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ホットパンツとは?

暖かい季節になると女性の間でよく履かれるパンツに「ホットパンツ」があります。

ホットパンツとは、短いパンツ「ショートパンツ」の中でももっとも丈の短いタイプにあたり、股下5センチ以下が基本です。股下が浅く作られているため太ももから下全体が露出するという特徴もあります。

通常はホットパンツのみでコーディネートするのが一般的ですが、短めのスカートを履く際に下着が見えないようホットパンツを履く場合も見られます。

ホットパンツが流行したのは1960年代のイギリス。若者がより自由の象徴を求めより新しい主張をするようになり、それに触発されたデザイナー「マリー・クワント」が丈の短いズボンを発表。イギリスの若者に受け入れられ、1970年代に世界的に流行しました。

日本では女性が脚をあらわにするのには抵抗があったものの、1967年のツイッギー来日に伴いミニスカートが流行。このことがキッカケとなり、足の露出に対する抵抗が無くなったとも言われています。

そして、世界的にホットパンツが流行した1970年初頭に日本にも流行し、主に海岸などで履かれるカジュアルとして女性に流行。ただし、流行は一時的なもので、1972年の夏以降にはほぼ見られなくなり、スカートが主流となって行きました。

しかし、2006年に入って再び「ホットパンツ」が注目を浴びることになります。

それが「ショートパンツ」です。ホットパンツが名称を変えて再び登場し始め、10~20代の女性向けのファッション雑誌に取り上げられてから火がつき、女性歌手や有名人、モデルも着用し雑誌やテレビに出演することから広く受け入れられるようになりました。

また、近年ではタイツとホットパンツを合わせるといったコーディネートも流行り、真冬であってもホットパンツを着用した人を見ることができます。

着用する人は若い人が多く、年をとるに連れて筋肉の衰えや脂肪、着用する下着の制限から着用離れが進んでいきます。

ピーコートとは?

レディース・メンズともにある「ピーコート」について、今回は焦点を当ててみたいと思います。

一般的には「ピーコート」と書かれますが「Pコート」とも書き、厚手のウールを使って作られた防寒用のオーバーコートで、主に19世紀の末からイギリス海軍の艦上軍服や、漁師たちの間で着られていました。実際に今でもフランスのブルターニュに住む漁師達はピーコートを着ながら漁に出ています。

ピーコートの大きな特徴としては、もともと使われていたのが海上となるため、風が吹く方向にあわせて前の合わせ目部分を左右どちらでも止められるよう、ボタンが左右ともに3つずつ、合計6個のボタンがつけられています。

また、大きな幅広の襟もついており、この襟を立てることで波の音がうるさい海上でも声を聞きやすくするといった仕掛けもあると言われています。セーラー服にある首もとの襟に関しても同様の効果があるらしく、この説はたぶん正しいのでしょう。

このことから男性や女性問わずどちらも着られるようになっています。

ピーコートの語源や由来についても「ピー(pea)」が「錨(いかり)」に由来する、またはオランダ語で毛羽立った織物「pij」に由来する、など諸説挙げられますが、オランダ語由来の説が今のところ有力とされています。

また、服の丈も腰より少し下くらいの長さと短いのが特徴で、どんなコーディネートにもマッチする汎用性を持ち合わせています。世代問わず着られるピーコートですが、最近では日本の学生が制服とともに着用することも多くなってきています。

元が防寒用のオーバーコートということで、冬のコーディネートでよく使われます。どんなコーディネートにもマッチするピーコートですが、メンズの場合はジーンズやチノパンでも少し細めのパンツとあわせるのが良いでしょう。

レディースの場合も細めのジーンズ等のほか、厚手タイツとスカートといった組み合わせもオススメです。

ダブルフェイスとは?

ファッション用語の中で、よくリバーシブルという言葉と混同されるのが「ダブルフェイス」です。

改めて調べてみると紹介しているサイトによって定義があいまいで、はっきりした定義は判断がつきませんでした。よって、今回は調べた内容をまとめてご紹介していきます。

まずはリバーシブルという言葉の意味から紹介します。

「リバーシブル(Reversible)」は、逆にできる、表裏の両面が使える布地、表裏兼用の衣服といった意味で使われます。

リバーシブルで作られたアイテムは意外に多く、パーカーやジャケット、トップス、スカート、カーディガン、バックなどが挙げられます。また表裏どちらでも違った印象を持たせるために、表裏使われるカラーやプリント、素材が違ったりもします。

もちろんリバーシブルはファッションだけに限らず、季節ごとに姿が変えられる商品などにも名が付けられます。

続いてダブルフェイスという言葉の意味を紹介します。

「ダブルフェイス(double faced)」は、生地を2枚重ねて使用すること、2枚の生地の裏と裏を貼り合わせて使うといった意味で用いられます。ダブルフェイスは主にジャケットやコートなどに用いられ、温かさや触り心地の良さなど、肌に触れる部分に使われます。

ダブルフェイスで作られたジャケットやコートは、風を通さないため着ると毛布の様な暖かさが感じられる利点があります。また、用いられる素材もウールやメルトンなど保温性が高い素材が使われるため、冬の風や寒さを防ぐことが可能となります。

リバーシブル、ダブルフェイス双方の意味を紹介しましたが、結果的にはどちらも意味は同じようなものなので、どちらを使っても良いと思われます。一般的にはリバーシブルの方が知名度が高いように思いますので、そちらを利用したほうが良いでしょう。

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