達の作業用のズボンとして用いられてきました。
作業用という前提があるため、分厚く丈夫な生地が使われており、裂けたり破れたりといったことが少ないパンツでした。しかし現在はカーゴパンツのスタイルはそのままに、素材はジーンズや綿といった丈夫さよりも動きやすさを意識したカーゴパンツが販売されてきています。
また、カーゴパンツの特徴としては、機能性を重視しモモ上部分によくあるポケットの他に、膝上辺りにも大きなポケットが付けられています。このことからポケットパンツとも言われ、チノパンやミリタリーなどのカジュアルズボンとしても派生し、特にアウトドアのファッションとして人気が高くなっています。
ちなみに、カーゴパンツとチノパンの違いは、素材と使われた由来の違いによるものです。
カーゴパンツは先にも述べた通り、貨物船などの荷物の引き上げ下ろしをしていた人間が用いた作業用ズボン。
チノパンは、チノ・クロスとも呼ばれる綿やポリエステルを「綾織り」で折られた生地が使われています。インドに駐屯していた英仏の軍隊制服に使われたカーキ生地が起源となり、アメリカ軍にも採用されました。スペイン語の中国人(chino)から来ており、名前の由来になったとも言われています。
このように見た目が似ていますが由来や素材が違うといった違いがあります。
色は用途によって様々ありますが、基本的に黒、グレー、カーキといったくすんだ色がベースとなります。スタイルも基本はダブっとしたものが多いですが、最近は細身のものも増えてきているようです。
以前は作業用と言う事で男性もののカーゴパンツしか販売されていませんでしたが、現在は女性向けのカーゴパンツも販売されてきています。
メンズ・レディース・アクセサリー・バッグなど幅広くとりあつかう「3.1 フィリップリム」
- 2014-02-21 (金)
- ブランド紹介
「3.1フィリップリム(3.1 Phillip Lim)」は、デザイナーのフィリップ・リム氏がアメリカ・ニューヨークで設立したファッションブランドです。レディースファッション・メンズファッション・フレグランス・バッグ・アクセサリーと幅広く取り扱っています。
同ブランドのファッションは、黒を基調にしたシンプルかつクリーン、フェミニンで洗練されたデザインが特徴。素材の選定から細部までしっかり作りこまれていることや、デザイナー自身が受賞した賞によって世界的に高く評価され、今では海外のセレブに愛用されています。
では「3.1フィリップリム」の歴史についてみてみましょう。
同ブランドを設立したフィリップ・リムは、1973年にアメリカ・カリフォルニア州に中国系アメリカ人の家系に生を受けました。
同氏はカリフォルニア州立大学にて財政学を学ぶものの熱中できずデザイナーに方向転換し修行を開始、アメリカのファッションデザイナー「カティヨン・アデリ(katayone ADELI)」の元でデザインアシスタントのインターンとして働き経験を積んでいきます。
カティヨン・アデリで働いた後に、「ディベロップメント(development)」のヘッドデザイナーとして働き始め頭角を現していきます。
そして2005年、ニューヨークに拠点を移し「3.1 フィリップリム」という、自分の名前と年齢を冠したファッションブランドを立ち上げ、翌年2006年の冬にニューヨークのコレクションで自身のブランドとしての作品を発表し大きな評価を得ていきます。
また、将来有望な若手のデザイナーに贈られる賞「ヴォーグ・ファッション・ファンド・アワード」を2006年、2007年の2年連続でファイナリストに残ったことで彼の名とブランドは世界中に知られるようになっていきます。
同年にメンズコレクションを発表、2009年には6人の調香師とコラボして完成させた限定香水「Six Scents」プロジェクトにも参加。2012年には、大胆なグラフィック柄やモノトーンを基調にしたファッションをの秋冬コレクションで発表するなど知名度を高め、日本ではデザイナーがモデルを発掘するイベントを開催、水原希子さんが選ばれたことが話題になりました。
まさに数々の賞を受賞している実力派ブランドです。
テキスタイルメーカーからスタートした紳士服ブランド「エルメネジルド ゼニア」
- 2014-01-31 (金)
- ブランド紹介
「エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zguna)」は紳士服を中心に発表するファッションブランドで、テキスタイルの他イタリアを代表する世界的にも知名度の高いブランドなので、ご紹介させて頂きます。
同ブランドは19世紀の後半、アンジェロ・ゼニアが羊毛を使った製織(セイショク)を始めたのが始まりとなり、1892年に誕生した末息子エルメネジルド・ゼニアが1910年に服地工場を設立、自身の名前を冠した「エルメネジルド・ゼニア社」がスタートしました。
テキスタイルメーカーとしてスタートした同社は、1930年代に毛織物の生産をはじめ38年にはアメリカへの輸出もスタート。紳士服の服地として評価や知名度が高まり、わずか2年後には世界40ヶ国以上で販売されるようになりました。
1960年代に入ると、創業者エルメネジルド・ゼニアが「アンジェロ」「アルド」二人の息子に事業の引継ぎを行います。
1968年にイタリア・ノヴァラに工場を作り、コート・スーツ・ジャケットやパンツのコレクションの生産に取り掛かり事業は大きく成功。海外への事業拡大、スポーツウェアやアクセサリーの製品展開など経営多角化に取り組み、1972年にはパターンオーダーの事業も始めました。
1980年代には、ミラノとパリに初となる単独ブランドショップをオープンさせ紳士服ブランドとして本格的に稼動。テキスタイルメーカー・紳士服ブランドとしても大きく成長、1990年代の終わりにはアパレルからアクセサリーまでを総合展開するグローバル・ラグジュアリー・ブランドになりました。
2009年には日本初となる東京・新宿グローバルストアをオープン。2010年にはエルメネジルド・ゼニア初となるオンラインストアもオープンし、精力的に店舗拡大を続けています。
2013年現在は、世界80ヶ国以上の地域に555店舗を展開し、うち311店舗は直営店となっています。
日本でもエルメネジルド・ゼニアの服地を使ったオーダースーツやレディーススーツを作る代理店があります。
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