ホーム > タグ > ファッション
ファッション
オランダを代表するデニムブランド「ジースター・ロゥ(G-Star RAW)」
- 2014-11-12 (水)
- ブランド紹介
今回はオランダのアムステルダムで生まれたデニムブランド「ジースター・ロゥ(G-Star RAW)」をご紹介します。
「ジースター・ロゥ(G-Star RAW)」は、1989年にオランダで設立されたデニムブランドです。「RAW」の名前のとおり、扱うデニムの中でも「ローデニム」が中心となっています。
「ローデニム」は、腰の部分から股間までの長さが短く作られた股上浅いデニムのことを指し、他の呼び方では「ローライズデニム」とも同じ意味。短めのトップスとローライズを組み合わせ、ウエストを大きく露出させるのが定番のスタイルといわれています。
しかし「ジースター・ロゥ(G-Star RAW)」のデニムは常に素材の研究を続け、他のブランドのデニムとは一線を画すスタイルが魅力。「Just the product」のテーマのもと、オリジナルのスタイルや手法を確立し、ヨーロピアンジーンズのひとつとして人気といえます。
1996年にはあらゆる年齢層にもローデニムが受け入れてもらえるように、発表時のローデニムのスタイルを持たせつつも、その時のトレンドも取り入れたコンセプトで商品を生産。
ジーンズを中心に生産を行う傍ら、バッグやベルトといったアクセサリー関連、そして人気のシューズライン「ジースター・ロゥフットウェア(G-STAR RAW FOOTWEAR)」も発表し、コレクションの幅を広げてきています。
これらコレクションをデザインするのはピエール・モリセット。
また、活動の幅はファッションだけにとどまらず、自動車や自転車といった他の産業企業とのコラボも行っています。自動車メーカーではランドローバー、自転車メーカーではキャノンデールのコラボを行っています。
ショップは世界中に約300店舗と言われ、日本の主要都市にある阪急や伊勢丹と言った百貨店やセレクトショップでも取り扱われています。
百貨店売り場からスタートしたハイストリートファッションブランド「トップショップ(TOP SHOP)」
- 2014-11-10 (月)
- ブランド紹介
今回はイギリスで生まれ、イギリスを代表するまに成長したハイストリートファッションブランド「トップショップ(TOP SHOP)」をご紹介いたします。
「トップショップ(TOP SHOP)」は、1964年にイギリスのシェフィールドにあった百貨店「ピーターロビンソン」の服売り場の1店舗としてスタートしました。扱う商品は主に低価格でありながらもトレンドを押さえたファッション性の高い服で、H&M等に代表されるファストファッションに分類されます。
ピーターロビンソンへの出店から1年後の1965年には、ロンドンのオックスフォード・サーカスに新規店舗をオープンしています。ちなみにこの店舗は現在本店として営業しており、地下地上あわせ4階建ての大店舗として営業しています。
1970年頃に入ってからは第一号店を出した百貨店ピーターロビンソンから独立。メンズラインとして「トップマン(TOPMAN)」をスタート。
80~90年代までは現在のようなファッション性の高いような服を販売している感じは無く、あくまでも低価格&手ごろな衣料品が販売主力でした。
トップショップというブランドが大きく変わり始めたのは1999年。ブランドディレクターにジェーン・シーパードソンが就任したことがキッカケとなり、ハイストリートファッションブランドに変わっていく戦略を展開していきます。
トレンドを意識したデザインを取り入れたり、デザイナーとコラボを行うなど積極的なファッション追求により、世界各国のセレクトショップなどでもトップショップの取り扱いが増えていきます。
そして2006年、ついに日本上陸。東京のラフォーレ原宿に「トップショップ」「トップマン」をオープン。デザインやカラーが豊富な事や、ファストファッションならではのデザインの回転の速さが人気となり、現在ではイギリスだけで約300店舗以上を展開するなど世界30カ国以上で同ブランドは扱われています。
クラシカルかつエレガントさを備えたデザインが特徴「バルマン」
- 2014-10-29 (水)
- ブランド紹介
今回は、エレガントかつクラシカルナデザインが特徴のファッションブランド「バルマン(BALMAN)」をご紹介します。
「バルマン(BALMAN)」は、1914年フランスのサヴォワに生まれたピエール・バルマンが1945年に創設した、オートクチュールブランドです。
ピエール・バルマンは紳士服の卸に携わる父、ブティック経営に携わる母、双方の影響を受けており幼少期から服に強い関心を持って育ちました。その後、フランス・パリにある国立美術学校で建築の勉強を行った後、幼少よりの夢であったファッション・モード界に転向を決意します。
モード界に転向後、デザイナーのエドワード・モリヌーにファッションのデザインデッサンを見せたことがきっかけで才能を高く評価され、1934年よりエドワード・モリヌーのメゾンで5年間働き、1939年からはルシアン・ルロンのメゾンでもモデリストとして働きます。
そして数々のメゾンでファッションの技術や経験を積み上げ、終戦の年1945年に自分自身の名前を冠する「ピエール・バルマン」を設立しました。
終戦直後のブランド独立だったために、資金面はもちろん素材の調達でも苦しんだ時期だったようですが、両親からの援助もあり、ブランドのコレクションの発表を行うことができたようです。当時の流行である腰のくびれ部分を細く絞ったシルエットを取り入れ話題となりました。
1950年代にかけては、フランスのパリ・オートクチュール黄金時代の中心人物としても活躍し、バレンシアガやディオールといった著名なデザイナーと並び称されました。当時の有名女優、ビビアン・リーやブリジッド・バルドーなども顧客としてドレスを手がけており人気の高さが伺えます。
また、同ブランドは香水も有名。エリーズ64-83やヴァンヴェール、ジョリー・マダムなど今でも人気の香水を生み出しています。
1982年に創設者ピエール・バルマンが亡くなりますが、デザイナーがバルマンのデザインを引き継ぎ現在に至るまで新しい作品を生み出し続けています。
ホーム > タグ > ファッション





