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今のアパレル業界が求めている人材とは、いったいどんな人なのでしょうか？今回はアパレル業界向きの人材について「販売職編」を紹介していきたいと思います。

・人の力を持っている人
ファッション業界の販売職は、医師や弁護士のように資格が必要なわけではありません。ですが、ファッション業界では“人の力”がとても重要視されています。

一口に「人の力」なんて言っても、なんのことだかよく分かりませんよね。
例えるなら、買い物をする際に「この商品、この人から買いたいな」と、不意にお客様に思わせるような。そんな感じです。それは、その人に人の力があるからこそ出来ることなのだと思うんです。
人の力を養うには、自分らしさ、自分にしか出来ないことをしっかり理解して、それをいかに伸ばしていくことが出来るかが重要なのだと思います。

・着ることで表現し、お客様に伝える
販売職はファッションが好き、洋服が好き、このショップのブランドが好き。という気持ちはもちろんのことですが、その中でも特に装うことが好きかどうかが重要だと思います。

それは店頭で自社製品のブランドのイメージや、シーズン商品のイメージを着ることで表現し、お客様に伝えるということも販売員の大切な仕事のひとつだからです。

カリスマ店員と聞くと、ショップの中でも1人にスポットライトが当たりがちなイメージですが、実はそうではありません。どんなショップも大抵、経営はチームプレイで行っています。

人気のショップやブランドともなれば、掛け声や挨拶などのチームとしての一体感があり、独自の雰囲気が醸し出されます。

カリスマ店員になる為には、お客様と良好な関係を築くことももちろん大切なことですが、自分だけではなく同じショップで働く店員さんやスタッフさんの働きがあってこそ、仕事が成り立っているということを忘れてはいけません。

カリスマ店員というのは、一緒に働くスタッフや店員さんへの気遣いを忘れず、かつ、しっかりとチームとしての連携が取れている人を指す言葉です。

カリスマ店員を目指すならば、背後には多くのスタッフや店員さんがいて、彼らの努力あってこそショップの経営が成り立っているということを知っておくべきでしょう。

カリスマ店員なる為に必要なのは、なにも美しい体型や容姿、立ち振舞いだけではありません。
来店されたお客様の販売意欲を煽る接客術や、リピーターになってもらうための会話術も必要不可欠だと言えます。

アパレルショップには毎日色んな人が来店します。例えば、トレンドのファッションに敏感な人もいれば、おしゃれ初心者さんであったり、少し背伸びをしてみたい人であったり、一口にお客様といっても、様々なタイプに別れます。

カリスマ店員からすれば、これらすべてのタイプのお客様に共通して言えることがひとつあるのだとか。それは、どんなタイプのお客様でも褒めることのできるポイントを探すこと、だそうです。

お世辞だと思われてしまっても構いません。徹底的に褒めることが重要です。髪型や着ている洋服など、とにかく誉めちぎることが重要なんです。誉められている内にお客様は気分が良くなり、そのブランドのイメージが高くなります。

また、あのお店に行くと気分が良いから、褒めてもらえるからという理由でリピーターになるお客様も多いんです。

NGなのは褒める際に恥ずかしがってしまうことです。お客様に「この人本気で言ってないな」と思われないようにすることが重要なんです。