- 2011-10-18 (火) 10:57
- 転職コンサルタント~虎の巻~
アパレル業界で働くにはどんな資格が役立ちますか?」という質問が多く寄せられます。
資格さえあれば必ずキャリアアップできるという訳ではありませんが、持っていて損はありませんし、企業によってはステップアップがしやすくなる可能性は高いです。
どのような資格試験があるのか、ここでいくつかご紹介しましょう。
・ファッションビジネス能力検定
ファッションビジネス能力検定とは、(財)日本ファッション教育振興協会によるファッションビジネスに関する造形的知識、技術、また実務までの能力を評価するための検定試験のことです。上位から1級、2級、3級の3段階のレベルで構成されています。ファッションビジネスに携わるプロとしての基本的な知識を身に付けているか問われる3級、ファッションビジネスに実務的に関わる実力が求められる2級という内容になっており、最上位級である1級では、2級、3級のレベルを基本として、多方面からファションビジネスを分析し、企画から戦略に関わることのできる専門性が問われます。
・ファッション販売能力検定
店舗での販売を担当する人材の育成を目的とした検定試験です。(財)日本ファッション教育振興協会が主催しており2級と3級が設けられています。2級はファッション商品の知識、販売知識、販売技術、店舗展開・VPに関する専門教育を2年程度学び、基本的な顧客対応と販売、事務処理ができるレベル。3級は販売に必要とされる基本的な商品知識、販売の基本知識、接客の基本技術などがあり、1年ほど専門教育を受けたレベルです。試験は年2回実施され、受験資格は特に設けられていません。
・カラーコーディネーター検定 (色彩能力検定)
色に関するスペシャリストのことを「カラーコーディネーター」という総称で呼ぶことがあります。色に関する知識や技能を社会的に評価する『尺度』として、確実に社会的な認知を得ている試験で、受験者はアパレル関係者から美容、インテリア、広告など様々な業種に渡ります。
・テキスタイルアドバイザー(衣料管理士)
最新ファッションのアパレルやインテリア、雑貨などの繊維製品を企画・生産・販売する企業のなかで、企画・設計、販売、品質保証、顧客対応などの部門で活躍するスペシャリストの育成を目的とし、社団法人日本衣料管理協会により設けられた試験です。合格すると、衣料管理士(TA:Textiles Advisor)として認定され、活躍の幅が広がります。
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