アパレル

カリスマ店員なる為に必要なのは、なにも美しい体型や容姿、立ち振舞いだけではありません。
来店されたお客様の販売意欲を煽る接客術や、リピーターになってもらうための会話術も必要不可欠だと言えます。

アパレルショップには毎日色んな人が来店します。例えば、トレンドのファッションに敏感な人もいれば、おしゃれ初心者さんであったり、少し背伸びをしてみたい人であったり、一口にお客様といっても、様々なタイプに別れます。

カリスマ店員からすれば、これらすべてのタイプのお客様に共通して言えることがひとつあるのだとか。それは、どんなタイプのお客様でも褒めることのできるポイントを探すこと、だそうです。

お世辞だと思われてしまっても構いません。徹底的に褒めることが重要です。髪型や着ている洋服など、とにかく誉めちぎることが重要なんです。誉められている内にお客様は気分が良くなり、そのブランドのイメージが高くなります。

また、あのお店に行くと気分が良いから、褒めてもらえるからという理由でリピーターになるお客様も多いんです。

NGなのは褒める際に恥ずかしがってしまうことです。お客様に「この人本気で言ってないな」と思われないようにすることが重要なんです。

アパレルショップのカリスマ店員は、自社のどんなファッションアイテムも美しくスマートに着こなせるように、体型維持を行うことも重要なお仕事のひとつです。今回はカリスマ店員になるために必要なポイント「体型維持について」お話ししましょう。

・食事制限やジム通い
自社のファッションアイテムを魅力的に着こなすためには、体型維持が必要不可欠です。太ってしまったら自社のアイテムの魅力を損なうことになってしまいます。
ですので、一般的にカリスマ店員と呼ばれる方たちは、男女問わず食事制限はもちろんのこと、必要であればジム通い、ダイエットなどの体型維持のための努力は一切怠りません。

ショップに立ち、以前紹介した試着販売を行うカリスマ店員たちは、言うなればそのブランドの代表的なモデルという立ち位置になるのです。

ブランドのモデルということは、カリスマ店員たちがそのブランドのイメージとなるわけです。

自身の言動やしぐさの一つで、ブランドのイメージを損なうことにもなりかねません。ですので、カリスマ店員たちは話し方はもちろんのこと、しぐさや姿勢、歩き方、化粧やマニキュアに至るまで、他人から見られていることを常日頃から意識して自身のビジュアルや言動について細心の注意を払っているのです。

自社のファッションアイテムをしっかりと着こなして、商品を笑顔でお客様に提案するショップ販売員の姿はアパレルショップの花形だと言えるでしょう。

そんなカリスマ店員になるためにはどうしたら良いのか？実際にアパレルショップに勤めるカリスマ店員が行っているテクニックを紹介しましょう。

・試着販売を行う
試着販売とは、店員自らが実際にショップで扱うファッションアイテムを着て(購入して)店舗に立つ販売方法のひとつです。簡単に言ってしまえば歩くトルソー(マネキン)になることです。

1日に数回、時間帯を変えて同じ店舗に行ってみてください。ショップに立つ店員さんの服装が変化していることに気がつくはず。
実は、ショップの店員さんが着ている服は店頭に並ぶトレンド商品と同様によく売れます。それがカリスマ店員の着ている服だとさらに高い効果を産み出します。

ですので、カリスマ店員ともなると接客をこなしながら1日に数回着替えを行い「試着販売」をおこなうのです。ただトルソーが着ている服を眺めるよりも、実際店員さんが着ている服を見る方が断然着た感じも想像しやすいですからね。

トレンドの服を纏い、ただ笑顔で接客をこなしているだけではないのです。陰ながらの努力があってこその、カリスマ店員なのでしょう。