転職

転職する際の一つの武器として、資格取得を目指す人は多くいます。実際に現場での経験がない場合、資格の勉強は経験を知識で補うという点でもいい効果があるといえるでしょう。
ただし、仕事をしながらの資格の勉強というのは予想以上に大変なことでもあります。転職活動において資格の勉強をする際に大切なポイントについてご紹介します。

・受験日から逆算してスケジューリングする
仕事が忙しいとついつい勉強がおろそかになってしまったりします。まずは、受験日から逆算し、1日にどれほどの勉強量が必要なのかを把握しましょう。仕事で勉強をする時間がなかったという事態も想定して、かなり余裕をもってスケジューリングをしましょう。精神的にも余裕が生まれます。

・なぜその資格を勉強するのかをはっきりとさせる
ただ業界に関係があるからという理由だけで資格取得を目指すと、勉強がなかなか進まない際にモチベーションが上がらなくなってしまうことがあります。何事も明確な目的をもって勉強することが大切です。その資格を取得して自分はどう活かしたいのか、という点をきちんと明確にしてから受験にのぞむようにしましょう。

転職活動になかなか踏み切れない人に中には、退職を伝えることを躊躇してなかなか一歩踏み出せないという場合があります。確かに勤めている会社に退職届を出すことは勇気がいります。ただし、なるべく円満退職できるように準備をしておくことで、いくらか不安を和らげることができます。
円満退職のためには、まず早めに退職の意を伝えることが大切です。労働基準法に則れば、退職届を出してから14日後に退職することは可能です。しかし、多くの場合急な退職はトラブルをまねく可能性があります。特に、引き継ぎがきちんと終わらないうちに退職をしてしまうことになれば、会社には多大な迷惑がかかってしまうでしょう。これでは円満退職とはなりません。
そのため、なるべく引き継ぎの計画もふまえて、余裕をもった期間で退職の意を伝えるようにしましょう。そうすることで、相手への配慮も欠かさずに済みます。
また、今後どんな場面で再会するかも分かりません。仕事関係でお世話になった方々にはきちんとお礼とご挨拶をするようにしましょう。たとえ転職先が違う業界であったとしても、社会人として働いていく上で最低限守るべきマナーであるといえます。
いかがでしたでしょうか。相手の立場に立ち、配慮を忘れないことは円満退職につながります。くれぐれも自分の都合ばかりを考えて迷惑をかけてしまうようなことは避けましょう。

最近街を歩くと、大きなショッピングバッグを持った外国人観光客を多く見るようになりました。円安の影響もあり、訪日観光客の数は年々増えています。特に韓国人の大人買いならぬ「爆買い」はニュースでも取り上げられました。
このような訪日観光客のことを「インバウンド（＝内向きの）」という言葉で呼びます。政府主導のもと、外国人観光客を増やす取り組みは、今や増加の一途をたどるほどに影響を及ぼしました。
これから日本のアパレル業界で働いていく上で、インバウンドの存在は無視することができません。外資系のブランドだけではなく、日系のブランドでもグローバルな視点や語学力というのが求められる時代となるでしょう。
これからアパレル業界に転職しようと考えている場合、上記の理由から語学力があることは大変大きな武器となります。そのため、ファッションの知識を身につけるだけではなく、インバウンドも視野に入れたスキルアップをはかっていくことが大切でしょう。
訪日観光客のショッピングによる経済効果は大きいものです。今後ますます増加していくことを前提に、自分であればどのような方向性でアパレル業界を担っていきたいのかを考えてみることをお勧めします。