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「アメカジ」スタイルとは?

日本では雑誌やテレビ、インターネットなど様々な場所で「アメカジ」という言葉を見かけます。

「アメカジ」は略称で、正式には「アメリカンカジュアル(American Casual)」といいます。呼んで字の如く、アメリカ風の服や着こなしのことで、アメリカの大学生のファッションをお手本にしたスタイルを指しています。

日本にアメカジスタイルが輸入されたのは1970年代ヒッピーブームから始まり、10年毎にブレザー・ローファー・バンダナなどの渋カジと呼ばれるファッションが台頭、2000年代に入ってからストリート系アメカジが流行し始めて現在のアメカジファッションが定着していきます。

アメカジの定番アイテムとして「ジーンズ」「スタジアムジャンパー」「チノパン」「ジーンズ」「スウェット」「スニーカー」など挙げられ、比較的ゆったり身につけられる衣服が特徴です。

また、一言で「アメカジ」と言っても、アメリカ独自の文化や制服などもあり様々なスタイルが存在します。以下はその一例。

・カレッジスタイル……アメリカンカジュアルの元祖で、大学生の着こなしをお手本としたファッション。学生っぽさを出すため学校名が入ったカーディガンなどを着用。

・ウエスタンスタイル……西部開拓時代のカウボーイをお手本にしたスタイルで、ウエスタンシャツやニットを着用。

・ミリタリースタイル……日本でも根強い人気を誇る、アメリカの兵士の制服を取り入れたファッション。ポケットの多さや断熱性に優れ機能的。

・サーフスタイル……ウエストコーストでサーフィンを行う人たちの間で生まれた、別名サーフィンスタイル。ゆるめの着こなしが特徴。

・ワークスタイル……ジーンズやデニムを着用する労働者ファッション。

・バイカースタイル……ライダージャケットや革製品などを着用する、バイク愛好家たちのファッション。

この他にも流行によって増減するスタイルはありますが、基本となる着こなしとしては、ジーンズにTシャツ、アウター、スニーカーなどでまとめた動きやすくシンプルなスタイル。

あまり流行にも左右されない傾向にあり、多くの男性陣から指示されるスタイルでもあります。

知っておきたいアパレル業界用語「グランジ・ファッション」

「グランジ・ファッション」は、90年代のグランジ・ロックから派生したファッションです。

今でこそちゃんとしたファッションとして認知されてはいますが、当時はお金が無い人が行うファッションで、1980年代に登場したグランジ・ロックのミュージシャン「ニルヴァーナ」が着ていたことをキッカケに火が付き、90年代に入ってからはコレクションでデザイナーが相次いで取り上げ90年代初頭を代表するファッションとなりました。

グランジ・ファッションの大きな特徴はアメリカの普段着がベースとなっており、「ボロボロ」「よろよろ」「色落ち」した服を重ね着するのがポイント。

代表的な服は以下のとおり。

「ネルシャツ」

ネルシャツはフランネル・シャツの略称で、柔らかく軽い毛織物のシャツのことを言います。作られる地域によりイギリスでは「平織り・羽毛」、ドイツになると「綾織り・毛羽」が多くなります。

「カーディガン」

カーディガンは毛編みやニットで作られたトップスで、日本の高校生なども好んで着ています。

元は、英国陸軍軽騎兵旅団長のカーディガン伯爵が考案し、怪我したものが着やすく、保温で重ね着として着られていたセーターを前開き・ボタン止めにしたのが始まりとされ、伯爵の名前がそのまま付けられています。

「ジーンズ」

ジーンズは、1870年代のゴールドラッシュ真っ只中のアメリカで誕生した頑丈なワークパンツが元。製造はリーバイス社で、最初の頃に作られたジーンズは稀少性が高く、今現在は「ヴィンテージジーンズ」として高値で取引されています。

「スニーカー」

スニーカーは運動靴の一種で、英語の「スネーク(忍び寄る)」から派生した言葉です。靴底はゴムで補強され、足首や足の甲を守るよう柔らかい素材と紐で補強されたもので、アメリカではバスケットが流行りだした1970年代に一気に市場が広がりました。

上記の4つのアイテムを着古し、ボロボロ、ヨレヨレの状態にし、着崩し、重ね着すればグランジ・ファッションが完成します。 ニルヴァーナのカート・コバーンが同ファッションブームを巻き起こした事で有名です。

現在もミュージシャンに限らず、コレクション界にも影響を与え「現代風」とも呼べるグランジファッションを追及しています。

普遍的なものを捉えなおすブランド「ATENOY(アテノイ)」

「ATENOY(アテノイ)」は、「普遍的なものを捉えなおす」をブランドコンセプトにした日本のファッションブランドです。

ブランド創業者の米田年範(ヨネダトシノリ)氏は、武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業、文化ファッション大学院大学修了ののちコレクションブランドやフリーランスとして経験を積み2011年春夏シーズンに、自身のブランドとなる「ATENOY(アテノイ)」をスタートさせます。

2012年12月より渋谷パルコにて「デザイナーやアーティストの作品を、ワンピースとタイツに落とし込み、より身近にする」をコンセプトにした『ワンピースとタイツ』ではワンピースのデザイナーも勤め、ユニークな題材を取り扱う同氏のコレクションは人気も高いです。好評を受け2度目の限定ショップが渋谷パルコにオープンしたことからも、その人気はあきらかです。

2012年秋冬シーズンには「パッチワーク」を使ったコレクションを発表。パッチワーク布からコートやジャケットを作成し、その制作の際に出てしまったパッチワークの端切れを利用して、ネックレスやピアスなどのアクセサリーを作るなど無駄を省いています。また、Shioriclarkとのコラボタイツやパッチワークプリントを利用したクッションなど生活アイテムも展開しています。

現在ATENOY公式サイトのコレクションカテゴリでは、2013年春夏シーズンのコレクションが掲載されており「電話の服」「カーテンタックのワンピース」「床のTシャツ」「床のジャケット」「天井と床のワンピース」「絨毯のケープ」「天井のワンピース」「椅子の服」などが公開されています。電話の服などは、ゆったりした袖口やシルエットが印象的で、モデルさんのヘアスタイルも電話にあわせてあるのが面白いです。

アテノイは、ほかのブランドとは一味違い、アーティストやデザイナーと共にアイテムを作っていくスタイルを取っているブランドで、一見デザインとして使われなさそうな題材「床」「天井」「絨毯」などの写真をコラージュしてプリントしたアイテムが作られています。

取り扱いは「Boutique Sache」「fro・nowhere」「iconam」「WALL大阪」のセレクトショップが中心となっています。

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