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就職活動
アパレル業界への就職は、中国語ができた方が有利?
- 2011-12-02 (金)
- 転職コンサルタント~虎の巻~
アパレル業界の就職・転職に有利な資格は多々ありますが、できれば有利な語学が、「英語」や「中国語」です。一番有利な語学は英語だといえますが、アパレル業界では中国との関わりが以前から深いため、中国語を話せると大変重宝されます。
日本のアパレル企業が中国に進出したのは80年代半ばからであり、その目的は概ね「コスト削減」でした。ワールドやワコールなどの大手企業が次々と中国へ生産の拠点を移し始め、近年になってから低価格競争が始まったといってもいいでしょう。
一時期は、中国の工場からの納期遅れや粗悪な製品であることが問題になったこともありました。そんな中で中国から撤退し、再び国産にこだわる企業も少なくはなかったことも事実です。
しかし近年、中国では中産階級や富裕層が急激に拡大したことにより、中国人のファッションに対する意識も高まってきたことで事態は好転。
中階層や富裕層の数は2020年までに1億4000万人に達する見込みで、ファッションへの興味はますます高まっていくはずです。
中国アパレル業界の市場規模は、10年後には現在の約3倍に膨れ上がり、2020年までには1兆3500億人民元に達する見通しだと、国際金融報が伝えています。
(参考URL:http://j.people.com.cn/94476/7444025.html)
中国内でのアパレル需要が高まることにより、中国を生産の拠点にしてコストを削減していく目的の別に、中国への出店を進める国内ブランドが今後は増えていくのではないでしょうか。
生産の拠点を中国に置いている企業ではもちろん、中国語を話せる人材を求めているアパレル企業は少なくはないはずです。実際に、アパレルの求人では、企業の規模を問わず、中国語力を求める記載をしている企業も多いです。
アパレル業界への就職を有利にするために、中国語に関する資格を取得することも一つの手でしょう。
中国語に関する資格には、「中国語検定」「HSK(漢語水平考試)」「TECC(中国語コミュニケーション能力判定テスト)」「通訳案内業(ガイド)」などが挙げられます。
ファッション業界の採用スケジュールとは!?
- 2011-11-10 (木)
- 転職コンサルタント~虎の巻~
ファッション業界において、一般的な採用スケジュールとは具体的にどのように進められるのか、面接ではファッションセンスまでチェックされるのか?などなど、業界を目指す人なら必見の情報をお届けいたします。
ファッション業界の採用は主に、総合職・専門職・販売職に分けられます。総合職はほぼ100%新卒者を採用の対象にしており、営業や企画、生産管理など経営部門に配属されます。専門職は、大学や専門学校でファッション技術を学んだ人を対象にしており、デザイナーやパタンナーの募集がほとんどです。販売職は通年採用している企業も多く中途採用もかなりの割合で採用されています。総合職として入社してから現場を知るために販売から学ばせるというケースもよくあります。
採用の流れとしては他業界とほぼ同じです。具体的には、エントリー→会社説明会→選考会(筆記試験・面接)→内定というスケジュールで進められます。新卒者の就職活動は、大学3年生の10月頃から始まり、5月~8月の間に内定が出るパターンが一般的ですが、秋以降に二次募集をする企業も多いので、チャンスは2回あると捉えてよいでしょう。
ファッション業界でも面接重視の傾向があると言われており、特徴としては「私服でご来社ください」と面接時の服装を自由にさせる企業もあるように、やはりファッションセンスの有無も判断されるという点です。私服の場合は、会社への礼を尽くしつつ、奇抜になりすぎない範囲で個性を見せる工夫が必要でしょう。志望する会社のブランドでまとめるのは「見え透いていて個性がない」ととられる場合もあるので、避けたほうが無難ではないでしょうか。
しかしながら、採用の最大のポイントは服装ではなく、あくまで、「企業に合った人材なのか?活躍できる人材なのか?」ということです。グループ面接、グループディスカッション、個人面接など、数回に渡る面接を通し、自分のアピールポイントを伝えましょう。特に、コミュニケーション能力などは人物評価の重要ポイントです。ファッションについて専門的な話ができるかどうかというよりも、人の話を聞ける、人の目を見て話せる、自分の考えを筋道立てて伝えられる、など基本的なことが大切だということを念頭に入れておきましょう。
ファッション業界が欲しがる人物像とは!?
- 2011-11-07 (月)
- CASSからのお知らせ
ファッション業界にはさまざまな職種があります。デザイナーやパタンナーのような専門職から、マーチャンダイザーやバイヤーのように総合的な視点を必要とする職種まで、仕事内容はそれぞれ多岐に渡ります。
中途採用は業種別に募集しており、新卒採用の場合は総合職採用が一般的です。入社後は、まず販売や営業に配属されることがほとんどでしょう。将来的に、ファッション業界でどういう仕事がしたいのかを常に考えながら、目標を立て、新人時代に吸収すべきことをとことん身につけましょう。ファッションに関わるのであれば、どんな仕事から始めても無駄になることは一つもないはずです。
ファッション業界を目指している人にとって、何度も耳にしている忠告かもしれませんが、ファッション業界の華やかな面ばかりを想定していると、実際に働く立場になった時に現実とのギャップに驚くでしょう。どの職種に就くとしても共通する最重要ポイントは、「目標に向かって地味な努力を重ねられる精神力」「コミュニケーション能力」だと言われています。
コミュニケーション能力というと、販売員をイメージされる方が多いようですが、販売員に限ったことではありません。採用担当者が重要視するのは、「自分の思いや考えを言葉にして説明できる」コミュニケーション能力であり、デザイナーやパタンナーのような専門職、マーチャンダイザーやPR、バイヤーのような総合職などあらゆる職種において、自分のセンスを周囲に説明する能力、納得させる能力を活かして仕事を進めていかなければならないのです。
「将来、自分のブランドを立ち上げたい」「ショップを開きたい」という夢を持っている人も多くいらっしゃることでしょう。例えばデザイナーになるためには、センスはもちろんのこと、専門的な知識や技術が必要となります。素材や縫製、生産工程やコスト管理など知識なくして「商品」をつくりだすことは出来ません。ショップを開くに際しても、バイヤーやマーチャンダイザーの視点に加え、経営者としてスタッフの雇用や経費管理なども考えなければなりません。
企業の中には独立支援プログラムを導入しているところもありますし、カラーコーディネーターやパターンメーキング技術など資格取得を支援しているところもあります。いずれ華々しいデビューを夢見るのであれば、まずはファッション業界で働いて経験を積み、必要な勉強を続けること、人脈を築くことがキャリアプランとしては妥当ではないでしょうか。
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