基礎知識 - “憧れのファッション・アパレル業界で働く♪”~シーエーセールススタッフ~

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基礎知識

アパレル業界、お役立ちマメ知識① ~ファッションビジネスの成り立ち~

流行ファッションを仕掛ける」というお洒落で華やかなイメージが定着しているファッション業界。就職先としても人気の高い業界となっており、業界に憧れを抱く人々も数多く存在します。ファッション業界の裾野は広いため、ファッションの成り立ちや業界動向などを知った上で、まずは自分がどんな仕事をしたいのか、きちんと知っておくことが就職や転職活動をする際の第一歩です。

<ファッションビジネスの成り立ち>
日本に「ファッション」という概念が本格的にビジネスとして根付いたのは戦後のことです。当時の景気回復に伴い、主に百貨店を中心に世界のブランドが市場に流れ込んできたのを機に、女性の間に「ファッション」という新しい概念が誕生しました。
1960年代に入ると、東京オリンピックを皮切りに高度成長期に突入した日本では、それまでのイージーオーダーから既製服が一般的になり、ファッション市場は広く庶民へと浸透していきました。
1970年代には、既製服のメーカーも増え、各メーカーは専門店として百貨店とは別の流通スタイルを確立します。一方、百貨店もオリジナルブランドの開発を進めるようになり、さらに低価格と大量販売を売りにしたスーパーも登場し、現在まで続く流通スタイルが確立しました。
1980年代には国内市場は成熟期を迎え、1985年から始まった「東京コレクション」は、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークと並ぶ五大コレクションとなりました。

<1990年代から現在までの流れ>
消費者の購買意欲が隆盛を極めたバブル期のあと、バブルが弾け日本全体の景気が落ち込んだ時期でもファッション業界はストリートファッションなどカジュアルな路線に移りながら柔軟に成長を続けていきました。
1990年代の終わりには、低価格・低コストを実現しながらデザイン性に優れたブランドが市場を席巻するようになり、綿密な市場調査に基づく商品開発・徹底的な在庫管理などを行い、ロスをできるだけ無くすビジネスモデルが全国に普及していきました。このようなブランドは、従来の百貨店ではなく、あえて郊外の大型ショッピングセンターや主要駅、スーパーの衣料品売り場などで展開を進め、ターゲット層を確実に取り込んでいます。
近年では、デザイン性に優れ、低価格な衣料品を短いサイクルで大量に販売する「ファストファッション」と呼ばれる業態の海外ブランドが日本に相次いで進出し、大きな話題となっていることは周知の通りです。

現在、ファッション産業の消費市場規模は約19兆円に達する(日本アパレル産業協会調べ)と言われており、特に百貨店では総売上高の4割以上が衣料品によって支えられています。近年では男性向けの商品にも力を入れる企業が増えましたが、女性向け商品の4分の1程度に留まっており、ファッション産業の主流はやはり、成人女性およびティーン向けとなっていることが特徴です。
いち早く市場の動向を読んで的確な商品を提供できるスピードとパワーを備えているかどうかが、企業の明暗を分ける鍵となっています。

アパレル関連産業を知ろう! ~素材・製造関連産業~

今回は、アパレルの素材と製造に関係する産業についての情報を紹介してまいります。
はじめに、アパレルを製造するために使用される素材と聞いて、皆さんは何を連想されますか?
麻、ポリエステル、ポリウレタン、ウール、コットン、塩化ビニール、キュプラ、デニム、フェザー、カシミヤ、アンゴラ、牛革、ワニ革、シルクなど・・数え出せばきりがないほど、そのバリエーションは豊富であり、多数の種類が挙げられますよね。これらの素材(原料)が採取される場所は国内・国外とも多岐に渡り、素材を調達する代表的な企業形態の一例としては、総合商社が挙げられるでしょう。
アパレル製品の企画部門で働く場合は特に、様々な素材の持つ個々の特長や性質について知識を蓄えておく必要があります。

アパレル製品が製造されるプロセスにおいては、繊維工業(衣服やその他の繊維製品を除く)、衣服・その他の繊維製品製造業、その他の製造業など多種多様の産業が関連して一つの製品をつくり上げます。特に繊維工業と衣服・その他の繊維製品製造業について詳しく補足しますと、以下のようになります。

アパレル接客術 ~フィッティングルーム~

フィッティングルーム(試着室)での接客は非常に大切です。

お客様が試着に踏み切った=その商品に興味があるということになりますので、販売員として何もしないままボーっとしている訳には行きません。

「買っちゃおうかな・・」という気になっているお客様に対して、絶妙なタイミングで販売員からちょっとした声掛けがあると、購入へと結びつく可能性が高くなります。
試着されるお客様の中には、当然、販売員が声を掛けてくるだろうと思っていらっしゃる方もおり、販売員から試着した服についての情報を知りたいとも思っているケースも多いのです。お客様が気になっている商品について有効な情報を的確にお伝えすることで、購入していただける可能性はかなり高くなりますし、場合によっては他の商品を一緒に購入していただけるかもしれません。

<フィッティングルームでの接客方法に関するポイントとは??>
「試着をしたいのだけれど・・」と自ら言ってきてくださるお客様は、その商品の購入をほぼ決めている可能性が高く、サイズや色などを確認したいから試着される場合が多いです。一方、商品をじーっと見てその場から離れないお客様は、興味はあるけれど購入を躊躇している場合が多いので、このようなお客様にこそ商品を試着していただき、そのアピールポイントをお伝えすることが大切です。

また、悩んでいるお客様をフィッティングルームへお誘いする時も大切なポイントです。声掛けのタイミングは、お客様が商品を広げたり、同じ商品をある程度長く見ている時が良いでしょう。

お客様が試着をされたからといって、押し売りのような接客をしてしまう販売員を見かけますが、これは絶対にNGです。押し売りと感じられてしまうと、商品への興味が薄れるどころかお店にも来てもらえなくなるかもしれません。
押し売りにならない程度にフレンドリーに接するよう心がけましょう。

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