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世界45の高級セレクトショップも取り扱う高級ブランド「イエンスラウガセン」

今回は、世界各国にある45以上もの高級セレクトショップが取り扱うファッションブランド「イエンスラウガセン(JENS LAUGESEN)」についてご紹介致します。

「イエンスラウガセン(JENS LAUGESEN)」は1967年デンマークで生まれた、デンマーク人のファッションデザイナー「イエンス・ラウガセン」の名前を冠するブランドです。

1987年に生まれ育ったデンマークからパリに移住し、パリのオートクチュール組合学校エコール・ドゥ・ラ・シャンブル・サンディカル・ドゥ・ラ・クチュール・パリジェンヌ(Ecole de la Chambre Syndicale de la Couture Parisienne)に入学、デザインの基礎などを学び1991年に主席で卒業し、ジバンシーやラバンヌといったブランドのアトリエでインターンを経験します。

パリオートクチュール組合学校卒業後、1991年から2年間の間はファッションジャーナリストとしてスカンジナヴィアのメディアで勤務します。

1993年INSTITUT FRANCAIS DE LA MODEに入学し、マネージメントコースにて博士号を修得した後、セントラル・セントマーチンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインの修士課程を卒業と立て続けに学校に入学しファッションやデザインに関する知識を得ます。

2000年にはロンドンに戻ってセントラルセントマーチンズにてウィメンズウェアのコースに2年間在学。その後若手デザイナー支援プログラムで受賞し、ロンドンファッションウィーク等でコレクション発表が認められブランドとして軌道に乗り始めます。

そして2003年の春夏コレクションに初めて出展。

ロンドンやパリといったファッションウィークにてコレクションを発表していく事で、世界各国にある45以上の高級セレクトショップでの取扱も始まり、日本のビームスインターナショナルなどでも取り扱いが始まりました。

しかし2008年、資金を投資してくれるパトロンがなかったためブランドを閉鎖。現在は、高級既製服を扱うクライアントのため、クリエイティブディレクターや設計アドバイザーといったコンサルタント業務を中心に行っています。

幅広いアイテムを手がける「アンソフィーバック」

今回は、幅広いアイテムのデザインを手がけるファッションブランド「アン・ソフィー・バック(Ann-sofie Back)」をご紹介します。

「アン・ソフィー・バック(Ann-sofie Back)」は、スウェーデンのファッションデザイナー「Ann-sofie Back」自らの名前を冠するファッションブランドです。

1971年にスウェーデンのストックホルムで端所したアン・ソフィー・バックは、最初にベックマンデザイン学校でデザインを学び、セントマーチンズに進学を決めます。

セントマーチンズ在学中の1997年「スウェーディッシュ・エル」にて最優秀デザイナー賞を受賞。その1年後の98年にはジョーケイリーヘイフォードの下でアシスタント業務を経験、同年には自身の名前を冠するファッションブランド「アンソフィーバック」を設立するのです。

ちなみに同年セントマーチンズも卒業しています。ファッションブランド「アンソフィーバック」を設立しファッションデザイナーとして活動する傍ら、雑誌などのスタイリストとしての仕事も経験しています。

2002年のS/Sでは、パリコレクションのオフスケジュールにてデビューを飾り、2年後の2004年にはロンドンコレクションにも参加。2006年にはメンズウェアのラインをスタートさせ、翌年の秋冬シーズンにはアクセサリーコレクションも手がけるなど、衣服だけに留まらず装飾品まで幅広く扱う様になってきます。

その後、地元スウェーデンでの人気ブランド「チープマンデイ」のデザイナーに就任し数々のデザインも手がけるなど知名度も上がってきています。

2014年現在では、もともとのレディースファッションの他、メンズウェアやディフュージョンラインでもある「バッグ」、そしてアクセサリーなど複数のラインが発表され人気を博しています。

日本に直営店は無いようですが、セレクトショップや楽天を初めとしたインターネットショップモール等で購入可能なようです。

奇抜なデザイン性が際立つ「マラヤンペジョスキー」

今回は生き物やスカルのモチーフを使った奇抜なデザイン性が際立つ「マラヤン ペジョスキー(Marjan Pejoski)」について紹介致します。

「マラヤン ペジョスキー(Marjan Pejoski)」は、1968年マケドニアで生まれのブランド名と同名のデザイナー。2001年の春夏シーズンにロンドンコレクションでデビューを飾りました。

1989年にイギリスに渡ってジュエリー、シューズのデザインなどを学び、さらにチェルシーアートスクールにてファッションのイラストレーションを専攻。セントマーチン美術学校に入学しレディースウェアデザインなども学んだりと、複数の大学でファッションデザインを学びました。

99年に同校を卒業後、同年にマラヤン ペジョスキーがデザインした白鳥モチーフのドレスを、アイルランド歌手のビョークがカンヌ映画祭の授与式で着用したことにより、一躍世界中に名前が知れ渡ります。

そして1年後の2000年に自分の名前を冠するブランド「マラヤン ペジョスキー(Marjan Pejoski)」を設立し、翌年の2001年春夏シーズンのロンドンコレクションでデビューを果たしました。

同ブランドの特徴は、ビョークが着用した白鳥モチーフのドレスをはじめ蝶など、生き物をモチーフとしたデザインが多く、その他にも骸骨・髑髏などもモチーフとして取り入れ、全般的に奇抜なデザインを得意としたデザイナーです。

また、古今や過去未来、現在の技術と過去の技術などなど、相対するものを融合させるといった手法を使い作品を作り上げるといったことも積極的に行い、ロンドンとパリに「Kokon To Zai」というセレクトショップのバイヤーや、オリジナルブランドのデザイン、アーティストの衣装のデザインなども務めるといった幅広いデザイン活動もしています。

2009年には「DRESSCAMP(ドレスキャンプ)」のヘッドデザイナーに就任しましたが、1年後の秋冬コレクションを最後に退任。

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