- 2012-02-20 (月) 10:50
- ブランド紹介 | 転職コンサルタント~虎の巻~
グッチグループに属し、バッグや財布など、個性的な皮革製品を手がけているのが、「ボッテガ・ヴェネタ」です。
ボッテガ・ヴェネタは、1966年に、イタリアのヴェネチアで、ミケーレ・タッディとレンツォ・ゼンジアーロによって設立されました。「ボッテガ・ヴェネタ」というブランド名は、「ヴェネチアの工房」をさします。
グッチグループの傘下になったのは2001年2月で、現在のデザイナーはメンズ・レディスともにトーマス・マイヤーが務めています。
トーマス・マイヤー初のコレクションとなった2002年のS/Sコレクションは、評論家から高い評価を得、それからは、服飾、小物、バッグ以外にも、宝飾品や家具などといったジャンルにもコレクションの幅を広げています。
ボッテガ・ヴェネタのモットーは、「自分のイニシャルだけで十分」であり、個性と自信を尊重するブランド哲学が表現されています。
革製品の特徴は、革職人の伝統技法にこだわった「イントレチャートライン」。
イントレチャートラインとは編み込みのことで、イタリアで伝統的に受け継がれた皮工芸です。革を短冊に切り、それを編み込んでいくという大変手の込んだ作業を要します。また、加工しにくいようなソフトな皮を使用していることも特徴で、他のブランドでは真似できないような高い技術を一つの商品に注ぎ込んでいるのです。
イントレチャートラインの小物は、ダークカラーが主流でしたが、近年ではピンクや赤などの華やかなカラーバリエーションも増え、好んで手にする女性も増えてきました。
現在では、編み込みの技法は他ブランドでも採用されていますが、この技術はやはりボッテガ・ヴェネタの代名詞といえるでしょう。
ボッテガ・ヴェネタが何よりも大切にしているのは、伝統技能を守り続けることと、それを担う職人の育成です。伝統技能が壊れていくことを危ぶみ、2006年には革職人を養成するための学校を開設し、支援を行っています。
守り続けてきたイントレチャートラインの技術と、職人と、デザイナーのインスピレーションを大切にし、協力しあい商品を生み出しています。
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