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業界用語
アパレル業界用語~店舗編~①
- 2016-03-23 (水)
- ブランド紹介
私たちが普段何気なく使っているあの言葉も、アパレル業界では違う呼び方だったりします。今日はアパレルで働く際に役立つ、アパレル業界用語(店舗編)についてまとめてみました。
【キャッシャー】
アパレルの求人情報にも、よく「キャッシャー募集」という文字を見かけるかと思います。このキャッシャーというのは「レジ」を意味しているんです。キャッシャー募集は=レジ係募集の意味があるんです。
【ボディー】
ボディーは洋服の展示のために使われる人形のことを指す言葉です。一般的には「マネキン」と呼ばれていますね。ショップや百貨店により、そのままマネキンと呼ぶお店もあれば、トルソーと呼ぶ場合も。呼び方は様々です。
【バックヤード】
アパレル業界に入ったら「バックヤードから◯◯取ってきて」と指示されることがあるかもしれません。
バックヤードというのは、レジの裏側にあるような従業員スペースを意味する言葉で、一般的な店舗ではここに在庫を保管したり、検品作業を行ったりします。
また、店舗やショップによっては「ストックルーム」と呼ばれる場合もあります。
【B品】
B品は不良品のことを指す業界用語です。アパレルでは縫製不良の商品が紛れている場合があり、その他にも規格外の商品や、やぶれ、シミ、使用違いの商品についても不良品と同じ扱いになります。
アパレルでよく使われる用語「立体裁断(リッタイサイダン)」
- 2013-10-18 (金)
- ブランド紹介
アパレル業界に勤めていてよく聞くファッション用語の1つに「立体裁断(リッタイサイダン)」という言葉があります。
「立体裁断」は、服を作る際に使われるパターン・メイキングの手法の1つに数えられています。三次元的な形いわゆる人台「立体」、布を裁つ「裁断」で、人台に布を巻きつけ思い通りの形に布を裁ち服を作っていくことを言い、またの名を「ドレーピング」と言います。
立体裁断は欧米で生まれた手法といわれ、古代ギリシャなどの像に見られる「布を巻きつける服」はドレーピングそのもの。13世紀頃には立体裁断が行われてきたのではないかと推測されています。
日本では戦後、近代化が進むに連れて海外の洋服が輸入されるようになり「立体裁断」が使われるようになりました。それまで主流として使われていたのが「立体裁断」の対比として用いられる「平面裁断」で、紙の上に寸法を書いて型紙を作る平面作図のことを言います。
立体裁断は婦人服を作る際に多く用いられる手法として普及していますが、紳士服を作る際は全てでは無いものの平面裁断(テーラリング)が主流になっています。ちなみに、立体裁断は技術修得が難しく、平面裁断は知識・経験が共に必要といわれています。
では、立体裁断のメリットについて紹介していきましょう。
立体裁断が婦人服に多く用いられているのは、女性の体が立体的なシルエットを持っていることから、人台に生地を巻き付け直感的に奇抜・特殊なデザインを構築できる部分にあります。また、立体的に裁断するため「人体にフィットする」「体の特定の部分を目立たせたり、目立たせない」デザインが作り出しやすくなります。
有名デザイナーやブランドが主催するコレクションで披露される作品は、その多くが立体裁断のみで作られているようです。
現在のアパレルメーカーでは、元となる服を「立体裁断」で制作し、量産する、または元の服をベースにバリエーションを増やす場合は「立体裁断から得た平面図を利用する」と上手く使い分けをしているようです。
アパレル業界用語を解説!(PART4)
- 2011-12-31 (土)
- 転職コンサルタント~虎の巻~
アパレル業界の“業界用語”に対して、「分かりづらい」「何となく分かっているけど・・」などたくさんのお問合せをいただきます。
お問合せの多い業界用語をピックアップ&解説してきた“アパレル業界用語講座”は、今回で最終回となります。ぜひ一読して、参考にしていただければと思います。
・ニッター
ニット製造メーカーのことを指します。大まかに説明すると、アパレルメーカーからの依頼を受け、布を裁断し加工する=縫製工場であり、糸からニットウエアを編み立てる=ニッターです。業界では、「請負い会社」というニュアンスを込めて使われることが多い言葉ですが、中には自社で商品の企画・デザインを行っているところもあります。
・セントラル・バイイング
複数店舗を持つ小売店において、本部のバイヤーが全てのショップで扱う商品を一括して仕入れる仕組みのこと。買い付ける量が多いため、有利な条件での仕入れが可能となり、手間や経費も節約できます。このようなメリットが得られる反面、ショップごとの顧客層や地域特性を商品に反映させにくく、ニーズにそぐわない商品構成になりがちという欠点もあると言われています。
・ライン
ラインとは、企業の“本業”に直接関わり、会社のために所得を生み出す部署のことを言います。ファッション業界に限らず、多くの業界で一般的に「ライン」「スタッフ」という職種分けがされており、ファッション業界において考える場合、企画・商品開発・生産・営業といったセクションに当たります。ちなみに、スタッフは総務や人事など支援活動を目的とした部署のことを指します。
・ロイヤルティ (※「Loyalty」と「Royalty」の2種類あります。)
「Loyalty」・・たとえば「ブランドロイヤリティ」という表現に使われます。意味としては、顧客が商品やサービスに好感・満足感を覚えた結果として、今後の購買においても引きつづきそのブランドにこだわろうとする、いわば忠誠心のことを表します。
「Royalty」・・特許や商標、著作などの権利に対し、ライセンス契約を結んで支払う使用対価のこと。ファッション業界においては、国際提携などでのライセンス料や、フランチャイズシステムにおける契約料などがあります。
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