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イトーヨーカ堂がアパレルメーカーと婦人服ブランドを展開
- 2010-09-29 (水)
- ブランド紹介
イオンに続き、イトーヨーカ堂が9月8日から婦人ファッションのプライベートブランドを展開しました。立ち上げたのはプライベートブランドの「GALLORIA(ギャローリア)」そして「L&B(エルアンドビー)の2ブランド。150店舗で順次展開をし、初年度の売上げを100億円見込んでいます。
「GALLORIA(ギャローリア)」は流行のスタイルを中心にアイテム数を70、売場面積は約80~65・で120店舗の展開を考えています。「L&B(エルアンドビー)」は休日のカジュアルラインのアイテムを80程、オフィスやタウンで楽しむアイテムを70程。二つのブランドのアイテム数の合計は220にも上がる予定です。
各大手スーパーでは衣料品の改革が進んでいますが、イトーヨーカドーのプライベートブランド立ち上げも衣料改革の一つ。大手アパレルのクロスプアラス社とチームマーチャダイジングを構築して、著名なデザイナーを中心に商品企画からデザイン、生産、売場をどう演出していくかまで、両社のメンバーから選出された専任のチームで構成されています。
その狙いとは、最先端のファッションをいち早く商品に落とし込むということ。ヨーカドーの主要な顧客は30~50代になりますが、その年代を中心とした婦人ファッションを提案していきます。
売場の演出ねども、今までの単品売りとは違い、それぞれの着用シーンに合わせてトータルなコーディネイトを提案できるような演出を考えています。もはやただ売場に単品アイテムを並べるだけでは売れないということでしょう。
日本では今ファッションに関わらずプライベートブランドのブームです。プライベートブランドの強みは、なんといっても低価格であるということ。ファッションの場合には、ただ安いだけでなくそこにファッション性やトレンドがなければ売上げにはつながりません。なぜなら安くて流行に敏感なファストファッションが多く出ているからです。
それぞれのプライベートブランドの競争が激しくなるつれ、より質が良く時代の気分を反映しているブランドが生き残っていくのでしょうか。
日本10エリア別コーディネイトって?
- 2010-09-27 (月)
- ブランド紹介
ファッションの好みや傾向は地域よって変わってくるものなのでしょうか。食べ物の趣向などに地域性はあるように、ファッションにも地域性というものっがあるのかもしれません。
株式会社フランドルでは、9月18日から「日本10エリア別コーディネイト」を全国一斉に発売します。これは、ファッション誌などで活躍中の全国各地を出身地にもつおしゃれの達人が日本10エリア別におすすめのコーディネイトを選んだというものです。コーディネイトに使われたブランドはINED、LE SOUK、ef-de、7-IDconcept.no
の計4ブランドになります。
例えば東京のおしゃれの達人代表はJJ編集の原さやかさん。
彼女は、足元のファー使いがポイントのブーツにチュニックニットを選んでいます。
関西はスタイリストの高柴由美子さん。
明るいカラーが好みの関西人らしく、鮮やかなピンクのスカートにモノトーンのグラデーョンでコーディネイトしています。
九州はwith編集の松井杏夏さん。
甘めのアイテムをモノトーンでコーディネイトしています。
なるほど、こう見てみると地域よって特徴があるように感じられますね。
これらのコーディネイトは4ブランドのショップとフランドルオンラインショップで販売しています。確かに、その地域によってファッションの趣味というのが多かれ少なかれ影響してくるように思えます。例えば東京と大阪ではやはり歩いている女性のファッションスタイルに違いがあり、その地域の特徴が見られるような気がします。
国によって人気のファッションスタイルが変わってくるように、やはり、人気のあるブランドや人気あるアイテム、カラーなどは地域よって変わってくるのかもしれませんね。
アパレルの販売をするにも企画を考えるにも、その地域性というもの大きなポイントになってくるかもしれませんね。
自分がどの地域のコーディネイトが気に入るかも見てみると楽しいかもしれません。自分のファッションの傾向や地域性がわかるかもしれませんよ。特設サイトもあるので、のぞいて見てください。
http://www.flandre.ne.jp/10area/
リーバイスとH&Mがサンドブラスト製品を全面停止
- 2010-09-24 (金)
- ブランド紹介
ジーンズで知られるアメリカのリーバイ・ストラウス(リーバイス)とスウェーデンのアパレル大手でファストファッションブランドとしても有名なヘネス&マウリッツ(H&M)が、サンドブラスト加工を施した製品の製造・販売を今年の年末までに全面廃止にすると発表しました。
サンドブラスト加工って知っていますか。これ、今のデニムの流行になくてはならない加工です。サンドブラスト加工は、デニムなどに着古した感じを出すために施される加工のことを言います。この加工時に使用する研磨剤が作業員の健康に良くない影響を与える可能性があるとして、リーバイスとH&Mは全面廃止に踏み切ったのですね。
このサンドブラストとは元々は工業技術の一種になります。表面に砂などの研磨剤を吹き付ける加工法のことを言います。粉塵作業になるので、通常安全面はいろいろと配慮されることになります。日本でもサンドブラストを行っている工場は多いですね。リーバイスとH&Mが自分たちのブランドだけでなく、業界全体に禁止を呼びかけていこうとしているのは、サンブラスト加工をする時に砂に含まれる化合物によって作業員が深刻な健康被害を受けるのを防ぎたいという思いからです。安全措置を取らずに作業員を危険にさらしている一部の工場もあるという事実がこのような行動を起こさせたのですね。
実は両社はこれまでもサンドブラスト加工については厳しい基準を設けて健康面を配慮していました。しかし、下請けの業者などに徹底的に守らせるのは無理と判断したのです。その結果、購入も販売も中止するという極端な手段になったようです。
両社はこの発表と同時にサンドブラスト加工製品に対する新規注文をやめました。年内にはすべてが廃止となります。
今現在、ジーンズなどのアイテムは、どのように加工するかが加工してあるかが一つのポイントとなっています。着古したジーンズはストリートファッションのシンボルでもあるでしょう。その流れを変え、世界のファッションからサンドブラスト製品が消える日がくるのでしょうか。
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