- 2014-06-11 (水) 17:20
- ブランド紹介
自分だけの一点物の服を作るオーダーメイドの手法の一つに「パターンオーダー」があります。
「パターンオーダー」とは、フルオーダーやイージーオーダーの作り方とは違い、かなり「既製品」の色合いが濃いオーダー方法です。
オーダーメイドの中の3種類の作り方についてご紹介していきます。
・フルオーダー
フルオーダーは、顧客の体の寸法を1から測り、その顧客専用の型紙を起すところから始まります。型紙を起した後は布の種類やデザイン、ボタンに至るまで顧客の要望や好みを取り入れ、布を裁断したのち仮縫いを行い更に顧客の体にフィットさせ、手縫いによって細かい作業を職人が行い仕立て上げていきます。
スーツの完成までには1~2ヶ月の期間を要するものの、自分の体にジャストフィットしたものが出来上がります。現在は一人の職人が最後まで仕立て上げる丸縫いよりも、ミシンを取り入れたマシンメイドが主流となっています。
・イージーオーダー
フルオーダーの良いところを取り入れ組み合わせたオーダー方法。
100~500種類もの型紙をつかい、その人の体型にあった型紙を使ってスーツの仕立を行います。この方法を使うと日本人の体型のほとんどにフィットするよう作られます。フルオーダーの様に顧客の体の寸法を測って1から型紙を作るわけではありませんが、スーツを作る生地やデザイン、ボタンといった好みの部分は自由に設定できてフルオーダーよりも安価なのが魅力です。
・パターンオーダー
パターンオーダーは上記2種類のオーダー方法よりも「既製服」に近いオーダー方法と言えます。
お店においてあるサンプルのジャケットから、体型やデザインなど好みを選んでいきます。次いで顧客の体型を採寸し、選んだデザインのスーツを採寸に合うよう補正を掛け、体型に合うように仕立て直していきます。既製服を自分の体型に合わせて作るという工法です。
上記2種よりも「安価」「スピーディー」なのが魅力のオーダー方法です。
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