- 2012-10-29 (月) 8:40
- ブランド紹介 | 転職コンサルタント~虎の巻~
妻のためのコスチュームジュエリーのデザインを行ったことがきっかけで、ファッション業界に入ったといわれているのが、フランス人デザイナーのロリス・アザロです。
1933年生まれであるロリス・アザロは、1967年、自身の名からとったクチュール・ブランド「アザロ」を設立します。
一流ブランドが並ぶパリのフォーブル・サントノーレ通りに、創業当初から本店を構えています。
アザロといえば、ドレスが有名。最高の技術をもった職人たちが、一つ一つに手作業を加え、美しいドレスを生み出しています。セクシーでもあり、品のあるドレスは、女性の魅力を最大限に引き出してくれると評判で、現在でも多くのセレブリティに愛され続けています。
ロリス・アザロがブランドを設立した直後、シルクジャージーやルレックスという金属糸のニットを使用したドレスを製作したことで、評判を呼びました。これが、現在においてもアザロの中で最も有名なドレスです。3つの生地から成り、首元に連なるスパンコールで覆われたリングが特徴的で、このドレスが有名になったことでブランドが軌道にのったといわれています。
アザロのドレスは、ソフィア・ローレン、ラクエル・ウェルチ、ロミー・シュナイダーなど、時代を引っ張ってきた多くのセレブリティたちが、レッドカーペットで着用しています。
ロリス・アザロの死後、アルゼンチンのデザイナーである、ヴァネッサ・スアードによって、2004-2005年秋冬シーズンからブランドが復活しました。
2011年にはフランス系ブラジル人のマチルド・カステッロ・ブランコがクリエイティブ・デザイナーに就任します。彼女はエルメスのデザイナーとしても活躍していた時期があり、その後はランバンで10年間キャリアを積んできた実力派です。
アザロのドレスは海外で有名ですが、日本ではフレグランスの方が浸透しているかもしれません。有名ブランドながら、再出発を遂げた、これからを楽しみにしたいブランドでもあります。
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