- 2013-04-26 (金) 16:53
- ブランド紹介
1960年代から70年代にかけて、ロンドンの中産階級以下の若者でも購入できるファッショナブルな商品を提供したとして、当時の若者達に革命をもたらしたのが、「BIBA(ビバ)」です。
アール・デコ・プリントや、フレア調のグラマラスなファッションを展開したことで人気を博しました。金の背景に黒のアール・ヌーボーデザインのラベルがブランドのトレンドマーク。
当時の若者たちに革命をもたらしたブランドとしては「マリークワント」も有名ですが、マリークワントがミニスカートをストリートの若者に普及させたブランドだとすると、ビバは懐古的なイメージで、より高い年齢層にミニスカートを普及させたブランドだといえるでしょう。
ビバをオープンしたのは、ファッションイラストレーター出身のバーバラ・フラニッキ。1964年にロンドンのケンジントンにショップをオープンします。ショップをオープンする前には、カタログを使用してメールオーダーサービスを行っていました。ビバというのは、バーバラの妹の名前に由来します。
徐々に人気を博していき、60年代半ばにはスウィンギング・ロンドンを代表するブランドとして数えられるようになりました。ショップには洋服だけでなく、インテリア、子供服、カフェなどもあり、オノヨーコやフレディー・マーキュリーなど多くの有名人が訪れたといわれています。
70年代半ばに人気が低迷し、75年にショップをクローズしてしまいますが、今でも当時の服のコレクターがいるほど、伝説的なブランドとしてその名を残しています。
そして、ついに2006年にブランドが復活。イエーガーロンドンのデザインを担当した経験のあるベラ・フロイドをデザイナーに招き、再び注目を集めました。
2006・2007秋冬シーズンにパリで展示会を開催し、2007年春夏シーズンにはロンドンに戻り、ショー形式でコレクションを発表。2008年春夏シーズンからは、ヘクター・カストロがデザインを手がけています。
ロンドンではハロッズ、日本ではユナイテッド・アローズやバーニーズ、一部のデパートにも取り扱いがあります。
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