- 2012-04-23 (月) 8:46
- ブランド紹介 | 転職コンサルタント~虎の巻~
衣類、アクセサリー、香水、化粧品などを展開しているフランスのブランド「ジバンシィ」。初コレクションから、斬新なアイディアと洗練された感性で注目を集め、「モードの神童」と呼ばれたブランドです。
ジバンシィのデザインの特徴は、シャープでやわらか。ルーズではない自由なラインを常に追求し、当時の女性のファッションに革命を巻き起こしてきました。
ブランドは、1927年フランス生まれのユベール・ド・ジバンシィにより立ち上げられました。
24歳の時に初のコレクションを発表しますが、当時は資金面に難があり、コットン素材のシンプルなドレスなどを発表。その中で話題を呼んだのが、シャツ地で作った「ベッティーナ・ブラウス」です。
そして52年に、ジバンシィ社を創立します。
ジバンシィというと、オードリー・ヘップバーンを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。ジバンシィがオードリー主演映画「麗しのサブリナ」の衣装を手がけてのは、創立から2年後の54年です。この映画の衣装では、女性の体のラインを強調しない、自由なスタイルを発表しています。オードリー・ヘップバーンは、ジバンシィの象徴ともいえるでしょう。他にも、「おしゃれ泥棒」「シャレード」「ティファニーで朝食を」などの映画でもジバンシィによる衣装を着用しています。
翌年、「自由なライン」として、ウエストもヒップもないシュミーズドレスを発表。このドレスが女性たちの間で「革命的」だといわれ、大きな反響を呼びました。
ジバンシィの顧客として、オードリー・ヘップバーンのほかにはグリマルディ家やケネディ家が有名です。ケネディ家の女性たちが、ジョン・F・ケネディの葬儀において、ジバンシィの喪服を着ていたことも有名な話です。
2008年にマドンナがワールドツアーにてジバンシィのドレスを着用したことでも話題になりました。
ジバンシィは衣類だけでなく、香水やメンズラインを発表し、活躍の場を広げていきます。72年には男性用化粧品も発表しています。
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