- 2012-03-15 (木) 10:19
- 転職コンサルタント~虎の巻~
<POP広告クリエーターとは>
一見アパレル業界に必要なさそうに見えて、実はとっても重要なもの、それがPOP広告です。例えば記憶に新しいところでいうと、本屋さん。店頭に並べられたPOPの影響で、店員がお勧めする本にじわじわと人気に火がつきベストセラーになったという事例もあります。
POPの効果はあなどれないものがあり、アパレルショップでも、商品が売れるか売れないかは、POPのクオリティによって左右されることも十分に考えられます。
そんなPOP広告の実力を審査するのが「POP広告クリエーター技能審査試験」です。この試験は昭和62年よりスタートし、2002年には準公的資格試験として実施されています。
それまでは1~3級までの区分があったのですが、2005年にこの区分を廃止して「一本化」となり、従来の2、3級を想定したレベルの試験に統一しています。この一本化により、試験内容はよりクリエイティブになり、それに伴い学習教材も一新しています。
しかしいざPOP広告を書こうと思うと、やはり売れ行きや消費者のニーズなどを知る必要があります。そのため、販売士の資格と一緒に取得する方も多いようです。
<試験内容>
受験資格は特にありませんが、実務経験1年以上が受験の目安です。
学科…マークシート方式。
販売促進一般とPOP広告・POP広告の種類と役割・POP広告作成の一般知識・POP広告作成に使用する用具、用紙の種類、用途及び使用方法。
実技…POP広告作成作業。
レタリング・装飾文字による横長熟語・ショーカード作成・プライスカード作成・ポスター風POP作成。
<特徴>
POP広告クリエーター資格を取得すると、アパレル業界や、スーパーや本屋などでも重宝されます。見せるPOPを書ける人材は、各ショップに1人は欲しいものです。そのため、就職、転職には有利になるはず。もしも就職活動をしている企業にPOP作成者がいなければ、POP広告クリエーター有資格者であるというだけで採用されることも考えられるのです。
クオリティの高いPOPをつくることで、社内での評価も高まることでしょう。
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