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今更聞けないファッション用語集~スリーブ編⑥

今更聞けないスリーブの名称、第6弾です。

■ムスクテールスリーブ

ムスクテールスリーブとは、身体にフィットした長袖で、袖山から手首まで縦に切り替えをいれ、シャーリングした袖をさします。

ムスクテールとはフランス語で「銃兵」を意味します。

■ラグランスリーブ

ラグランスリーブとは、襟ぐりからわきの下に切り替え線を入れ、肩と袖をひと続きに縫いつけた袖をさします。

クリミア戦争中に英国のラグラン将軍が考え出したといわれており、これに由来しているよう。

襟ぐりが深く、ゆとりをもったデザインになっているのが特徴で、負傷者も着脱しやすくなっています。袖付けの縫い目から雨などが入らないようになっているのも特徴。

現在では、コートやジャンパーなどに多くみられるスリーブです。

■ランタンスリーブ

「ランタン」とは「ちょうちん」をさし、ちょうちんのように膨らんだ袖のことです。一般的には短めのデザインのものが多く、横の切り替えなどによって丸みのある形をつくります。「ちょうちん袖」と呼ばれることもあります。

■レッグマトンスリーブ

「レッグマトン」とは、「羊の脚」のことで、羊の脚の形に似ていることに由来しています。

上部がゆったりと膨らみをもち、袖口にかけて徐々に細くなっているデザインをさします。ひじ付け部分にギャザーやタックなどを用いて、大きな膨らみを持たせ、ひじから袖先にかけて細くなりぴったりと身体にフィットさせたもののこと。

フランス語では「ジゴ」「マンシュ・ア・ジゴ」と呼ばれています。

■ロールアップスリーブ

「ロールアップ」とは、「巻き上げる」という意味で、ロールアップスリーブは巻き上げることができる袖のことをさします。

長袖や七分袖などを、ロールアップして着用する時に、落ちてこないように工夫されたもの。よくあるものでは、袖の内側にタブやベルトがついていて、外側の肩先につけられたボタンで留めるものなどがあります。

今更聞けないファッション用語集~スリーブ編⑤

今更聞けないスリーブの名称、第5弾です。

■プッシュアップスリーブ

ひじから上の袖を上へ押し上げたようにゆったりとさせてギャザーを寄せ、ひじから下を身体にフィットさせた長袖や、七分袖のことをいいます。袖口に紐を通して絞り込む場合もあります。

また、セーターなどの袖をたくしあげた状態のこともプッシュアップスリーブと呼ばれることもあります。

■ブッファンスリーブ

ふくらみのあるパフスリーブを、さらに大きくふくらませたスリーブをさします。

「ブッファン」とは、「ふっくらとした」という意味があり、バルーンスリーブとほぼ同じもののことです。

■ブレスレットスリーブ

ブレスレットスリーブとは、ブレスレットを付けるのに丁度いい長さの袖のことをいいます。

主に、ひじから手首までの間の長さで、七分丈と同様だと思っていいでしょう。

■フレンチスリーブ

別名「キモノスリーブ」。袖付けの切り替えがなく、身頃から裁ち出された袖のことです。

■ペザントスリーブ

「ペザント」とは、ヨーロッパの伝統的な農民のことで、ペザントスリーブとは彼らの服によく見られたスリーブのことです。

通常の袖付けよりも肩先が落ちている「ドロップショルダー」で、ふっくらとした「パフスリーブ」の長袖がついています。袖口をギャザーで絞れるようになっていることが多いようです。

■ペタルスリーブ

何重かに重なった袖や、バイアス布のカフスをつけて袖口が大きく開く袖のことをさします。「ペタル」とは「花弁」のことで、袖が花弁に見えることから名づけられました。

■ベルスリーブ

ベルのような形をしたスリーブのことで、「トランペットスリーブ」などもベルスリーブと呼ばれることがあります。

■ポインテッドスリーブ

袖口が手の甲までかかっており、その先端がとがっているもの。ウェディングドレスなどによく用いられています。

■マンダリンスリーブ

肩からひじまでは身体にフィットし、ひじから袖口にかけてはゆるやかに広がっている袖のこと。中国、清朝時代の高級官史の官服などでよくみられた袖で、現在はウェディングドレスなどに用いられています。

今更聞けないファッション用語集~スリーブ編④

今更聞けないスリーブの名称、第4弾です。

■ドルマンスリーブ

「ドルマン」とは、もともとトルコ人が着用している外套のことで、袖ぐりがゆったりと深く、袖口で細くなっている袖のことです。

袖付けの縫い目のあるものと、無いもの、マチを入れたものなどがあります。

■ドロップドショルダースリーブ

袖付け線を本来の位置ではなく、肩よりも腕側に下げて付けたものをドロップドショルダースリーブといいます。

■ドロップドパフスリーブ

ドロップドショルダースリーブと同様に、肩よりも腕側に下げてパフスリーブを付けたものです。

■ノースリーブ

袖がないものの総称。「スリーブレス」ともいいますが、日本では一般的にノースリーブと呼ばれています。

■パゴダスリーブ

「パゴタ」とは、東洋諸国の仏塔のこと。その形に似ていることからこう呼ばれています。

形状は、袖の上部が細く、袖口に向かって裾広がりになっているもの。仏塔のように、2段、3段と重ねたものがあります。

■バタフライスリーブ

袖ぐりがゆったりと深く、袖口が急に細くなっているスリーブです。ドルマンスリーブとよく間違われますが、より幅の広いものがバタフライスリーブだと思っていいでしょう。蝶の羽の形に似ていることから名づけられました。

■バッグスリーブ

長袖で、ひじの下あたりが深くなっており、ゆったりとした形。手首にギャザーが寄せられ、細くすぼめられた形が特徴です。

■バットウィングスリーブ

「コウモリの翼」のようなスリーブのことですが、バタフライスリーブと同様のものをさします。

■パフスリーブ

「パフ」とは「ふくらんだ」という意味があります。

ギャザーやタックで袖山や袖口をふくらませた袖のことで、袖の長さは短いものがほとんどですが、長いものもあります。「バブルスリーブ」「バルーンスリーブ」「メロンスリーブ」などと呼ばれることもあります。

■ビショップスリーブ

腕の上部は身体にフィットしたもので、ひじから下を極端に広げた長袖のことです。

袖口にギャザーを寄せてバンドで留める形のものと、そのまま切り放しにしたタイプがあります。「ペザントスリーブ」と呼ばれることもあります。

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