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ファッションデザイナーの仕事の流れについて

衣服のデザインを考えることだけがファッションデザイナーの仕事ではありません。

ファッションデザイナーには、デザイン考えてデザイン画を書く他にも様々な仕事が存在するのです。

今回は大まかなファッションデザイナーの仕事の流れについて紹介していきたいと思います。

(1)デザインの企画
ファッションデザイナーの仕事は、デザインの企画から始まります。

まず、デザインターゲットとなる性別・年齢・シーン・目的などを考えてファッションの具体的なコンセプトを決めていきます。

(2)デザインの描き出し
企画である程度コンセプトが決定したら、次はファッションデザインの描き出しを行っていきます。

現在のトレンドや、マーケットの情報を元に、洋服に使用する素材やカラー、シルエットなどを選んでデザイン描き出していきます。

(3)デザイン画のパターンメイキング
デザインが決定したら、次はパターンメイキング(デザイン画から型紙を起こす作業)に入ります。

パターンメイキングは基本的にデザイナーではなくて、パタンナーと呼ばれる人たちが行う作業なのですが場合によってはファッションデザイナーが手伝ったり、主導権を持って作業を進めていく場合もあります。

ファッションデザイナーの給料・年収について

皆さんはファッションデザイナーの給料についてご存じでしょうか?

女性を中心に人気の高いファッションデザイナーですが、気になるお給料は平均的か、または平均よりも少し少ないくらいなんです。

平成25年度版の賃金構造基本統計調査によると、デザイナー職の平均年収は35歳で約394万円となっています。

月額給与に換算すると296,600円ほど。ファッションデザイナーのお給料って思ったよりも安いんだ!と驚いた方も多いかと思います。

もちろん、これは全従業員の平均なので企業や状況により年収は異なります。

また、従業員数が1000人以上の大企業に勤めるファッションデザイナーの年収は650万円ほど。年収が数千万円を越える著名デザイナーというのは本当に希なんですね。

ちなみに「自分のデザインでがっつりと稼ぎたい!」という人は、自分のブランドを持ったり、大手企業のデザイン関連部署でキャリアを積んでいくという道があります。

どちらにせよ、日々の仕事を通じでデザイン力やスキルを磨きあげていく必要があるといえるでしょう。

ファッションデザイナーは、ファッションやデザインをすることが好きで、お給料は二の次でも構わない!という人が向いているのかもしれません。

ファッションデザイナーになるために重要なこと

美術系の大学やデザイン学校、服飾系の専門学校でデザイナーとしての知識を深めていくことも大切ですが、専門的な勉強をしていなくてもデザイナーになることは可能です。

私が思うファッションデザイナーになるために重要なこと。それは「感性や創造力が豊かであること」です。

もちろん、感性や創造力が豊かなだけではデザイナーになることはできません。

デザイナーになる為にはパターンの技術や素材の特性、デザインの基礎知識なども必要不可欠ですが、デザイナーとして最も大切なのは独自の感性です。

他にはない製品を生み出すためには感性や創造力はとても重要だと思います。

・デザイナーに向いている人

また、デザイナーに向いているのはこのような人達です。

・現状に飽きたらず、いつも新しいことに挑戦していきたい人

・幼いときから何かを作ったり、デザインすることが好きな人

・自分の考えたことが数年後ブームになった、という経験がある人

・人とコミニュケーションをとることが好きな人。

今のファッションデザイナーは大勢の関係者と共にデザインを考えることが多いです。

ですので、技術だけではなく周囲の人としっかりとしたコミニュケーションをとることができる、というのも大切だといえるでしょう。

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