デザイナー - “憧れのファッション・アパレル業界で働く♪”~シーエーセールススタッフ~

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成り上がり、世界に衝撃を与えたブランド

イギリス、ロンドンを拠点とするファッションブランド「アレキサンダー マックイーン」。
同ブランドは、ロンドン生まれのアレキサンダー マックイーンが自身の名を冠して立ち上げたブランドです。
マックイーンは、中学卒業後、仕立て屋職人が人手不足というニュースをたまたま見たことがきっかけでサヴィル・ロウの仕立て職人の見習いを始めます。

その後、3年間仕立てを学び、舞台用の衣装を扱うバーマンズ&ネイサンズでキャリアを積みます。その後働き始めた「コージ・タツノ」が倒産したことを機にイタリアに渡り、ロメオ ジリたちの下で修業を積みました。

若干21歳で、芸術系の学校であるセントマーチンズにパターンカッティングの講師として雇われ、そのままセントマーチンズの大学院課程を卒業。
デビューが決まったのは、91年の卒業コレクションの時でした。「ヴォーグ」のエディターの目に留まったことがきっかけで、92年にはブランド「アレキサンダー マックイーン」を立ち上げ。翌年、ロンドンコレクションでデビューを果たします。
96年にはジバンシィのデザイナーに大抜擢され、反発もあったものの、徐々にデザインは認められていきました。
同年、ブリティッシュ・デザイナー・オブ・ジ・イヤーを受賞。26歳という若さで受賞をしたことで注目を集めます。

2000年、マックイーン社の株をグッチのグループ運営企業に売却。これによってジバンシィ社の親会社であるLVMHとの関係がこじれ、契約期限終了前にデザイナーとしての活動を更迭。
2002年には、春夏より自身のブランドをパリコレクションで発表しています。

2006年にはプーマとのコラボレーションで「Alexander McQUEEN PUMA」を発表。同年、英国赤十字のチャリティのためブシュロンとコラボしノヴァックバッグを発表します。2007 年、「サムソナイト」の高級ラインであるブラックレーベルとのコラボで、キャリアケースなどを発表。

アレキサンダー・マックイーンは、2010年に40歳の若さで死去。世界中に衝撃と悲しみが走りました。
2010年5月に、それまでウィメンズウェアのヘッドデザイナーとして活躍していたサラバートンがクリエイティブ・ディレクターに就任しています。

現代に映えるクラシカルデザイン。映画監督も務めるアメリカのデザイナー

ファッションデザイナーだけでなく、映画監督とも活躍するのが「トム・フォード」です。
トム・フォードは、1962年、アメリカテキサス州で生まれました。
若い頃は俳優を目指していて、大学在住からCM出演などを果たしています。
それと同じ時期に、スタジオ54やアンディ・ウォーホルのファクトリーに出入りしており、アートを愛し、流行に敏感な若者でした。
最初はニューヨーク大学で美術史を学んでいたものの、パーキンズ大学に編入して、1986年までインテリア・アーキテクチャーを学びます。
この頃から、徐々にファッション業界で働くことを志し始めます。

1988年、「ペリー・エリス」で働き、デザインディレクターに就任します。
90年、グッチのレディースウェアのデザインスタッフの一員となり、女性服のチーフ・デザイナーに就任します。
当時、グッチは再建に奮闘している時期でしたが、クリエイティブ・ディレクター「ドーン・メロー」の強い推薦で、トム・フォードはクリエイティブ・ディレクターに就任。
ここでトム・フォードが打ち出したのが、モード路線です。
それまではエレガント路線が主流でしたが、イメージを大幅に変え、豪華な素材と、スタイリッシュでモードなセクシーなイメージを確立させました。
これがきっかけでグッチは再建を果たし、94年には売上2,3億ドルだったにもかかわらず、2004年には30億円までアップしています。そして、世界3位までのぼりつめていくのです。

その後グッチがイヴ・サンローラを買収したことで、2000年以降、トムフォードはイヴ・サンローランのクリエイティブ・ディレクターも務めることとなります。
しかし2004年に、契約の更新をめぐって親会社と折り合いがつかず、退陣。
翌年には、ドメニコ・デソーレとともにトム・フォード者を設立し、ここで、ブランドとしての「トム・フォード」が誕生しました。
トム・フォードは日本にも店舗をかまえており、オートクチュールのような手法でメンズファッションを展開しています。現代に映える、クラシカルな雰囲気が魅力的です。

着物デザイナーになるためには?

日本の伝統が見直されている今、消費者の着物に対する興味も高まりつつあります。
アパレル業界に携わりたい方の中には、着物をデザインする「着物デザイナー」になりたい、と考えている方もいらっしゃるはず。

着物は洋服とは異なり、そのシルエットには大きな変化はありませんが、着物の世界にももちろんデザイナーは存在します。
着物デザイナーは、仕立てを考えながら、反物そのもののデザインをするのが主な仕事です。
布地をデザインする、「テキスタイルデザイナー」の着物バージョンと考えたらいいでしょう。テキスタイルデザイナーは、様々な布地に色と柄をつけていくのが仕事ですが、アパレル業界としては、洋服と、スカーフやハンカチなどのファッション小物のデザインをすることが多いです。他にも、カーテンやじゅうたんなどのインテリアファブリックをデザインする場合もあります。

着物をデザインするためには、それなりの専門知識が必要です。染色や絵付け、織り方など、一般的なファッション系の専門学校では学ばないような、高度な知識や技術が求められますので、和裁の専門学校で勉強することをお勧めします。
しかし服飾系学科を卒業するだけでも、道は開けます。デザイン、染色、織物などの技術や知識を習得し、まずは呉服店のデザイン部門や問屋の企画部などへ進む方が多いようです。そこで着物の伝統に触れ、より知識を深めることで、着物デザイナーとして活躍できる可能性が広がるのです。

また、着物デザインを募集しているコンテストもあります。
一般部門からプロ部門までありますので、伝統を活かしながらもオリジナリティ溢れるデザインを生み出し、授賞することで、着物デザイナーとして、業界に自分の名前を広げることができます。
着物デザイナーの活躍の場は、メーカーで製品を生み出すことや、映画や舞台でそのイメージにあった着物を提案するなど、様々です。しかしその中でも伝統の心を忘れず、後世に伝えていくことが大事な使命だといえるでしょう。

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