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アパレル業界
お客様に声をかける絶妙なタイミングって?(6)
- 2017-08-16 (水)
- ブランド紹介
この記事は前回の記事の続きになります。現ファッション・アパレル業界の店員達に聞いた、お客様に声をかける絶妙なタイミングについて紹介していきましょう。
・とにかくファーストコンタクトを取る
「どんなお客様にも必ずファーストコンタクトを取るようにしています。お店に入ってきてくださったら、そっと横に立ち『こちらの商品はご試着できますので、お気軽にお声がけください』とお客様に伝えます。ただ、そのあとは直ぐにお客様のもとを離れるようにしています。ショップによってはお客様の横を一時も離れずに、熱心に声かけをするのが良いとされていますが、それではお客様も商品を集中して見ることができないと思うのです。ですので、私は必要最低限の声かけに止めています。あまりお客様の方をジッと見つめないようにすることも意識していますね。とにもかくにも、お客様に密着しすぎず、一定の距離を保って様子をうかがうようにしています。そうすると、用事があればお客様の方からアイコンタクトを送ってくださいますからね。そしたらすかさず用件を聞いたり、試着の準備を行ったり。これが自然に出来るようになれば、一人前のショップ店員になったと言えるのではないでしょうか。(アパレルショップ店員・30歳)」
まずは必ずファーストコンタクトを取り、そのあとは一定の距離をおいてお客様の様子を伺う。確かに、これはスタンダードな接客方法だといえるでしょう。ジッと横に立たれては、ゆっくりとお買い物をすることができませんからね。ファーストコンタクトを必ず取ることでお客様に「この店員さんは話しかけても大丈夫なんだ」と思わせることもできますので、どのように声かけを行って良いのか分からない方は実践してみてはいかがでしょうか?
お客様に声をかける絶妙なタイミングって?(5)
- 2017-08-14 (月)
- ブランド紹介
この記事は前回の記事の続きになります。現ファッション・アパレル業界の店員達に聞いた、お客様に声をかける絶妙なタイミングについて紹介していきましょう。
・お客様の意表を突くタイミングで声をかける
「私はあえてお客様の意表を突くタイミングで声かけを行っていますよ。というのも、警戒心の強いお客様は声かけを行うスタッフの動きでショップを出ていかれてしまう場合が多いからです。声をかける前に出ていかれてしまったら元も子もありませんからね。お客様が商品に目をやっている隙を付いて『そちらのカーディガン、今すごく売れていているんですよ~!』ってな感じで声かけをします。すると驚いたお客様はつい受け答えをしてくれて、そこから会話が発展していく…なんてことも多いんです。まあ、そこから会話が発展するかどうかは、アパレルショップ店員の腕のみせどころだとおもってますけどね。笑(アパレルショップ店員・23歳)」
これはなかなか高度なテクニックかもしれませんが、お客様の意表を突くタイミングで話しかけるというテクニックもあるとのことでした。
確かに、スタッフに声をかけられるのが苦手なお客様も実際に多いですからね。声かけをしようとしてお店を出ていかれてしまっては、売り上げには繋がりません。そこで、上記の店員さんは一か八かでお客様の意表を突いて声かけを行うのだそうです。非常にリスクの高い接客方法かもしれませんが、お客様の足を少しでも止めたいのならやってみる価値はあるかもしれません。
お客様に声をかける絶妙なタイミングって?(4)
- 2017-08-09 (水)
- ブランド紹介
この記事は前回の記事の続きになります。現ファッション・アパレル業界の店員達に聞いた、お客様に声をかける絶妙なタイミングについて紹介していきましょう。
・そのお客様によって声かけをするかどうか決める
「自分のショップでは、そのお客様の様子で声をかけるかどうかを決めています。お客様を選ぶ、というのは少し失礼かもしれませんが、店員からの声かけが苦手だというお客様も、結構いらっしゃるんですよね。一人で自由に商品を見て、自分のペースでお買い物を楽しみたい。そう思っているお客様も多いので、明らかに声をかけてほしくなさそうなお客様にはお声がけは控えるようにしています。逆に、店内をうろうろと見渡していたり、商品をもったまま困った顔をしているお客様を見かけた場合は、『よろしければ、ご試着しますか?』などと積極的に声をかけるようにしています。シャイなお客様だと自分から店員に声をかけずらいなんて方も居るそうなので。お客様を感覚的に見分けて、その場その場に合った接客を心がけているんです(アパレルショップ店員・32歳)」
お客様を選んで声かけを行う、という店員さんも多いということが分かりました。確かに、私も自分のペースで商品を選びたいタイプなので、店員さんが察してくれると嬉しいような気がします。
もちろん、お客様が「自分のペースで商品を選びたいから声かけは大丈夫です!」なんて直接言ってくれるわけではないので、店員の人を見極める力が問われるわけですが、うまくお客様の心を見極めることが出来るようになれば、お店の売り上げに貢献することもできるようになるのではないでしょうか?
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