- 2013-04-29 (月) 16:17
- ブランド紹介
重厚感のあるデザインでハリウッドスターからも支持を集めるシルバーアクセサリーブランドが、「Gaboratory（ガボラトリー）」です。
ガボラトリーは、1988年にアメリカで設立されました。素材にはシルバーを使うことにより、その当時はまだまだマイナーであってメンズ用アクセサリーを製作。それまではユーロテイストの細身のアクセサリーが主流でしたが、ゴシック調の要素を取り入れた無骨の作品は他のものから一線を画す存在として認められます。ガボラトリーのデザインの特徴は、スカルやアニマルといったモチーフを取り入れていること。その独創的なデザインワークやアイテムそのもののインパクトで、多くの男性の心をつかみました。
ブランド設立者であるガボール・ナギーは、1953年にハンガリーのブタペストで生まれました。14歳の頃からジュエラーとしての基礎を学び、ハンガリー政府管轄のジュエリーメーカーでプラチナ、ゴールド、シルバー、ダイアモンドの加工を行うと同時に、デザインのプロとなっていきました。この頃、妻のマリアと結婚します。
その後、1978年には政治情勢の悪化が進んだ母国ハンガリーからアメリカへ亡命。ロサンジェルスでキャリアを積んで10年、ベニスビーチにアトリア兼ショップをオープンします。
ガボラトリーを設立してから数年間は一人で制作活動を行っていましたが、妻であるマリアは常に彼の側でデザインのデザインやワックス製作をするなど、ガボールのアシスタントとして活動していました。
1999年に、ガボールが心不全のため急逝。
その後はマリアが、ガボールから信頼が厚かった職人のピーターと、その息子で生前ガボールが我が子のように可愛がっていたマーロンの3人でガボラトリーを継続。ガボールが残した数千枚にも及ぶデッサン画を基に、忠実な具現化による新作を発表し続けています。
シルバーアイテム製作において決して外注をしない事を頑なに守り、現在でも全ての工程を工房内で行っています。
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